本当に生きづらい人って
まず自分がつらいことが
自分でわかってない。
当たり前だと思ってる。
つらいとか苦しいとか
感じそうになると
このくらいで
つらいの苦しいの
いうんじゃない!
ってすかさず否定するから
つらいって感じない。
自分なんかに
つらい苦しいいう資格はない
って思ってるから
感じないように我慢する。
我慢してることも
感じないようにするから
なんにも感じない。
そのかわり
おもしろいこともうれしいこともない。
全てが
「こんなもんだろう」
の一言でやり過ごされていく。
感じることにフタして
フタしてることも感じなくして
べつに。
大丈夫。
という。
ただ、体調だけはいつも悪い。
これがほんとに生きづらい人。
だからね
まずは「つらい」って感じることを
自分に許す必要がある。
つらいって言ってもいいんだよ。
苦しいっていってもいいんだよ。
って、自分に言って
ほっと力がゆるむ必要がある。
でもほっとすることさえ
「自分がそんなことしちゃいけない」
って禁止してるからね。
「いや、だって、しかし」
とか言って
アタマの中にはあいかわらず
怖い人が登場して責め立てるからね。
身体がそういう仕様に
なっちゃってるのね。
だからまずは
身体をゆるめる必要がある。
息を思いきり吐いて
たくさんあたためて
身体を重力に預けて
温泉でも岩盤浴でもいい
あっためるボディケア
マッサージでもアロマでもいい
誰かに丁寧に触れてもらうのもいいね。
いいからともかく身体から入る。
まずは自分にそういうことを
してあげてもいいと
もう思い切って
そういうことしちゃっていいと
そんな自分のことに
お金と時間を使うことも
そこだけはどうしても
自分に許可してあげて。
「いや、だって、しかし」
とガタガタ言うアタマを
強行突破して
いいからともかく身体をゆるめる。
そこさえ突破できたらね。
まずは身体が教えてくれるでしょう。
「あれ、感じていい・・・の?・・・かな?」って。
いいんだよいいんだよ、いいんだよ。
よくがんばってきたねー。
よくがんばってきたねー。
たくさんがまんしたねー。
くるしかったねー。
つらかったねー。
そこに身を投げてしまえ。
身を投げて
もういいや〜・・!!
って身を投げて
ああ、がんばったよ〜〜
ああ、ほんとに辛かったんだよ〜〜
って涙とともに出てきたら、
うんほら、
やっと通電した。
「いのち」が通ったね。
それ。
それがあなたのいのち。
それが本当のあなた。
「生きづらい」からの脱出は
そこからはじまるよ。
つらいって感じていいんだよ。
苦しいって感じていいんだよ。
まずはそこからね。