生きるのがしんどい人は「いのちの逆回転」をやっている

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カウンセリングで何人もの方とお話ししていると、
ある共通する傾向というのが見えてきます。

「特定の誰それさんの例」とかではなく、
いろんな方の奥底に流れている「共通項」を発見することがあるのです。

このブログはそんな気づきを元に書いていることが多いです。

さて、今日はそんな「共通項」の中から、
最近特に私が「これって超〜〜重大だよねー」と思う一つの傾向について。

うまくいかない根っこにある「存在否定」

基本的に人生うまくいかない、おもしろくない。

過去を振り返っても
いいことなんかないし
しんどいことばかり。

何かに夢中になったこともないし
やりたいこととかべつにない。

生きててもぜんぜん楽しいと思えない。
生きる気力もあんまりない。

そんな感覚を持っている方への、今日は、一つの考察ポイントです。

いったいどうしてこんなにしんどい人生になっちゃったんでしょうか。

生まれた環境のせい?
遺伝のせい?
努力が足りないせい?
時代のせい?
運命のせい?
星の巡り合わせのせい?

実は、もっと根本的な原因があるようです。

そういう感覚を持っている人の中では無意識レベルで
「自分のいのちを否定している」自分
がいるのです。

その感覚をあえて言葉にすると

「私は生まれてこない方がよかった」
「私なんかいない方がいい」
「私はここにいちゃいけない」

といった感覚です。

これを私は「存在否定ビリーフ」と名付けています。

自分の生命や存在そのものを否定しているからです。

ビリーフとは「思い込み・信じ込み」のこと。

あくまでもこれは信じ込みです。

そう信じ込んでしまったので、いつもそう感じるのです。

深いところでこういう存在否定の感覚を抱えている方はわりと多いです。

自覚していている、していないの違いはあっても。

考えてしまったらあまりにも恐ろしいので
考えないようにしてフタをしていることもよくあります。

でも、それは確実に自分の内側に、誰にも見せられない暗部のようにして存在している最大の「怖れ」です。

「いのちの逆回転」が矛盾そのもの

この存在否定ビリーフがあると、人生は基本的にしんどく苦いものになります。

なぜなら、これは根本的に
「この世に生きるな」「存在するな」
という自分に対する指令になっているからです。

「生まれてこない方がよかった」は
つまり「自分は死んでた方がいい」という意味になります。

今あるいのちに対する、真っ向からの否定です。

人生というのは、いのちが生きるステージであり

いのちというのは自然にしていれば「生きる」方向へと回っていくものです。

「生命力」というくらいでね。

いのちは、ほっておけば生きて、伸びて、成長しようとするものなのです。

活動し、エネルギーを放出していくのが、いのちの本来の方向です。

にもかかわらず、人間の思考には「ビリーフ」ってやつがこびりついています。

ビリーフは時として、いのちとは正反対の方へと駆り立てるものです。

「私は生まれてこない方がよかった」
「私なんかいない方がいい」
「私はここにいちゃいけない」

と信じ込むということは、

生きようとする本来のいのち、そして現に存在しているこのいのちに真っ向から対立して

「死んだ方がいい」
「存在するな」

と水をかけている、ということになるのです。

活動をさせず、エネルギーを止める方向です。

だから、望むことなどなくなります。
楽しいことなど感じなくなります。
何もかもが色あせています。

それにふさわしい他人や出来事が、舞台装置のように自分を取り囲むようになります。

私はこのことを
いのちを逆回転させている
と言っています。

生きる方向、存在する方向が右回りだとするならば

この存在否定ビリーフは

死の方向、存在を消す方向ですから、いわば左回り。

本来、いのちが右に回ろうとするものを、思考が無理やり左に回そうとしている。

逆回転

この矛盾と葛藤にエネルギーは費やされてすり減ってしまいます。
アクティブなエネルギーは生まれません。

だから

何かに夢中になったこともないし
やりたいこととかべつにない。

生きててもぜんぜん楽しいと思えない。
生きる気力もあんまりない。

そうなるのももっともなのです。

そもそも「おまえは生きるな」とビリーフが言っているのですから。
「イキイキ」なんかできないですね。

なんという矛盾でしょうか。

だって実際今、生きているのに、ね。

ですから、この「いのちの逆回転」を変えない限り、生きることへの、人生全体への苦しさは消えることがないでしょう。

このビリーフを放置したまま
「やりたいことやりましょう!自己実現しましょう!」
と叫んでみたって

いのちの根本が逆に回ってますから、絶対に叶わないでしょう。

ですから、本当に自分の人生なんとかしたい人はまず、この「存在否定ビリーフ」を解体して、いのちを「正回転」に戻す必要があります。

つまり

「私は生まれてきてよかった」
「私はいた方がいい」
「私はここにいていい」

と、本当に腑に落ちる場所に立つこと。

自分のいのちにOKを出す
自分の存在にOKを出す

ということです。

ここから
自分が自分の人生をクリエイトする
という旅を始めることができます。

「じゃ、どうやったらそんな
自分の存在にOK出せるようになるんですか?」
といったら・・・。

うむ、それはまた
話せば長い道のりがあってですねえ。。

そのためにはまず

なんでこんな「存在否定ビリーフ」を信じ込むようになっちゃったのかっていう

その理解が必要かなーと思うので

それ書かなきゃなーと思うんですが、けっこう重くてめんどくさい話なのよねー。

けど、書きました。

次の記事→「いのちの逆回転」はどうして始まるか

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

人生転換の専門家・心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット心理学®」を提唱し、がんばっているのに生きづらい人や、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
 
活動6年で延べ4,000名以上の人生を好転させてきた他、カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎ツナゲル株式会社代表取締役

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