私はカウンセラーとしてセッションすることや、講座で教えることを仕事にしていますが、自分が受ける側になることもあります。
やはり基本的に探求が好きなので、心理系からかなりディープなスピリチュアル系まで、興味のあるセミナーや、ピンときたセラピストさんの個人セッションに申し込んで行ったりしています。
そうやって自分が学んだり気づいたりして自分の内側が変わると、
不思議なようですが、こんど自分がセッションする側になった時に
「あれ、なんかセッションのレベルが変わった!」と思うことがあります。
クライアントさんから出てくる話がめちゃくちゃ深くなってたり、
クライアントさんの変容がずいぶん進んだりするのです。
具体的に何か新しい技術を使ったとか、そういうことではないんです。
やっていることはそれまでと別に変わらなくても、何か言葉ではないところで、通うエネルギーが変わるというかんじでしょうか。
結果として、より楽に、よりよいセッションになっていっている実感があります。
だから、カウンセラーやセラピストが、セッションが上手になったり、結果を出せるようになりたかったら、
自分を整えること、自分のエネルギーレベルを変えることがいちばん早く本質的だと思います。
つまり自己探求という修行はどこまでも終わらない、ということですね。
でも「修行だから!」と力を入れるのではなく、
やっぱり好きだから、おもしろいから、でいいと思います。
興味の向くままに、いろんなところへ行って、いろんなことを学んで、いろんな体験をして。
そういう体験の集積が、自分の境地になり、それが自分オリジナルのセッションになり、クオリティになっていく。
そんなかんじなのではないかと思います。
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