大学の方は前期が修了して、これから夏休み。
この夏重点的にしたいことは・・・・
三味線!
・・・と言っても色々ありますが、特に民謡三味線です。
以前からやりたいな〜と思っていたのですが、
スケジュールに一区切りがつき、
またちょうど近場に手頃なお教室がみつかったので、
今月からお稽古を始めることにしました。
実は昔、芸大時代に1年間、長唄三味線をかじっているため、
全くの初心者ではないのです。
しかし、それからまったくのブランク幾年月。
あの三味線のバチが皮に当たる独特な感触と音が恋しくなってきました。
でも、なぜ今回長唄ではなく、小唄でもなく、民謡なのか。
元々民謡に触れたのは、ずいぶん前にお仕事で
民謡歌手の伊藤多喜雄さんという方に出会ったのがきっかけです。
それで民謡の面白さを知って、色々なCDを探して聴いたり
なんとなくまねして口ずさんだりしていていました。
以前のエントリー「土地の唄が血に響く・楽しい民謡の世界」。
そんな背景がありつつ
今年から音楽療法の勉強を始めて、
施設での実習などもあり、現場のことも少し経験する中で、
高齢者施設でのセッションなどでは、皆で民謡を歌う機会も多いことを知ったのです。
通常、音楽療法の伴奏はピアノなので、
民謡をやる場合もピアノでやっているわけですが
参加者の方が太鼓や鈴を叩いて盛り上がっていたりすると
「やっぱり、ここで三味線の伴奏あったら最高だよね〜〜」とか
1人密かに思うこと多々あり・・・。
そうだ、将来は三味線で伴奏してあげられるようになる!ってどうよ?
お〜、それいいわ!やるやる、お稽古やる!
な〜んて1人で盛り上がって、
元々の民謡好きにそういう大義名分もついて。
まあ、単純にやりたかっただけなんですけどね(^ ^)ゞ
そういうわけで、早速お稽古では「黒田節」「博多子守唄」を習い、
とりあえずレンタルした楽器を家で練習する毎日が始まってる夏なのです。
久しぶりの三味線は楽しい。
そして、馴染みのあったあの曲が実際に弾けるなんて!
っていう、たいへん初心者的な、習いごとの無垢な喜びもw 味わってます。
ずいぶんブランクがあったけど、自転車乗るのと一緒で、
一度身体が覚えたことって、わりとすぐによみがえったりするみたい。
がんばって、いい音でかっこよく弾けるようになりたいです。