「◯◯になったらどうしよう」
ってよくいいますね。
その◯◯っていうのは
だいたい良くないことね。
多くの人は未来に対して
明るい予測はあまり持たなくて
圧倒的に暗い予測ばかり持つ。
できなかったらどうしよう
失敗したらどうしよう
変に思われたらどうしよう
嫌われたらどうしよう
怒られたらどうしよう
人が離れていったらどうしよう
浮気されたらどうしよう
離婚されたらどうしよう
お金がなくなったらどうしよう
食えなくなったらどうしよう
そう考えると怖くなって動けなくなる。
だから変えられない。
出られない。
勇気が出ない。
だから我慢する。
同じところで同じことを繰り返す。
つらくてもしんどくても。
はいつくばっても倒れても。
変える勇気を出すより
我慢する方がマシ
ってなっちゃうのよね。
でもね、
ちょっと考えてみてほしいのだけど
「◯◯になったらどうしよう」
って言ってる時って
「どうしよう、どうしよう」
しか言ってなくないですか?
「どうしよう」とは口走ってるけど
頭はそれ以上回ってなくないですか?
「◯◯になったら・・」って
「なったら困る未来」っていうのを
一生懸命想像して
恐れることに頭を使っていて
「じゃあ実際どうすんのよ?」
ってことには頭使えてなかったりする。
実は思考停止。
だからそういう時は
頭を使ってちゃんと考えてみよう。
具体的に
「◯◯になったらどうするのか」
を考えてみればいい。
「できなかったらどうしよう!」
・・・ていう、それ
そうなった時のこと
ほんとに考えてみて。
できなかったら、実際どうする?
なにする?
どういう対処する?
何ができそうなのか?
どうするのか?
もしかしたら
もう一回やってみればいいだけ
かもしれないよね?
改善して工夫すれば
なんとかなるかもしれないよね?
できるようになるまで
練習すればいいかもしれないよね。
ちゃんと調べて綿密に計画立てたら
済む話かもしれないよね。
ごめんなさい!って言って
もう1回チャンスもらえば
いいかもしれないよね。
「お金がなくなったらどうしよう!」
じゃあ、本当にお金なくなった時どうする?
バイト探す?
借金する?
クラウドファンディングする?
家にあるもの売る?
住み込みで働く?
誰かに助けてもらう?
生活保護受ける?
少なくともいくつかは
対策としてありだったり
するじゃないですか。
ていうか
そこまでお金なくなる前に
できることあるかもしれないよね?
いざとなったらそうするわ!
もうそれでもいいわ!
って思っておくことが
「肚を決める」ってことなんだよね。
肚さえ決めれば
「どうするか」はいくらだってあるんだから。
その上で
できない理由をいろいろ探すんじゃなくて
どうやったらできるかを考える。
本気でなんとかしよう!
っていう方向に頭を使えば
きっと何かみつかる。
本気で足掻いて
がむしゃらになった時には
ちゃんと思いつく。
頭はそういうことに使おう。
空想の恐怖に対して
「どうしよう」じゃなくて
「どうするのか」
「どうしようか」
仮説と方法を
本気でちゃんと考える。
わからなかったら
色々と調べる。
それが頭がやる仕事なんだよね。
それができたら
ただ「どうしよう」ばっかり
言ってるだけの闇雲な恐怖が
かなりゆるんでくるはず。
そして大事なことは
「どうにかできる自分の力」
を信じていることね。
実はそこがあれば
なんとでもなる。
そこがないなら
「どうしよう」から抜け出せない。
「どうにかできる自分の力」を
信じているか?
それが問題の本質であり
自分や人生を変えていくための
重要な鍵なんです。