どうにかしたいなら、Doingしないとね

vn39uekx00s-scott-webb

「がんばらなくていい」の意味

BeingとDoing という言葉は
最近だいぶ知る人が多くなっています。

Beingとは、あり方。存在。
Doingとは、やり方。行動。

どっちが大事とかじゃなくて
どっちも相互に重要視しようよ、
というのが
私がやっていることでもあります。

最近流行っている

がんばらなくていいよ
そのままでいいよ

っていうのは
苦しみながらがんばっちゃう人に効く言葉です。

がんばっちゃう人っていうのは
逆にいうと、がんばれる人。

つまり、やるときゃやれる人。
やったら、かなりやっちゃう人。
だから、やれちゃって
それなりに結果出すこともできちゃう人です。
つまりDoingはまかせろ!という人たちね。

それはすばらしいことなんですが
ただ、こういう方達は
その奥の原動力が、欠乏感や罪悪感である場合も多く
そのがんばりが
苦しくしんどいものになっちゃうことも多いのです。
Being(存在)にOK出せてないから。

だからこそ
「がんばらなくていい」が効くのです。

あなたという存在そのものは
がんばらなくても、いい(OK)よ
そのままで、いい(OK)よ

ということです。
そのままいても、何も欠けてないし、罪でもないよ
ということです。

つまり

がんばらなくていいよ
そのままでいいよ

はBeingについての話なんだね。

それでエネルギーが中和されてニュートラルになるから、結果的にもっと楽にDoingできようになるし

やらなきゃ!じゃなくて、やりたいからやるし、やりたくなかったらやらなくてもいい。

「がんばらなくていい」なんて言っている有名な先生たちも、実はもともとかなりやってきた人たちなんです。

Doingの底力があって、やればできちゃう人たちです。

そうやってさんざんがんばってきて結果出してる過去があります、皆さんそれぞれに。

そこまでやったからこそ「なんか違うな、もう違うな」って気がついちゃって

だから「がんばらなくてよかった!」というところにたどり着いたのです。

がんばったことがない人の場合

そもそもこれまで
がんばったことがない人や
もともとそんなにやらない人や
やり方がわからない人が

がんばらなくていいよ
そのままでいいよ

をそのまま信じると、
ちょっと微妙に違うかも。

Doingを
そんなにがんばらなくたって
まあそのまま、そこそこ楽にしてれば
なんかどうにかなるのかな、って

思うのだったら
それはどうにもならんのでは?と
私は思うのです。

もちろん、この人生、それほどガツガツどうにかしたいとか思わない人はいいんですよ。

でも、なんか成したい、自分の思う方向に動かしたい、と思うなら。

Doingしないとね。

この現実世界は、BeingとDoing両方で動いていく世界です。

やっぱりDoingなしでどうにかなるのは難しいと思うのね。

だから、やらない人は
まずやらなきゃだと思うのよ。

やり方わかんない人は
やり方から習って、コツコツ練習するのよ。

Beingは そのままでいいから

がんばってDoingしたことがない人は
とにかくがんばってやることが課題です。

無心に
必死に
がむしゃらに
勤勉に

どうやったらやれるのか
しつこく考えて

できなかったらできるようになるまで
しつこく食いついて

こうしてみたら、こんどはああしてみたら、と
追い求めて

かつ、すぐに結果を求めず淡々と
やることです。

現実動かしたいならね。

やりたいの?やりたくないの?どっちでもいいんだよ。

だけど、たぶんなー

「わかってるけど。やろうと思ってもやる気がしないんです〜、体が動かないんです〜、そこまでやりたいかどうかわかんないんです〜」

ていう人も多いんだろうなーと思います。

そういう場合どうするかは、すごく個別に色々あると思うので、ここで一括にこうだとは言えません。

いろんなものが絡んでくるからね。

でも、一つはいえる。

そんなにやりたくないんだったら、
ほんとはそこまでやりたくないのかもよ?

だったらやらなくてもいいんだよ。

やりたいことやってワクワク生きなきゃいけない、ってわけでもないんだよ。

楽がしたいなら
「楽がしたい」が
いちばんやりたいことなのかもよ?
だったら楽しててもいいんだよ。

なんにも成さなくたっって
ただそのまんま普通に生きていたって
いいんだよ。

すごくならなくてもいいんだよ。
そこそこで満足したっていいんだよ。

前向いてなんか成したいなら
がんばればいいよ。

べつにそうでもないなら
がんばらなくていいよ。

どっちで生きたいの?
どっちでもいいんだよ。

だから、こういう時にまた

がんばらなくていいよ
そのままでいいよ

なんです。

好きなようにしたらいい。

ほんと、どっちでもいいんだから。

ただ、ほんとにやりたいなら
ほんとに何か成したいなら
目指すなにかがあるんだったら

やれよ!
がんばれよ!

なんだよ。

 


この記事を書いた人

Avatar photo

大塚 あやこ

心理カウンセラー/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸大作曲科卒。演奏家・作編曲家として20年間第一線で活動後、燃え尽き体験をきっかけに人生の転機を経て心理カウンセラーに転身。
悩みの根本原因に素早くアクセスする独自メソッド「ビリーフリセット®」を確立。個人相談から企業研修まで幅広く展開し、協会認定カウンセラーを多数輩出。Udemyオンライン講座「はじめての傾聴」は2万名超の受講者を誇る常時ベストセラー。 心の構造を論理的にモデル化する独自アプローチが、ビジネスパーソンから高い支持を得ている。

ビリーフ無料診断

「どうして私こうなっちゃうの?」という悩みのパターンには原因があります。

その謎を解くカギが「コアビリーフ」。

あなたに入っているコアビリーフを簡単診断。下の画像をクリックして、チェックしてみてください。

【オンライン】創造と破壊、そして飛躍!新時代の「心の使い方」実践セミナー

「内なる心の力」を使って新時代に飛躍する!オンライン3回シリーズセミナー

2025年1月〜2月

トーク&セッション「鎌倉会」

月いち、鎌倉、日曜午後

本質に届くお話とグループセッション。

あなた自身の「本当」と出会い、軽やかに心が満ちてゆく時間を

講演会「戦わないで、本来のパワーを発揮する」大阪・東京

戦わなくても・・否、戦わないからこそ解き放たれる本来の力がある!新時代を切り開くビジネスパーソンの方におすすめ

10期BLC(ビリーフリセット・リーダーズ講座) 2025年東京・大阪開催

心の限界を外し、本来の力を解き放つ!

新時代のリーダーシップ講座

BPC(ビリーフリセット心理士養成講座)2025年新規開講

カウンセラー・セラピスト・コーチなど、心理援助をしたい人のための9ヶ月間のプログラム

動画で学べる「話の聴き方」講座

オンライン学習サイトUdemy(ユーデミー)で常時ベストセラー

◎人の話が楽に聴けるようになる【はじめての傾聴】カウンセラーが現場で使っている「話の聴き方」