今日はものすごく簡単にいいます。
自己肯定感が低いとか
悩みが尽きないとか
生きづらいとか
それが解消するにはどうすればいいかっていうと。
すごくすごくシンプルな極論を言うね。
極論なので、あえていろんなことをそぎ落としますけどね。
それは
あなたが子供の頃の
具体的には5歳くらいまでの間に感じたはずの
かなしい、さびしい、つらい、
はらたつ、こわい
を、ちゃんと思い出して
あーそれ感じてたんだー!!
って体感すること。
なおかつ
それを感じる自分でもいい
って受け入れること。
さらに人によっては
生まれる前とか生まれた直後とか
ようするに赤ちゃん時代
言語を獲得する前に感じていた
恐れと不安と混乱と
無力と絶望
を、体感として思い出して
あーこれ感じてたんだー!
って認めること。
なおかつ
そんなふうに生まれてきた自分でもいい
って受け入れること。
まずはこれなんだ。
そういう過去の感情の総体のことを
「インナーチャイルド」といいます。
自己肯定感が低いとか
悩みが尽きないとか
生きづらいとか
っていうのは、インナーチャイルドが傷ついているということなんです。
だからそれをなんとかするための一歩は、インナーチャイルドに目を向けることであり、幼い頃に傷ついた感情をケアすることなんですね。
そしたら次に
そばにいてほしかった
だっこしてほしかった
見てほしかった
聞いてほしかった
わかってほしかった
守ってほしかった
愛してほしかった
を、ちゃんと思い出して
あーそれ感じてたんだー!!
って体感すること。
なおかつ
それを感じる自分でもいい
って受け入れること。
さらには
それを自分が感じても
あの親は壊れもせず傷つきもせず
大丈夫だったんだって
腑に落とすこと。
結局それに尽きるような気がします。
そういう元々のシンプルな感情。
それを、あの頃の幼い自分は
確かに感じていたのに
そこを感じないようにフタをして
封印して
記憶の底に沈めてしまったところから
人生のねじれと
自己否定のテンコ盛りが始まる。
てことは、
人生ねじれて自己否定テンコ盛りに
なってしまってるのなら
逆をやればいいってことね。
記憶の底から引っ張り出して
封印を解いて
ちゃんと感じる。
それは今からだってできることなんだ。
だけど、そんなシンプルな「そこ」に戻ることがけっこう難しい。記憶の底に沈んでるから、そもそも思い出せないことも多いんです。
だからこそ、そういうところにアクセスする手段を持っているカウンセラーやセラピストの力が有効というわけ。
よくいわれる「インナーチャイルドの癒し」っていうのは、そういうことをいいます。
そういうわけなので、カウンセラーやセラピストを使える機会があればそうすればいいと思うけど、そういう機会がない場合は、とりあえず、
日頃から自分の心が何を言ってるかなー?と問いかける姿勢を持ち、さらに自分の中にある
かなしい、さびしい、つらい、
はらたつ、こわい
のような感情に慣れること。
それを嫌わずに、そういう感情が出てきたら「感じてもいいんだよ」と許可してあげることです。
そんなコツコツした心がけが、風通しよくインナーチャイルドとのつきあっていくためのコツだと思います。