本当にその人のことを愛するなら
その人のために自分がどうすればいいか
あるいは、どうしなければいいか
「やり方」はいくらでも思いつく。
本当にそれをやる覚悟があれば
そのことのために自分がどうすればいいか
あるいは、どうしなければいいか
「やり方」は必ず思いつく。
そこに「私」を差し挟まない。
根底の自己否定と
それゆえの
表層の自己防衛
そんな「自分」への執着から
一切離れた状態になればなるほど
どうすればいいか、
なんていう「やり方」は
新しいインスピレーションとして降ってくる。
過去の引き出しの中にはない
新たな形として
虚空から何かが生まれてくる。
そうしたら
それをやるだけだ。
だから
愛さえあれば
マニュアルはいらない。
覚悟さえあれば
前例はいらない。