誰でもできる易しい方法 ・いにしえの先人を想う

 

易行と難行

仏教に「易行」(いぎょう)という言葉があります。

仏教の専門的なことになるといろいろな論説があり、私の専門外なので、ここではあくまで私の解釈のお話で進めますね。

易行とは「誰もがたやすく行える修行」というような意味ととらえます。

「易しい行」と書くくらいですからやさしいわけです。

だから、どんな人も取り組める。

 

じゃあ反対は何かといったら「難しい行」ですね。

難行とはつまり、自分の努力と根気でコツコツ山登りするように積み上げて達成していく道。

それはおそらく本格的であり、主流であり、正道である方法論ということでしょう。

だからこそ、それだけの時間と労力と根気をかけ続けることができる人は限られているのです。

できない人はどうなるの?

昔は、仏教の修行とはそういうものだったわけです。

一部の出家したお坊さんが、何年も修行して難しい経文を勉強して努力して、やっと至る悟りや救い・・・

しかしそれだとすると、そこまでやりこんだ人しか悟れない、救われない、ということになります。

 

そしたら、そんなことやれない、そもそもやれる環境にもない普通の庶民はどうなるんだ?

普通の人は無理ってこと?

そういう人は救われる道はないってこと?

ってなりますよね。

それで

「うーん、どうしたらいいんだろう?どうしたらいいんだろう? できる人もできない人も、どんな人でも救われるにはどうしたらいいんだろう?」

って考えたのが、法然さんや親鸞さんだった。

あー、すいません、私の解釈です。

その宗派の方、
「勝手にセリフ作んなよ!」
って思ったらごめんね。

 

でもね、それって愛ですよね。

できる人だけじゃなくて、すべての人に道はないのか?っていう思いの切実さ。

その愛の心から

「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで救われるのだ。

阿弥陀様にお任せさえすれば大丈夫だ!

という方法論が生まれてきたのです。

これはね、ほんとにほんとに研ぎ澄まされた愛による最低限」だと私は感じます。

仏教でいうところの「慈悲」ですね。

どれほどの愛・慈悲によって、これが生み出されたのだろう。

 

高度なことをやりこむことができる気力・知力・体力・根性等々を持ち合わせた「ガチ修行系」な人からすると

「そんなんで済むわけないだろが!?甘いんだよ!」って思っても仕方がないと思うのね。

あまりに最低限すぎて。

実は私も、昔はそう思ってました。
「なんじゃそれ?」って(^ ^;

 

でもね、今なら、それもありだと思えます。

ガチでやりこむ道もありだけど、これだけ最低限の道もあり。

だって、その最低限に触れることで「今より少しでもよくなる人」がいるのなら!

そこに希望を見て、愛をかけたのが、法然さんや親鸞さんではなかったのか・・・

と思いをはせるわけです。

(あ、その宗派の方、また勝手に妄想してごめんね、、、)

ビリーフリセットの「易行」

そのように、誰にでもできる「最低限」の方法論を「易行(いぎょう)」といいます。

なんで私が今、こんなことを語りだしているかっていうと、私のやっているビリーフリセットにもまさにそのような「易行」が必要だ、と考えたからです。

 

ビリーフリセット・ワークは、よくできたメソッドですが、それでも修練・習熟が必要です。

さらに深いレベルでリセットしようと思ったら、カウンセラーレベルの理論の勉強も必要だし

自分が勉強しなかったとしても、ちゃんと勉強と修行をしたカウンセラーに、それなりのお金を払ってセッションしてもらう必要があります。

じゃあ、そこまでできない人は、ビリーフリセットできないの?

一生、狭くて苦しい頭の中の「ビリーフワールド」に囚われてなければいけないの?

少しでも自分でビリーフから抜けられる力をつけることはできないの?

どんな人でもすぐわかる、すぐできる、まさに「念仏」のように簡単な方法はないの?

そう思うところに、「易行」の必要性が浮上するわけです。

 

そこで今回、ZOOM無料セミナーを行うにあたって、私は一つの「易行」を作りました。

「ビリーフリセット起動の鍵」。

誰でもすぐに覚えられる。

言ってみるだけ、唱えるだけで、ビリーフから離れるキッカケが起動する。

何度も何度もやれば、きっと「ビリーフから離れる力」が育つ。

まさに「易行」です。

 

これを、今日(3/7)おこなった無料セミナー第1回めで皆さんにお伝えしてみたところ、

その場ですぐに「あー!」と目からウロコが落ちる人多数。

おお、いいみたいじゃない!?

効くじゃない!?

手応え、上々です。

そういうわけなので、今日は、ビリーフリセットとしての「易行」を世の中に出せた日として、私にとってはちょっと思うところあったので

いにしえの先達の方たちに、思いを馳せてみることになったのです。

 

私は特定の宗派の関係者ではありません。

けれども、昔から仏教的な思想にはとても馴染みがいいです。

たぶん過去生でずいぶんやってたと思う(^ ^)

仏教的な「衆生への慈悲」(つまり、みんなへの愛)に、私自身もとても響くところがあるんですよね。

感じてしまうものは仕方ないね。

 

さあ、そんな初公開の新ネタ「ビリーフリセット起動の鍵」も含めて、

ビリーフのみつけ方、ビリーフのはずし方を90分でサクッと教えちゃいますよ。

「無料でここまで出すのか!」って驚かれるレベル。

 

次は3月13日(土)と、25日(木)。

この日この時間がダメな人も、お申し込みいただければ後からzoomのアーカイブ見れます。

 

はじめての方はもちろん、

ある程度学んだ人や、「ビリーフリセットやったし、わかるし!」って思ってる方ほど、ぜひ来てみてほしい。

そして、「あなたのビリーフリセット」を、さらにアップデートしていってください。

 

 

 

参考:仏教が関係する記事はこちらも

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理カウンセラー/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸大作曲科卒。演奏家・作編曲家として20年間第一線で活動後、燃え尽き体験をきっかけに人生の転機を経て心理カウンセラーに転身。
悩みの根本原因に素早くアクセスする独自メソッド「ビリーフリセット®」を確立。個人相談から企業研修まで幅広く展開し、協会認定カウンセラーを多数輩出。Udemyオンライン講座「はじめての傾聴」は2万名超の受講者を誇る常時ベストセラー。 心の構造を論理的にモデル化する独自アプローチが、ビジネスパーソンから高い支持を得ている。

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