とにかく不安。
不安だ不安だ不安だ って
なんだかいっつも言ってる。
実際言ってなくても
心の中ではいっつも言ってる。
何がどうだから不安ていうより
なんかしらんけど
アレも、コレも、ソレもとにかく不安で。
そういう方は、ちょっと考えてみてください。
少しでも安心と思えたことが
いまだかつてあったでしょうか。
「あー、もう安心ね。大丈夫!」なんて
心から思ったことがあったでしょうか。
さあ・・・ないかも??
ね・・・?
だとしたらね、
そんなあなたの「不安」は
ただ消そうとしたり、なくそうとしたりしても
無理かもしれません。
なぜなら、あなたにとって「不安」とは
生きる上で、なくてはならないものになっている可能性が高いからです。
それは無意識の内に、ね。
もちろん意識の上では
「不安なんてやだー!不安よ消えろ!」
と思ってるのだけど
「無意識」というのは
「意識」とは違う論理で動いていて
実は「意識」なんかより数十倍強い力があるから
無意識が不安を必要としているのだったら
不安は決してやむことはないのです。
どういうことかというと。
不安だ不安だ不安だ と言う人は
「不安だ」という状態でいると安心なんです。
不安だと生きてるかんじがする。
「不安だー!」と言っていると安全な気がする。
「安心だ大丈夫だ」なんて思っちゃったら
とんでもない危険なことになる気がしてる。
だから絶対に「不安だ」をやめない。
「不安だ」が生きるための支え。
そういう体質になっちゃってるのです。
それは、あなたの過去の環境から
生き残り上、しょうがなかったんですよね。
きっとそうやって不安によって備えることが
これまで生き残るために必要だったのでしょう。
その上でね、
大人になった今
あらためて考えてみましょう。
なんかさ、
「不安だー、危険だー、大変だー」って言ってるとさ、
危ないことを未然に防げるような気がしてませんか?
そう言ってる人の方が
なんか賢そうで、真面目そうで、
信頼されそうな気がしてませんか?
現実がちゃんと見えてる
まっとうな人みたいな気がしてませんか?
「大丈夫だよ、安全だよ、なんとかなるよ」って言ってる人のこと
「ちょっと、バカなの?」って
見えたりしてませんか?(^ ^)
だとしたらね
「不安」はあなたにとって
「安全」のための「お守り」なのです。
「不安だ不安だ不安だ」って言ってるからこそ
安全が確保されている。
そう信じているから、
絶対に「不安だ」をやめるわけにはいかないんです。
「不安だ不安だ」と言っていて
危険なことが起こらなかったら
「ほら、やっぱり。これだけ言ったから危険にあわずにすんだじゃないのー!」
と威張れる。
「不安だ不安だ」と言っていて
危険なことが起こったら
「ほら、やっぱり。そう言ったじゃないのー!正しかったじゃないのー!」
と威張れる。
どっちに転んだって、威張れるのよね。
だから、安心よね。
てことは、
好きなんでしょ?♡
正直に白状なさい(笑)
好き♡
よね?
不安ちゃんのこと。
だったらね、もう叫んじゃいましょう。
私は不安が好きだー!
不安が私の支えなの〜!
不安でいると安心なのー!
不安ラブ〜♡
ってね。
そして、実際
今日この日まで
それで生きてこれているんだから
きっとそれで大丈夫なんです。
だったらこれからも大丈夫。
不安だ不安だ不安だ
と言いたいだけ言っていれば
きっと安全です。
不安だ不安だ不安だ
と言いながら
進んでいけばいいんです。
だけどね。
それじゃヤだ!と
ホントにもう、不安なんかとはおさらばしたいんだ!と
いうのだったら、
こんなワークをしてみてもいいかも。
目をつぶって、呼吸を整えて
そして、全身の細胞を意識してみて。
その全身の細胞に向かって
ゆーったり、呼吸とともに
「安心しても大丈夫だよ」
「大丈夫と思っても安全だよ」
と言ってあげてください。
「もう大人だからね。
なんとかできる力がちゃんとあるから大丈夫だよ。」
と言ってあげてください。
じんわりと温かみを感じながら
そのメッセージを細胞に伝えてあげてください。
細胞が「そうか、そうなんだね。わかったよ。」
とホッとするのを、見届けてあげてください。
そうやって少しずつ
体感覚を書き換えていくと
少しずつ、不安を必要としなくなる身体に
なっていけるかもしれない。
これまでも大丈夫だったのだから、
これからだって大丈夫です。
不安がお友達だったら
そのままお友達として
おつきあいしながらだって大丈夫。
仲良くしてあげようね(^ ^)