五感的な刺激に意識がとられすぎ・「やりたいことがわからない人」になる3つの原因3

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また 昨日の続きです。

前回(2)はこちら→ネガティブ感情にフタをしすぎ・「やりたいことがわからない人」になる3つの原因2

前々回(1)はこちら→言うこと聞きすぎ、期待に沿いすぎ・「やりたいことがわからない人」になる3つの原因1

 

昨日までのその1、その2、ともに共通していたことはつまり

自分自身に目をむける習慣がない。
自分の気持ちを感じられない。

ということになります。

だから「やりたいこと?・・・さあ」となってしまうのでしたね。

逆に言えば、やりたいことがわかるようになるためには

自分自身に目を向ける習慣をつける。
自分の気持ちを感じられるようになる。

そうなれればいいわけです。
その際に、障害となるもの。それが次のコレです。

3.五感的な刺激(視覚・聴覚・味覚など)に意識がとられすぎbar_green_long

私たちの周りには刺激があふれています。

テレビ、パソコン、スマホ、タブレット、ゲーム、
音楽、動画、書籍、雑誌、あらゆる情報
グルメ、お酒、スウィーツ・・・などなど。

それらは確かに役に立つし、
生活に彩りを添えて、楽しませてくれるものではあるけれど

全部、五感の刺激なのです。
自分の外から来るものです。
内から湧き上ってくるものとは違います。

これらの刺激を絶えず受け取って無自覚に反応するいうことを
私たちはついやり続けてしまうけれども
このような自分の外側から来る五感的な刺激に
意識がとられすぎていると
どうしても「自分の内側」を感じるということが
おろそかになっていきます。

「内側」とはまさに
自分自身が感じていること、思っていること、
気分や感情、状態であり、
他ならぬ自分そのもののことでもあります。

このように外側の五感の刺激ばかり受けていることが
自分の「したい・やりたい」がわからなくなる一つの原因ではないかと、私は推測しています。

ですから、自分自身に目を向ける習慣をつけるためのおすすめは
一日のうち少しのでも
見ない、聞かない、やらない、なにもしない
という時間をとってみること。
テレビも含め、あらゆる電子機器を止めて
ほんとに「自分だけ」になって、自身に意識を向けることです。

気持ちや心に意識を向けるのがなかなか難しいという方は
まずは、身体に意識を向けるのもよいですね。

やりやすいのは呼吸です。
自分が、身体をどうやって使って、どういう早さで
どうやって呼吸しているのか、ただ観察してみましょう。

その時の鼻やのどや、胸やお腹の感じはどうでしょうか。
背中や肩にはどんな感覚がありますか?
他に気になる身体の部分はありますか?

これをただ何分も、じっと観察してみるのです。
呼吸の数を数えてみるのもよいかもしれません。

ヨガなどをやっている方は、この感覚はわかりやすいかもしれませんね。
一人では難しい方は、ヨガ教室へいってみるのもいいと思います。

こうして、身体に意識を向けることに慣れてきたら
だんだんと、気分や気持ち、浮かんでくるさまざまな考えに対しても
ただ観察してみましょう。

「ああ、今コレのこと考えてる」
「今わたし、こんな気分だなあ」
自分の中に生じる気分や考えを、ただ実況中継してみるかんじです。
ただ客観的に眺めて見送っているだけいいのです。

家で一人になってできれば一番いいですが、
通勤途中の電車の中とかでも、意外とできることです。
スマホを見ないで、自分の内側を見る練習時間にするのも
有効な使い方かもしれませんね。

こうやって少しずつ

自分自身に目を向ける習慣をつける。
自分の気持ちを感じられるようになる。

という回路を磨いていきましょう。

■望む形・状況と、なぜ自分はそれを望むのかを考える
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それになれてきたら次は、もう少し大きなこと、重要なこと。
例えば引き受けている仕事とか、
直面している目の前の課題などに対して
自分なりに
「この件がどうなってほしいのか、
どういう形や状況になれば自分はうれしいのか」
自分にとって理想的な完成像を思い描いてみましょう。

言われた任務だから・・・という側面もあるでしょうが
それはそうとして、与えられた条件の中で
自分は自分なりにどうしたいのか。
って考えることは難しいでしょうか?

実際に言葉に書いてみるのもいいですね。
言葉が苦手な人は絵でもいいと思います。

そして「なぜ自分は、そういう形や状況を望むのか」
という動機についても、わざわざ考えてみましょう。

すぐに答えが出なくても。
心の中で何度もコロコロ、クダクダ、転がして
「自分はなぜ? 自分はなぜ?」と問い続けるのです。

そして、何か思いついたら、
やっぱり言葉にして書いてみましょう。

このことに正解はありません。
立派に完成させなくてもいいでしょう。
何度もバージョンアップしていいのです。

大事なことは、
自分の想像力を使うこと。
自分への深い問いかけをしていること。
そのこと自体に意味があります。

これも訓練なのです。
こうやって、何かのたびに
実現したい像と、なぜそれを自分が願うのか
を考えるクセをつけておくと
だんだんと、大きいことに関して
「自分はどうしたいか」
「自分のやりたいことは何か」を
感じ取れるようになっていくのではないかと思います。

■感じて、選択して、行動するbar_green_long

そして、想像して考えたら
それを実現するように動くこと。実行すること。
諸条件があったとしても、
その中でできることにチャレンジしてみること。
実行、だいじ。

ここまでやってはじめて、
自分の思い・考えに力があることを実感してゆけるし、
信じられるようになっていきます。

だからこそ、さらに大きい「やりたい」を望むことが
できるようになっていくのです。

実はね
「やりたいことがわかる」というのは、
それだけ心の基礎体力が必要なことであり、
日ごろから自分自身に目を向け、
感じることを積み重ねながら
頭の「自分回路」にガンガン電気を通していないと難しいことなのです。

というわけで結論。
「やりたいことがわかる人」になるための練習方法として

1.人の顔色軸ばっかりで動くことから卒業する
2.ネガティブ感情も恐れずに感じてみる
3.自分に目を向け、自分のことを感じるために、外側の刺激から離れる時間を持つ

この3つを提案します。

そして、一足飛びに「本当にやりたいことは?」なんてわからなくても。
日々の小さい「やりたい・いやだ」を
感じて、選択して、行動する・・・・
このサイクルを回していってみましょう。

この小さな行動をする時に、
人の顔色よりも自分の選択を優先してみましょう。

そうやって「自分回路」にいっぱい電気が通るようになったいつの日か
大きな「やりたい」が浮上し
「なんとしてでもやりたい」という情熱にまで育ち
「よし、やるぞ!」という決意にまで結んで実行する・・・
そんな未来を信じて!

 このシリーズは終わりです。

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

ビリーフリセット・カウンセラー/作曲家
学会認定音楽療法士
芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
深く人の心に関わるためには、音楽だけのアプローチでは限界を感じ、音楽療法を経てさらに本格的な心理カウンセリング/セラピーへ転身。
原理原則に基づいたオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、ビジネスマン、リーダー、経営者、クリエイター等、影響力のある人を更にステージアップさせる個人セッションやワークショップを開催。活動5年で延べ3,000名以上の人生を好転させてきた。

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