大塚 あやこ 
去年あたりから、企業研修のお話を複数いただく流れになっています。
内容はもちろん、心について。
しかも不思議なことに、お声かけいただく企業様は、「心についての研修」と聞いて一般的に想像がつきやすいような、女性中心の柔らかめの職場や、人のケアに関わるような業界ではないのです。
これまでのところ、製造業や自動車関連、中高年層の男性ばかりの「幹部研修」などをさせていただいてきました。
ちょっと意外に思われませんか？_
つまり、これまで心のことなど知ることも触れることもなかった方々だからこそ、それを学ぶ一歩を踏み出している。
それほど、今まで通りのやり方には限界を感じておられる、ということだと推測します。
「人」の問題は「心」によって解決
「心理的安全性」という言葉がポピュラーになってきたことに象徴されるように
離職率が高い、エンゲージメントが低い、コミュニケーション不全、ゆえに組織が不活性・・・といった問題に取り組むにあたって
単なるやり方や仕組みの改善だけなく、「人の心」が重要な鍵であることを認識し始める企業さんが増えているという実感があります。
BLCで培ってきたもの
私が10年にわたってメソッドを積み上げてきた「ビリーフリセット心理学」は、結果として、まさにその課題に適切な形でお応えできるコンテンツを十分に揃えていました。
毎年やっているBLC（ビリーフリセット・リーダーズ講座・現在９期開催中）を受講してくださる経営者さんたちに
「曖昧でわかりにくい心の世界を論理的にわかりやすく説明してくれるから、理性派・左脳派のビジネスマンにも馴染みやすくて腑に落ちる」
と、本当に毎回よく言われます。
BLCで培ったその特徴は、そのまま企業に持って行っても十分成り立つものであることを、実際に現場で研修をやらせていただく度に、確信しています。
「受容・共感」を体験するから変わる
特に、弊社で行う研修の特徴の一つに、アシスタントによるきめ細やかなフォロー体制があります。
カウンセラーとして専門訓練を積んだ「ビリーフリセット協会認定・企業ファシリテーター」という人たちが、アシスタントとしてグループに入り
率先して「傾聴・受容・共感」のあり方で皆様を受け止め、お話を引き出し、ファシリテートしていくことで
日頃の厳しい職場の空気とは違う「異次元の柔らかさ」がその場に流れ込み
グループの皆さんが自然とその空気に馴染んでいきます。
受け止めてもらうことの心地よさ。
自分の感覚を感じるゆとりと
満たされ感。
語っても大丈夫な安心感。
人の心を受け止めるあたたかさ。
等々
これまでのビジネス現場では切り捨てられがちな、そういった柔らかい感覚を、理屈ではなく体験として識ることになります。
そうすると、いつの間にか皆さんの表情は優しくなり、笑顔が増えて、心を開く心地よさと安心感を知るようになるのです。
まさにそれが、心理的安全性。
「心理的安全性とは、云々」という講義を聞いて頭で理解するのとは全く次元の違う体感・体得。
それをたった一度の研修で体験したことで、実際に「その後の職場の空気が全く変わってしまった」というご報告もいただいています。
現実を変えたかったら、まず心から
そのような社会のニーズの流れを受けて、ビリーフリセット協会では今後も、企業研修ファシリテーターの育成と、私以外の講師にも活躍の場を広げていけるよう取り組みながら
ご縁のある企業様に「心の仕組みと法則を知って、心の使い方を体感実感し、実際に心が変わるところまで実践する研修」を提供していきたいと考えています。
心が変われば
態度・行動が変わる →
人との関わりが変わる→
職場の空気が変わる→
できることが変わる→
成果が変わる→
会社が変わる
そう、「心」は
絵空事ではなく、オカルトでもなく
確実に現実を作っている
重要な「種（タネ）」なのです。
その種から、芽が出て、葉が茂り
花が咲いて実が成ります。
現実を変えたかったら、まず心から。
これが常識になっていく世の中が、これから開けていくことを希望しています。
企業研修については、ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社 で承っています。
Webサイトは現在構築中、近日公開予定です。
お問い合わせ：ビリーフリセット・クリエーションズ（株）企業担当
