卒業を控え、大学の授業や試験はもう終わったのですが、
週一回の音楽療法実習が3月まで続きます。
今の実習先は認知症病棟と精神科病棟。
食堂ホールに数十人が集まって、歌を歌ったりする活動です。
集団セッションと言って、日本で音楽療法というと大多数がこういう形態で
行われており、一般的にこういうものが音楽療法だと認識されているようです。
しかし、実習などでこういう場を経験すればするほど、私の中では
「これってどうなの、もう少しこうしたい、こういう風にできたらいいのに、
私だったらこうやりたい・・・」といった、違和感や問題意識が募るのです。
それ自体否定するわけじゃないけど、要するにポジティブな違和感というやつです。
今は学生としての実習なので、黙ってその場のやり方に従っていますが、
実はそんな気持ちのギャップをたくさん感じてやり過ごしているので、
帰ってきた時はぐったり疲れてる(笑)
しかし、
「真剣にやってみて違和感や問題意識を感じたなら、そこに天命使命の鍵がある」
という、感性論哲学の芳村思風先生の言葉を聞いたことがあります。
ほんと、そうだと思う。
それを感じてしまった私が「ならばこうする!」という
新しいものをやっていけばいいんです。
やるともよー Σ( p`’д’))q
私が本当に納得できること。うれしい、おもしろいと思えること。
これなら音楽療法として胸を張れるよなっ!と思えること。
そういうのがやりたい。
誰もやってなくても、私がこれから一歩ずつやっていけるように色々考え、
行動していきたい、と思いを新たにした実習日の夜でした。