大塚 あやこ 
「寂しい、孤独、ぼっち。。」というネガティブイメージを持たれがちですが
実は一人の方が落ち着く、一人が好き、という人もたくさんいます。
一人の時間は、自分と対話する時間。
自己受容・自己肯定のためには必須だったりもするのです。
家族やみんなといるのももちろんいいけれどちゃんと一人になる時間を望んでもいいのです。
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一人の時間だって必要
こんにちは。大塚あやこです。
今日お届けするのは
一人の時間だって必要
というお話です。
1人でいる時間は必要か？
１人って聞くと
みなさんはどんなイメージを持つでしょうか？
寂しいとか、孤独とか
すぐにそんなイメージがついてくる人も多いかもしれません。
ひとりぼっち、なんていう言葉もあります。
つまり、あんまりいい感じで言われないことが多いですね。
私は結構ひとりご飯するんですけど
「１人でご飯食べていると、寂しい人と思われそうで食べられない」
そんな人もいます。
つまり自分が寂しいかどうかっていうよりは
寂しい人と思われるのが嫌、っていうことですね。
そんなに１人ってよくないんだろうか？
もちろんいろんな人がいるので
本当にみんなといるのが好きとか、人が大好きとか
大勢でワイワイするのが本当に心から楽しい
そういう人はもちろんいると思います。
逆に１人の方が好きっていう人もいますよね。
これは性質だから、いい悪いじゃないです。
１人の方が落ち着く、１人でじっくりなにかやっているのが好き
そういうタイプの人もいらっしゃいます。
ただ、１人でいたいとか、１人の時間もほしいとか
そういう風に堂々とちゃんと言える人って
そんなにたくさんいないような気がします。
本当は１人が好きなのに、そんなことは見せてない。
なんか「１人でいるのが好き」っていうのが堂々と言いにくいような感じ。
なぜなら、この世界にはなんとなく
１人はよくない、寂しい、孤独、ぼっち・・・というような
良くないイメージが固定概念（ビリーフ）になってしまっていて
本当は１人が好きかもしれないのに
それを認められない思考の構造になってしまっているかもしれないです。
「一人になりたい」切実な願い
最近わりと立て続けに
結婚して家庭を持っている方のお話を耳にしました。
どのお話にも似たような傾向があります。
どういうことかというと
家の中だとずっと家族がいて、それがストレスなのだと。
１人になれる自分のスペースがない
自分の時間がない
それがつらい・・・
そんなお話です。
それはそうですよね。
私自身も１人でいる時間がないと本当に生きていけません。
１人大好き人間なので、その気持ちはすごくわかるんです。
しかし、今の日本の家庭事情って
家族なんだからずっと一緒にいるのは当然。
でもいる場所はお茶の間かリビングしかない。
自分の部屋なんて持てるようなそんな余裕はない。。。
そんなことも多いです。
そうすると
本当は１人になって落ち着く時間が欲しい
という深い願いがありながら
現実問題それが叶わない生活が何年も何年も続く。
これは、個人としての願いが全然果たされない
実は結構きつい環境なんじゃないかなって思うんですね。
もちろん家族や人と友人と一緒にいる時間も大事です。
楽しいこともあります。
一方で、本当に自分を大切にする生き方をしようとした時
１人になる時間ってどんな人にも必要だって、私は思っています。
自分を大切にするには１人の時間は大事
なぜなら、１人でいる時間は自分と対話する時間だから。
この自分と対話するっていうのが
自分を深めていくためにすごく大事なことなんですよね。
今どんなことを感じていて
どんなこと思っていて
何が好きで、何が嫌で、何をどうしたいんだろう？
っていう、感じてることを考えていることを
自分が自分でちゃんと聞いてあげる、見てあげる、わかってあげる
実はこれが、自己受容と自己肯定のための鍵なんです。
だけど、四六時中人がいてワァワァってなっていると
外側の対応ばかりになって、この問いかけをしないで済んじゃうんです。
別の言い方をすれば、自分に向き合わなくて済むんです。
外側の対応ばかりして
自分がどうなのかを見ないで忙しくしているほうが
自分に向き合わなくて済むわけですよね。
自分のことを自分が感じることは怖いって感じる人も多いので
それはそれで、向き合わないのがいけないわけじゃありません。
そうやって外側へ意識を飛ばして生きる
この生き方が本当にいい人はそれでもいいと思います。
でも、実は
本当に自分が自分のために生きよう
と思った時に必要なのは
自分が自分のことを見て、自分のことを聞いて
自分の内側を感じていくことなんです。
１人の時間は自分に向き合う時間
そういう生き方をしたくなった人は
１人になる時間が欲しくなるはずなんです。
魂が必要とします。
そんな時に１人になる時間が物理的にないとしたら
人はストレスを感じ始めるんだと思います。
その時が考えどきです。
本当に１人のスペース、１人の時間を確保するために何かできることはないのか？
ここで頭をたくさんたくさん使い始める。
何かできることを探し始める。
人に話をするとか、家族に何か伝えるとか、具体的な行動をしていく
そういう時期が来たりします。
特に子育てが終わったあとに
「さて、私はどう生きるんだ？」
っていうところに立つ時期っていうのもあります。
そんなときは、それはいい流れだと思って
一生懸命考えてみていいんじゃないでしょうか。
私の周りでは
１人旅に行くことにした人がいたり
一定期間家を離れて自分１人の生活をちょっとしてみたり
1人の時間を取るような行動を起こす人がちらほらいたりします。
そういう時代なのかな、という気もするんですよね。
１人になるってことがタブーではなくなる
家族がいるからって、いつも一緒にいなくてもいいんじゃないか
とか、観念を自由にしていくこと。
何も家族を捨てるわけじゃなくて
個人で生きることと、家族で生きることを両立していくような
新しいあり方と言うのか、新しい家族像なのか・・・
今の時代の中で、そういうものを
模索している人たちが
静かに増えているような印象がしています。
それはおそらく正しい方向なんじゃないでしょうか。
いろいろな形があっていいんです。
そしてやっぱり自己成長、自己受容自己肯定のためには
１人で自分が自分を大事にする時間が、本当に必要です。
だからもしあなたが今、それを望むような気持ちがあるならば
それは否定しなくていいと思うのです。
ぜひそれは、叶える方向に知恵と行動を使ってほしいなと思います。
そうやって自分が自分と対話できるようになって
自分が自分と強く結び付いて生きられるようになると
そんな自分で、人や家族と関わったときに
また新しい豊かな関わりが絶対に生まれます。
どちらかではなく両方とも大切
だから「1人か、みんなか、どっちなのか！？」
などと、どちらかを選ぶんじゃなくて
どちらがどちらにも相互関係して良くなっていく
これが本当の姿だと思います。
だから大丈夫。
１人でじっくり自分の時間を過ごして自分を大事にする時間
それがあるからこそ
人と一緒にいて、人と豊かに楽しく過ごせる時間
その両方が豊かになっていく。
これが１番理想じゃないかと思うんですね。
じゃあどうしたらそれが可能なのか？
これはそれぞれが自分の状況から知恵を絞り出して行動して
１歩１歩実現させていくことだと思うんです。
私はそんなみなさんを応援しています。
ということで今日は
「１人でいる時間も必要」というお話でした。
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