減った、なくなった!という嫌な気持ち?
得られた、満たされた!という嬉しい気持ち?
穏やかな心でお金とつき合う小さなヒント
透明になってゆけ
新しい時代を軽やかに生きるために
頭と心がちょっとクリアになる
今日のお話。
ポッドキャストで音声配信しているものを、こちらでも読めるようにしています。
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お金の不安脱出のヒント
こんにちは。大塚あやこです。
今日お届けするのは
「お金の不安脱出のヒント」
というお話です。
時に口にしづらい、大事な「お金」の話
お金の話って難しいところがありますよね。
人によっては
「お金の話ははしたない」「汚い」
そんなイメージを持っている方も結構いるようです。
私自身はその感覚はあまりないので
こうやってお話しています。
人によっては
心の話をする人間がお金の話をするということに
不快感を感じる方がいたらごめんなさい。
でもこれはとても大事な話。
まさに心とお金
この関係がすごく大きいっていうことが
今テーマになっているような気がします。
私の周りでも
そういう話をする人がポツポツ増えています。
このテーマでセミナーを始めたり
本やブログに書いたり。
ちょこちょこ目にしたり
耳にしたりするようになりました。
私自身も11月に師匠の岡部あけみさんと
コラボでワークショップをします。
その時のテーマも仕事とお金。
そんなこともあって
今日はあえてお金についてお話したいと思います。
今日考えてみたいのは「お金を払う時の気持ち」。
お金を払う時というのは使う時ですよね。
みなさんはどんな気持ちになって出しているでしょう?
お金を払う時に感じること
お金を払う時って
痛みのようなものを感じることが多いのではないでしょうか。
痛みという言葉がぴったり来なければ
何かちょっと残念な感じ。
お金がどこかに行っちゃうような喪失感のような残念さ。
あるいは危機感のような「使ってしまった」という感じ。
このお金を出した時に感じる
あんまり良くはない感情を総称して
「痛み」と今は表現しました。
こんな感情になるのはなぜなんだろうか?
それはお金が「減った」「なくなった」
という解釈をしているからですよね。
「実際減っているじゃないか」と思うかもしれません。
確かにこちらだけしか見ていないと
ビリーフリセット心理学でいう「ないないワールド」です。
この世界はどんどんなくなっていく
崩壊していく
ほっとくとだめになっていく
ないものばかり数えていく。。。
この「ない」という意識状態を
「ないないワールド」とか「ダメワールド」なんて言います。
でも、そうではない解釈と意識
というのがあり得るんです。
別の視点で見る「お金を払う」ということ
それはどんなものか。
たとえば物を買ったとしましょう。
確かにお金は減ります。
その代わりに手元に来たこの買った「もの」がある。
この「もの」の価値です。
このものがあることによって
自分の気持ちはどうなっているか。
たとえば「うれしい」「ほっとする」。
あるいはこれがあることによって
どんなに生活が便利になるのか。
この先何かに役に立つ。
そんな自分にとって嬉しいと感じること、生活が向上すること
これが「価値」ですよね。
この価値が今手に入っているわけです。
それもちゃんと感じているでしょうか。
もう1つ、今度は見えないものにお金を払う時。
見えないものとは
無形のサービスやいろいろな体験
旅行もそうですよね。
セミナーや講座などの学びもそうです。
情報や音楽、エンターテイメントもそうです。
こんな目に見えないものに対してお金を払う時
その手元には何もありません。
だから人によっては
そういうものになぜお金をかけるのか
信じられないという人もいます。
ここで「価値」という概念が大きく関わってきます。
価値というのは
良い意味で自分がそれによってどんな気持ちになっているか
豊かな気持ちになったり、ゆったりした気持ちになったり
あるいは何か成長できる、心が高まる、何かが得られるもの。
それを感じられると
その出費は「使ってしまった!」だけではなく
すごく得られた、豊かになった、満たされた
という価値がちゃんと残ります。
これは失うことの痛みで終わるような
ないないワールドではなく
豊かさがちゃんと残る、満ちている
「あるあるワールド」に意識がいることができます。
こっちの方が生きやすいですよね。
こんふうにお金を払った時
使った時に豊かな心でいられる
これがすごく大事なことだと思っています。
お金を払う先には人がいる
とはいえ、払いたくない出費だってありますよね。
そういう時には私の場合
こんなふうに思うようにしています。
たとえば
車を停めるのにA駐車場にとりあえず入ったけれど
後から見つけた近所のB駐車場のほうが安かった。。。
そんな時には「悔しい」「損した」と思うこともあります。
でもそんな時には
「このお金で生活している人がいるんだよね」
「その人たちがこれで豊かになればいいな」
こんなふうに思うと、心が収まる気がします。
実は出費ってすべてそうであって
お金を払ったその先には人がいるんですよね。
その人たちがしてくれたことや努力が報われ
その人たちの生活が成り立ち、豊かになっていく。
それで安心して暮らせていく。
そこまで繋がっているのがお金なんだな、と感じると
小さなところにこだわらなくても
これでみんなが豊かになるんだ、と思うほうが
心が穏やかでいられるし
そのほうが好きだなって思います。
視点によって価値も変わり、その先まで想像する
お金のことは
たくさんの人がいろいろなことを言ったり、本に書いたり
さまざまな情報も世の中に出ていますが、
今日お伝えしたかったのは
「失った」「なくなった」
という側ばかりを見るのではなく
それと引き換えに得ているほうを見ると
豊かな気持ちになる、ということ。
そして自分の出したお金が
その先にどんな方達を豊かにしているのか
想像力を使うことで
自分の心を豊かにキープできるということ。
あくまでもこれは心のお話です
これでお金が入ってくるとか
なにか引き寄せられますとか
そういう話ではなく
自分の心を穏やかに整えておくための
1つのヒントとしてのお話です。
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