文句・不満・鬱憤ばかり言いたい時
だけどー!
私の心の中、とりあえず
文句、不満、日頃のウップンでいっぱいなんだもん!
愛だ受容だ共感だなんて、
そーんなシャラくさいもん、わからんわ!
とりあえず今いちばん言いたいのは文句なのよ〜ッ!
という方も、いるかもしれません。
そういう方はね、
きっと今までたくさん傷ついてきて
いっぱいいっぱいガマンしてきて
なんどもなんども自分にムチ打ってきたかもしれませんね。
私が悪いんだ。
私が足りないんだ。
私がガマンすればいいんだ。
なんで私ばっかり。
どうせ私は。
そうすると、苦しい思いのリアリティの方がだんぜん強くて
それが文句や不満やウップンになっちゃう。
その苦しい思いのリアリティの方が大きいうちは
繊細で純粋で美しい「愛」なんか
それどころじゃなくなっちゃうんだね。
そういう心の中を図にするとこんな感じ。
いちばん外側にドカン!とリアリティがあるものは
文句・不満・指摘・批判
なんです。
もっと内側の「愛」に関する部分は表に出てこれてない状態。
だから、こういう時
「言いたいことは文句や不満やウップンばっかり!」
ってなってるんだと思うんです。
今はしょうがないね。
でも、あなたの中の「それ」は
なくなっちゃったわけじゃないんです。
埋もれているだけ。
傷が癒され、誤解が解けて
ガマンがゆるんで
自分にOK出せるようになってくると
自然とその苦しみのリアリティーが減ってくる分
もともとあった
繊細で純粋な「愛」のリアリティーが増してくるでしょう。
ここのプロセスは、セラピーの領域なので、
自分一人でどうにかするのはちょっと難しいかもしれません。
でも、セラピーでコツコツ自分に向き合っていけば
ぜったいに可能なことです。
図にするとこんな感じ。
その愛のリアリティーが増してくると
だんだんそっちのことを言いたくなってくるでしょう。
素敵だと思ったこと
ほんとに大事にしたいこと
理想や夢
親しみ、愛、大切に思う気持ち、
受容、共感、励まし
望み、意思、希望
そういうことを言いたい気持ちが増えてくると
あれほどたくさん言いたいことがあったはずの
文句、不満、日頃のウップン
指摘、批判、正論、説教
欲求、わがまま、理不尽
みたいなものは
だんだん存在が小さくなって
そんなにいっつも言いたいことではなくなってくるでしょう。