心の世界にはいろんな見方も理論もメソッドも膨大にありますし、その方にとって、その状況において何がいちばんフィットするかは本当にそれぞれ。
私も、状況によっていろいろなものを使い分けたりしています。
でも、よく考えて見ると、結局大事なところ、いちばんベースになるところって実は「マインドフルネス」なんだよなって思います。
マインドフルネスとはつまり、自分の心に気付いている意識の状態です。
日々あれこれ揺れ動く感情や思考を、もう一段奥の方から静かに眺めて受け止めているもっと大きな「意識」。
この意識のリアリティを高めていくことが、マインドフルネスの練習 = 瞑想の積み重ねでもあります。
マインドフルネスは心の健全度を高めるための土壌のようなものです。
この土壌が確かにあると、心の安定も成長も変化もとてもスムースになっていきます。
苦しい感情も
根深い不安も
なぜか繰り返してしまうパターンも
やっかいなビリーフも
本当に向き合って対処するためには、マインドフルネスの力が必要です。
心と関わる時、
気づきや癒しが訪れる時、
心の構えや在り方のステージが変わる時、
何かを決意し選択する時・・・・
それを支えているのは、その方自身のマインドフルネスの力です
セラピストがお手伝いすることはできますが、でも最終的にはその方自身の力なんです。
そして、それは本当は誰もが元々持っているものです。
ですから、一人一人にマインドフルネスの力があれば、セラピーやカウンセリングなどがなくてもある程度、自分で自分の心とうまくつきあっていけるはずですし、心の病なども減ってくるのではないかという気さえします。
そういうわけで、マインドフルネスに特化してお伝えする今回の「マインドフルネス音楽療法体験会」は私にとってもすごくやる意義を感じています。
音を使って、どれだけ皆さんとその世界にいくことができるか。
このあたりは未体験ゾーンもありますが、わかりやすく、実感しやすく、興味深いワークになるようプログラムを練っています。