ネガティブはいけない?「いけない」を怖がるからドツボにはまる

「いけない方」になるのが怖い

 

前回の記事は、
私たちは、いい/ダメに分けてラベルを貼り、
ダメな方を撲滅運動しちゃう。
これが悩み苦しみの元よね・・・っていう話でした。

今日はそこから少し続きです。

ダメな方は、別名「いけない方」でもあります。

私たちは「いけない」ことをとても恐れています。

ものごとを「いい」と「いけない」に分けて、
自分が「いけない方」になってしまうことがとても怖いです。

たとえば、ネガティブな気持ち。
まずは例として「落ち込む」にしてみましょうか。

「落ち込むこと」に対して「いけない」というラベルを貼っていると
自分が落ち込んだ時、ものすごく慌ててしまいます。

やべっ、落ち込んでる、自分!
どうしよう!ダメだ!落ち込んじゃダメだ!
あ〜、やっぱり落ち込んでる!
まずい、どうしよう!もうだめだ〜

これでますます苦しくなります。

実はこれは、落ち込んでいるのが苦しいというより
「落ち込むのはいけないことだ」と思っているがゆえに
自分が「いけない方」になってしまっていることに
ビビってもがいている可能性が高いです。

溺れた時に、
溺れていることにパニックしてますます溺れてしまうかんじ。

実は、落ち込むには落ち込む理由と必要があるのですから
ちゃんと落ち込んでかまわないと私は思っています。
ヘタにもがかず、身を任せていればやがてまた浮いてきます。
その中から発見があります。

事態そのものより「いけない」が苦しい

 

では次に「孤独」

「一人はいけない」と思っている人は意外と多いです。

一人=孤独=寂しい=みじめ=いけない

であるように思っていて
だから、この人の中では、一人はいけないことになるのです。

そうしますと、
一人でご飯を食べるとか、
一人で休日を過ごすとかのシチュエーションで
いや〜〜な感じが湧いてきます。

一人でいることが、
本当につまらないのか、けっこう大丈夫なのか、楽しいのか、
そこを自分の感覚でちゃんと感じる前に
もう「一人=いけない」のラベリングが立ちはだかっって
自分が「いけない方」になってしまうことにビビるわけです。

どうしよう!一人になっちゃう!
孤独な人になっちゃう!みじめな人になっちゃう!
いけない人になっちゃう!
ヤダヤダ!ダメダメ!

本当に一人であることが嫌かどうかより
自分が「いけない方」になってしまうことが怖いのかもしれませんよね。

何年か前に「便所飯」などという言葉が流行りましたが、

(便所飯とは・・・大学生が学食で一人で食べるのが嫌で、
というか正確には、一人で食べている姿を人に見られるのが嫌で
誰にも見られないようにトイレの個室に入ってお弁当を食べるのだとか)

これなんかまさに、
そういう思考から来ているように思います。

一人=孤独=寂しい=みじめ=いけない
にやられていますね。

悩んでいる時、
悩んでいることそのものよりも
「悩んでいる自分じゃいけない!」
という思考に悩んでいることも多いです。

不安になっている時
不安そのものよりも
「不安になっている自分じゃいけない!」
という思考に不安になっていることも多いです。

「いけない」こそが
自分を苦しくさせている元なのではないでしょうか。

「いけない」を取り外せばホッとして対処できる

 

ためしに

落ち込んでもいい。
一人でもいい。
悩んでもいい。
不安になってもいい。

って言ってみてください。

どうです?なんかホッとするでしょう?
「ああ、いいんだあ〜」って。

てことは、私たちが本当に嫌がっていたのは
落ち込むことや、一人になることや、悩むことではなくて
それによって自分が「いけない方」になってしまう、
ということだったのでは。

「自分はいけない」という思考こそが
私たちがいちばん恐れていたものだったのです。

だからまず、
この「いけない」という思考を取り外して考えれば
具体的にその事態に対処できるはずです。

落ち込んでるなあ。・・・で、なにがあったの?
一人だよなあ。・・・で、どうしたい?
悩むなあ。・・・で、どうする?
不安だなあ。・・・で、なにする?

「いけない」がなければ、
そのまま味わって認めることができます。
自分の本当の気持ちをじっくり知ることができます。
それがわかれば、次にどうするか考えることができます。
思考にゆとりができて、選択肢を思いつくようになります。

「いけない!いけない!」と言ってパニックになるより
建設的ですね。

つまり、ネガティブ。
私たちはネガティブに対する接し方が、どうもジタバタしてるんですねえ。

この受け止め方を変えていくことに
新しい視点や希望の可能性があるように思います。

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

ビリーフリセット・カウンセラー/作曲家
学会認定音楽療法士
芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
深く人の心に関わるためには、音楽だけのアプローチでは限界を感じ、音楽療法を経てさらに本格的な心理カウンセリング/セラピーへ転身。
原理原則に基づいたオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、ビジネスマン、リーダー、経営者、クリエイター等、影響力のある人を更にステージアップさせる個人セッションやワークショップを開催。活動5年で延べ3,000名以上の人生を好転させてきた。

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