このブログでは、「ビリーフ」という言葉と概念を何度もお伝えしています。
ビリーフとは、思い込み・信じ込みのことです。
私たちは、自分の思い込み・信じ込みを真実だと、
それこそ信じ込んで、
自分では気づかずに苦しい感情や出来事に巻き込まれていきます。
具体的に言うと、
・私はダメな人間だ
・このままの私は価値がない
・自分は何をやっても失敗する
などの自分自身に関するものや、
・思ったことを言ったら嫌われる
・人の期待にこたえないと、仲間はずれにされる
・自分がガマンすればうまくいく
などの、自分の行動指針となっているもの
あるいは
・仕事とは辛いものだ
・やりたいことをやるのはワガママでいけないことだ
・お金儲けは汚い
など、それぞれの価値観に関するもの
さらに
・あの人がこうだから、私がこんな思いをするのだ
・あの人にはこうしてほしいのに
・あの人はもっと〇〇すべきだ
といった他人に関する思いも、ビリーフだということができるのです。
普段から心に向き合うことになじみのある方の中には、
自分を見つめる中で、
「自分にはこんな思い(ビリーフ)がある」と気づいている方も少なくありません。
けれど、
「あるのはわかった。でもじゃあどうすれば?
これってとれるんですか?(・・・無理じゃないの?)」
と聞かれることがよくあります。
答えは「はい」です。
「とる」という言い方は正確ではありませんが、
あえていえば「解体する」ことができます。
どうやって?
それには色々な方法があり、
個人セッションではそれぞれの方に合わせて方法を組み合わせたりしますが、
一つ、これは有効!と自信を持って言えるのが
「バイロン・ケイティ・ワーク」というものです。
アメリカ人女性バイロン・ケイティさんが編み出した方法で、
苦しい思考を検討探究して、どんどんクリアにしていけるメソッドです。
SONORA STUDIOでは、10月から月1回、5ヶ月コースの
ビリーフシステム勉強会というのをやっています。
先日は、人間関係のストレスの元となる「他人に対する考え」を題材に、
このバイロン・ケイティ・ワークを体験していただきました。
「他人は変えられない。変えられるのは自分だけ」などは
いろいろな本や自己啓発などでも言われていることですが、
頭でわかっていることと、実際に体感としてわかることには距離があるものです。
その体験を、参加者のよっしーさんがブログに書いてくださいました。
よっしーさんの言葉から:
頭では分かっていても、感情はその通りにならない典型ですね。
自分ではここまで感情に左右されているつもりはなかったので、
少しショックを受けました。
そうなんです。
やっぱり、実践してみてこそわかるものがあるんですね。
バイロン・ケイティ・ワークは、まさにその体感・実感をもたらしてくれるものです。
というわけで、よっしーさんのブログ記事をご紹介します。
バイロン・ケイティ・ワークの流れって
だいたいこんなかんじなんですよ。
・頭で分かってるだけではダメ!人間関係のストレスのほとんどを解消できる方法
ビリーフ解体の道のりは、もちろんこれ一つではありません。
人によってそのプロセスも違います。
だからこそ、個人セッションできめ細かく見ていく必要があります。
ですが、とりあえずバイロン・ケイティ・ワークは
慣れてくると自分一人でも取り組むことができます。
本も出ていますし、日本での公認ファシリテーターによるセミナーも行われているので、興味のある方はチェックしてみてください。
あなたにも
考え(ビリーフ)が解体する爽快感を味わえる瞬間が訪れますように☆
・日本語字幕版 映画「Turn it around」無料ダウンロード
(一番右下に日本語版ダウンロードリンクがあります)