きっちり、気をつけて、規則正しく
基礎を踏まえて、緊張感を持ち、危機に備えよ。
競い合って、基準を満たさなければ、
切り捨てもやむなし。
きつくても、気合いで乗り切り
機運を逃さず、切り拓いてゆけ。
「き」という音は
そんな強さと突破力がある。
男性性的、実現の法則。
これで発展してきたのも確かだけれど
こればかりでは、それこそ
きつい。
このきつさに限界が来た時
必要になるのは
「ゆ」の力。
ゆっくり、ゆったり、悠々と
雄大な流れに、委ねていこう。
愉悦も、揺らぎも、行きあたるまま
ゆるして、ゆるんで、融合すれば
悠久の豊かさが湧出する。
これは
女性性的、実現の法則。
ゆるんだ安心感がある。
前者からしたら
全くあり得ない世界。
「そんな、非現実的な!!」
ゆるんだら、何もできない
ダメになる
それが、これまでの男性性社会の
ビリーフだったから。
でも、それは本当だろうか?
そう、前者の見ている「現実」とは
全く違う「現実」が
実はこの世界には存在する。
人間の思考が作った法則を
はるかに凌駕する、広大無辺な
自然の法則、宇宙の法則が
この世界を運んでいる。
そんなもう一つの「現実」に
目を開くことができるかどうか。
信じられないかもしれないけれど
そこを信じて
未知へとダイブしていくのが
「次のステージ」を求める人たちの
チャレンジ課題であり
時代全体のチャレンジ課題
なのではないかと思う。
ただしそれは、
どちらが正しい!
キッチリ切り替えましょう!
(ほら、また「き」がついた)
ではなく
目指すは、両刀。使い分け。
ガソリン車か?電気車か?
ではなく、ハイブリッド。
ゆったり緩みながら
きっちり力を使う。
悠然と受け止めながら
キッパリと決断する
基準を超えながら
全てをゆるしている
希望を目指しながら
流れに委ねている
それが矛盾しない次元が
きっとある。
そんなあり方を目指したいものだと
私は思います。