「したい」を現実にするカギは、想像力とリアリティ

私、この生き方でいいんだろうか?

これからも今まで通り
コレを続けていくんだろうか?

ずっとずっと
このままなんだろうか?

そんなふうに考えることがある。

でも、それを思うと
軽く目の前が暗くなる。

なんか違う。

べつにこのままこうしていたいわけじゃない。

変えられるものなら、変わりたい。

けど、何からどうしていいかわからない。

どう考えたらいいのかもわからない。

だからとりあえず、今まで通りに暮らしてるけど・・・

けど・・・けど・・・・

こんな感覚がある人は多いと思います。

 

多くの人は、変わりたいと思っても、まず何をどうしたらいいかわからないんです。

自分がどうなりたいのかの未来もあんまり浮かばない。

それが浮かばないから、どうともしようがない。

なぜでしょうか?

自分の知っている範囲以外に、リアリティ(現実感)が薄いからです。

自分が今まで生きてきた世界
自分のまわりに今までいた人たち
自分に何かを教えてくれた人たち

その範囲でのリアリティだけしかない。

それ以外の世界や人たちのリアリティがない。

リアリティがないのはなぜかというと、単に知らないからです。

知らないから、想像できない。

それが「リアリティがない」ということです。

知らないことはリアリティがない

たとえば、会社を辞めて独立したいと思う人がいるとして。

サラリーマンや公務員など「お給料をもらって生活する」という生き方しかしたことがない人は

経営者・自営業者・フリーランス、あるいは、農業・漁業・林業などの人がどうやって働いて暮らしているのか、なかなか想像できません。

その価値観や、お金の流れ方、使い方、時間の感覚、仕事に対する感覚、マインドのいろんなことが、それぞれけっこう違うんだけれども、

出会ったことがない、触れたことがないと、なかなか現実感がありません。

知らないから、想像できない。
想像できないから、現実感がない。

だから、「自分もそれ、ありだな」とはなかなか思えない。

「ありだな」と思えないと、チャレンジもできないということになります。

それが「変わりたいけど、したいけど・・・」っていうまま止まってしまう原因の一つだし、

やったことのない人に相談したって「無理だ、やめとけ!」って言われるだけっていうのも、そういうことです。

繰り返しますが、それは「リアリティがなくて、想像できないから」です。

「会社をやめる」の件だけに限らず、人生に関するあらゆることはだいたいそうで、自分の中で「あり」にならないと動いていかないのです。

変わるための一歩は、知るところから

ということは逆に、リアリティが持てて、想像できれば

「今まで」とは違う視点が持てて、別の考え方ができて、「今まで」から抜け出せるはず。

そのために一番いいのは、実際に違う生き方をしている人を知ることです。

自分とは全く違う世界で、違う価値観で、違う生き方をして、違う感覚を謳歌している人の姿を見て、言ってることを聞いて、実例を知って

「ああ、そういう世界があるんだ!」

「そういうのもありなんだ!」

と思うこと。

これが「変わる」ためのすごく大きな力になります。

出会いが世界観のスケールを変えていく

私がそれを強く感じたのは昨年のことでした。

昨年ちょっと思い切って、ビジネス系セミナーに100万円の投資をして参加したんです。

そこで出会った人たちは、私がそれまで会ったことがなかったような人たちでした。

 

海外と日本、複数拠点飛び回って仕事をしている人。

どこにも拠点を定めずに、気ままに世界を回っている人。

内外のビッグネームと次々にコラボしている人。

自分のビジネスで圧倒的な結果を出している人。

若いのに億単位で稼いでいる人。

みんな天才的なカンと知性とセンスと、圧倒的な行動力と底力と、類まれなスピード感と、スケールの大きい金銭感覚で生きている人たちでした。

そういう人たちが、どんな姿勢と価値観とやり方でビジネスをしているか。

それはこれまでの私の想像の枠を超えるものだったし、実際に会ってみないとわからないことでした。

そういう人たちと触れさせてもらうことができて、私の世界観はかなり書き変わりました。

必ずしも、そのままそういう姿を目指すわけではなくても、自分の「この先」についての想像力とリアリティについて、大きく地盤レベルの変化をもたらしたと思っています。

歴代TLIの修了生さんたち

同じように、私と立花岳志くんとで数年来やっていた「TLI(ツナゲル・ライフインテグレーション)講座」に来てくださっていた受講生の皆さんもそうでした。

TLIは、会社員から独立したいとか、自分らしい仕事の仕方を探したいという人が多く集っている講座で、最初はほとんど会社の人間関係や価値観しか知らない状態の方も多かったです。

その中では、自分の夢や本当の気持ちを語るなんていうこともしたことがないし、そもそもする相手もいない・・・という状態。

けれど、「人生変えたい」という自分の意思で講座という場所へ来てはじめて、自分と同じようなことを考えている人たちがいることを知る。

そんな人たちとはじめて、自分の夢や本当の気持ちを語れるという喜びを知る。

講師の私たちのように、会社の枠など全く外れたところで伸び伸び生きている人たちに触れる。

それによって

「自分にもありうるかもしれない」
「できるのかもしれない」

という感覚が芽生えはじめます。

それが「リアリティを持てる」ということです。
リアリティが濃くなってくると
やがて

「自分もやってみようか」
「いつやる?どうやってやる?」

と考えはじめ

ある時

「よし、やってしまえ!」
「今だ、GO!」

という時がくる。

そうやって、新しい人生に踏み出した人が多数います。

それもやはり、「今まで」を超える出会いから始まっているんです。

だから、誰と出会うか

だから、「今まで」を脱出して何か変わりたかったら

今自分のまわりにいる人とは違う種類の人や、自分がしているような生き方とは違う人たちに会ってみたり話を聞いてみるのが早いです。

そのために、セミナーや講座に参加するのはわかりやすく確実ですし、自分の興味のある分野のサークルや団体に関わってみるのもいいでしょう。

移住をしてみたいのだったら、その地域に行って感じてみる。

地域の人に出会ってみる。

実際移住している人に聞くのも早いでしょう。

出会うことで、自分にとってのリアリティが変わってきます。

そうやって
リアリティが変わるからこそ
未来について想像できることも変わってくる

そしたら
「やってみよう」と思うことも変わってくる

だからこそ、それをやることで
未来の姿も変わっていくのです。

その出会いを作る第一歩が「行動」です。

 

想像の限界が創造の限界

ともいいます。

想像とはリアリティです。

リアリティ(現実感)を濃くしていくと
リアル(現実)に近づきます。

そこに「行動」という力を加えていく。

現実化」のための道のりとはそういうものだと思います。

 

 

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、前に進みたい人、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
その他、心と意識をクリアにするサウンド瞑想など、独自の立ち位置で音楽制作やライブイベント等も行っている。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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