他人じゃなくて自分。本当の「安心」の拠りどころとは

新しい時代が始まりました。

時代の変化とともになにか
自分も変わっていかなくちゃ!」
って感じる方も多いかもしれませんね。

どっちへ変わっていくんだろう?

いろいろあるとは思いますが、
一つには、もういよいよほんとに

自分が自分を生きること

だと思います。

幸せの基準を他に頼らないってことね。

 

誰かが決めた「あるべき像」に自分を合わせない。

誰かが決めた「幸せ像」を目指さない。

誰かが決めた「普通」を拠り所にしない。

誰かのために自分の「力」を明け渡さない。

 

自分は自分の感覚どおりの「自分」でいる。

何が自分の幸せかは自分が決める。

自分の感じる真実を拠り所にする。

自分の「力」を信じて自分が使う。

 

「誰か」「何か」じゃなくて
「私はどうなのよ?」
ってことですね。

そんなシフトがますます本格的に
起こっていくような気がしています。

不安なのは自分がいないから

多くの人は究極「安心」がほしいのです。

けっこうみんな「不安、不安」言ってる。

実際のところ、家も職も収入も家族も
それなりにあったりするのにもかかわらず。

なんとかして不安じゃなくなるよう
アレかコレか、って探してる。

なんでそんなに「不安」なんだろう?

それは「自分」を信じられないからです。

自分を信じられないのは
自分がいない、もしくは
自分のリアリティが薄い、から。

ここ何年か
「自分軸」とか「ありのままで」とか
いろいろ言われるけど
そうはいってもなかなか・・・とか
いつまでたっても自信が持てないのは

自分がいないとまでいわなくても
かなり薄いからなんですよ。

ほんとはいるはずなんだけど、
長年「いない訓練」ばっかりしてきて
すっかりどっかいっちゃったのね。

そう、いない訓練。

少なくとも日本に生まれて
普通に育って
普通に教育受けて
普通に社会に出るには

「いない訓練」をせざるをえない
っていう構造になってるんです。

「上」と「大」を拠りどころにしてきた

私たち幼い頃からずーーっと
自分じゃないものに
「安心」の根拠を求めてきたから。

親の言いつけを守って
先生の教えを守って
いい子にして
いい学校に入って
いい点をとって
いい会社に入って
いいお給料もらって
いいポジションについて
いい人と結婚して
いいお家買って
子供をいい学校に入れて
・・・以下省略

そうしたらほめられるし
怒られないし

それが「良い子」で「まっとうな人」。
つまりOK!!

決められた通りの
「良い子」で「まっとうな人」になれば
幸せになれる!

って、信じて生きてきた人って
けっこう多いです。

でもそれって
「そう言われたから信じた幸せ」なの。

幸せっていうのは、自分がこの心で
「ああー、幸せだなあ」って
「感じる」もの。

「まあこれで幸せなんだと思いますけど」
なんて「思う」のって
ほんとに幸せなんだろうか?

ものごとの善悪っていうのも同じ。

小さい子供にとっては
お母さんが笑ったら正しいし
お母さんが怒ったら間違いなんだ。

お父さんが言うから
先生が言うから
テレビが言うから
正しいんだ。

それって
自分じゃないのよ。

親や先生や、学校や会社や
世間やマスコミなどの
「上」で「大」な存在を
信じてるってこと。

自分を信じてるんじゃない。

それを依存ていいます。
自分じゃないものを拠り所にすることね。

子供は「上」と「大」のおかげで
居場所があって
生きることができてるから
それを拠り所にして依存するのは当然なんだ。
だから子供のうちはいいの。

そうやって成り立っている世界を
とりあえず「依存ワールド」と呼ぶけど

でも気をつけないと大人になっても
「上」と「大」を仰ぎ見る依存ワールドの中を
レールに乗せられたまま
運ばれていくんですよ。

親や先生を喜ばせるために
ちゃんとレールに乗ろうとした
「いい子」ほどそうなります。

そのメリットは
ほめられる。

言うことを聞いていればいいので
自分で考えなくてよくて楽。

目立たないから叩かれない
波風たたない。
安全で楽。

しかしそれと引き換えに
デメリットとしての代償があります。

そのワールドでは
「自分を持っちゃダメ」なんです。

自分の感じ方、自分の気持ち
自分の好き嫌い、自分のセンス
自分の意見、自分の主張

そういうものは
わがまま、自分勝手、生意気とされて
「出すな、持つな!」というのが
暗黙のルール。

だからそのワールドで安全に生きるために

私たちは幼い頃から
「いない訓練」をしてくるんです。

それがすっかり板についちゃったのが
大人になった今ココ、ってわけね。

自分をなくすこと。
自分がわからないこと。

自分の存在意義も
自分の力も
信じられないこと。

それが根源的な「不安」や「不満」
を生み出す原因です。

この人生を生きている主役は自分なのに

「上」や「大」という
自分じゃないものばかりを舞台に立てて
主役が舞台裏へ行ってしまってる・・・

「上」や「大」が望む花にならなきゃ!と
ほんとの自分とは違う花になろうとして
無理や我慢を重ねる・・・

だからこそこれからは

自分が主役として舞台に立って
本来の役柄を表現する生き方へ。

自分は本来こういう花だった!
と発見し、受け入れ
その花として自然に花咲く生き方へ。

転換する。

そうやって咲いても大丈夫。

って信じられるようになる。

そうやって咲くからこそ
待っている人にちゃんと出会えて
一緒に咲き合う世界が必ずある。

って信じられるようになる。

それが、冒頭に書いた

自分が自分を生きること

であり、それが

心の内側を満たす「本当の安心」の
拠りどころとなっていくでしょう。

これからの時代、
本当にそちらにシフトした人が
よりイキイキと活躍し
幸せになっていくでしょうし

そういう人たちが
新しい時代の社会を、日本を
作っていくでしょう。

私はそう信じています。

自分の花を咲かせる

5月から始まる半年間の「ビリーフリセット・ブルーミングスクール」は

まさにそんな「自分」をみつけて、咲かせるプロジェクトです。

ビリーフという観点から心の構造を知り、「咲かせない」要因を取り外して、

自分がなんの花のタネだったか思い出す。

自分がその花であることにOKを出す。

同じ思いを持つ仲間との、次元の高い場の中で、ともに応援しあってそれぞれの花を咲かせていきましょう。

詳しくはこちら

 

 

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、前に進みたい人、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
その他、心と意識をクリアにするサウンド瞑想など、独自の立ち位置で音楽制作やライブイベント等も行っている。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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