今年になってから私は、意図的に弁財天の祀られている神社へ赴いています。
2月に福岡の宗像大社、3月に奈良の天河神社、
そして今日は地元湘南の江島神社へ行ってきました。
実は来月も別の弁財天関係の神社の訪問を予定しているのですが、それはまたの機会に。
弁財天は仏教系の神様ですが、神道では市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と同一とされ、なおかつ元はインドの河の神サラスバティであるといわれています。
調べてみると面白いのですが、弁財天を祀っている神社は、もっと昔をたどると役行者(えんのぎょうじゃ)の開いた修験道の修行場だったり、弘法大師空海さんが絡んでたり・・・といった背景が共通していたりします。
昔のいわゆる神仏習合ですが、なんとなくそこに何かの真実があるような気がする・・・なんだろう???
よくわからないけど、なんかワケがありそうな気がしてすっごいワクワクする(笑)
その後明治時代の神仏分離政策によって、お寺だったものが神社に変わったりなど、いろいろ複雑なんですが、まあともかく私の解釈では、そういう一つのエネルギーを弁財天と呼んでいると思っています。
弁財天は音楽や芸能を司る神様です。
私にとってはここがまずポイントですね。
そして水や海や河、そしてお金や財、も司るそうです。
だから水のある土地に祀られていることが多いし、銭洗弁天などもあるように、財に関してのご利益信仰も集めたのですね。
音楽、水、お金。
さあ、この共通項は何でしょう?
流れる。
ですね。
どれも絶え間なく流れゆくもの。
そして巡りゆくもの。
そうか、弁財天は流動と循環のエネルギーなのだね・・・
と思ったのは私の解釈ですが。
自分はこれで納得です。
さらに私は「豊かさ」のエネルギーも感じます。
OSHO禅タロットの中の一枚、Floweringというカードに描かれた女神は、私は勝手にサラスバティ=弁財天だと思っているのですが、まさにこんな感じ。
豊かさと歓びが、流れ、巡り
ますます豊かに花開く。
まさに私の望むあり方。
そんな弁財天のエネルギーとももに、
こんなふうに世の中にお花を振りまいていきたいなーって思ってます。