よいカウンセリングが実践できるようになるために、どういう勉強の仕方があるのでしょうか。
もちろん色々な方法がありますし、道は一つではありませんが、私が今日お話ししたいのはこれ。
実践力を上げるための最高の勉強は
自分がたくさん
クライアント体験をすること。
これはかなり大きいと私は思っています。
つまり、カウンセリングやセラピーを「してもらう側」にどんどんなることです。
その一つの目的としては、最初の方から折に触れて言っていますが、
自己探求して自分の心をわかった分だけ人さまの心がわかるから、というのもあります。
それはもちろん、その通り。
さらにもう一つは、色んな手法を「してもらう側」として体験することで、
それが実際にクライアントさんにとってどういう体験になり、どういう気持ちになって、どういう効果をもたらすのか、
まさに自分が実体験として知ることになるからです。
そしてまた、様々なカウンセラーさん・セラピストさんのセッションを体験することは、
その方のやり方、進め方、あり方、言葉のかけ方、間の取り方、などすべてにおいて体感として吸収できることに直結します。
何も意識的に「学んでやろう!盗んでやろう!」と力を入れずとも、
ただクライアントとして、提供されているその流れに乗せてもらっているだけで、
まるで空気で伝達されるように、そういう非言語の部分でたくさんの「肥やし」をもらうことができるのです。
結果として無意識に、自分が受けたセッションの流れをいつのまにか自分も取り入れていたり、
ここぞという時に同じようなことをやってみていたり、いつのまにか語り口やテンポ感を真似していたり、ということが起こります。
私自身も、自分の直接の師匠だけではなく、興味を持った様々な流派の講座に参加したり、セッションを受けたりして、いろんな人のやり方を体験しました。
それらの部分部分のエッセンスが、いつのまにか自分の中でブレンドされて、自分ならではのセッション手法になり、いろんな道具の「引き出し」になっていると思います。
そういうわけで「自分がセッションを受ける」というクライアント体験が最大の勉強である、ということ。
なのでBLCでは、私・大塚あやこ自身が受講生お一人お一人と個人セッションする機会を、カリキュラム内必修として設定しています。
まずは提唱者本人である私自身のビリーフリセット・カウンセリングがどのようなものなのか、体感・実感していただきたいからです。
そしてさらに「ビリーフリセット認定カウンセラー」によるセッションも無料で付いています。
やはり上手な人のセッションを受けると、進み方が違いますからね。
その体験をベースに、実践力をつけていってほしいと思っています。
いろんな経験を積み重ねて、「ちゃんと結果の出るカウンセリングができるカウンセラー」になっていってもらえたら私もうれしいし、
そうすれば、世の中で必要とする皆さんに、結果の出るカウンセリングをお届けしていけるでしょう。
そんな「先々」を見据えたBLCなのです。
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