多くの人が、40歳前後になると
「自分はこの先このままいくのだろうか?いったいこれからどうしていくんだろうか?」
というような、見直し・考え直しへ向かう心境になりやすいようです。
まともに考えるとしんどいし、すぐには答えが出ないことですが、なんとなく漠然とモヤモヤしている方も多いのではないでしょうか。
現代において、40歳は人生折り返し地点の年齢ですから、それは極めて自然なプロセスです。
40過ぎてからの転向
ご存知の方も多いと思いますが、私はもともとミュージシャン/作曲家で、40歳過ぎてからカウンセリングの勉強をはじめ、5年ほどカウンセラーをメインに仕事をしています。
一見、音楽→心理 というと「ずいぶん違うところに転向しましたねー!」などと見えるかもしれません。
あるいは一旦前のキャリアを「捨てて」一からやり直したようにも見えるかもしれません。
でも、そうじゃなかったんです。
音楽だけやってるミュージシャンのままじゃ、できなかったこと、語れなかったことがあり、関われなかった領域があります。
心とか、人生とか、本質とか、魂とか・・・
音楽業界でそんなことを言うのはちょっとヤバイかんじが、時代的にも当たり前だったですから。
私もぜったいにそんなそぶりは見せませんでしたよ(笑)
でも潜在的には、そういうことをを表に出せないもどかしさを感じていました。
それが、燃え尽きというきっかけによって一旦音楽を横に置いて、心理分野に来ることでやれるようになったんです。
心理分野という第二の領域を持つ私だからこそ、堂々と心だ人生だスピリチュアルだ、と言いながら音楽という第一の分野でできるようになった。
だから、どっちかを捨てて、どっちかを取ったのではないと思っています。
どっちも、です。
そっちがあるから、こっちも豊かになる、のです。
ソレと、コレと、合わさるから、アレ!ができます。
こういう私が、そういうソレをやるから、独自のアレ!になるんです。
それがオリジナリティというものではないでしょうか。
何より、両方を認めて表現できることで、自分に嘘をつかなくていい、やりたいことをまっすぐやっていい「楽さ」というのも大きいです。
これまでのキャリアにプラスしていく
「パラレルキャリア」とか「スラッシャー」という言葉もありますが、これからの時代、職業や肩書きを一つにくくらずとも、多彩な分野で複数の仕事をしていく人もますます増えていくでしょう。
皆さんの中でも、これまで積んできたキャリアがあった上で、今というタイミングでカウンセリングやセラピーなどの心理職に興味を持つようになったとしても、全くおかしいことではありません。
それはおそらく、あなたの内側にその必要性を感じる何かが育ってきた、ということかもしれないのです。
若い時では無理だったかもしれないのです。
これまでやってきたコレ、だけじゃ、行けない場所がある。
やれないことがある・・・・という感覚。
ある種の「このままじゃもう違うかも」という限界感。
それは、あなたが長年やってきたからこそ、知ったこと、見えること。
だとしたらその奥には
「本当はもっとこうであったら!!」
という願いや、
「もっとこうしてあげられたら!」
という切実感の片鱗があるはずです。
それがあなたのヴィジョンであり、志のタネです。
それなりの人生経験を積み、キャリアを積んできた今だから、次のステージでは「自分のあり方」のバージョンアップと「人様に関わるやり方」が必要・・・・と深いところで予感が疼いたのかもしれません。
これまでをスッパリ捨ててしまうのではなく、これまでの「コレ」に、心理職的なあり方とやり方という「ソレ」を足したら、どんな「アレ」になるのだろう?
そこに、自分ならではの新しい「仕事」が見えてくる可能性があります。
人生後半の今だからこそ
そんなヴィジョンの予感がするのでしたら、ぜひ「ビリーフリセット・カウンセリング講座」をおすすめします。
ビリーフリセット心理学の全貌を学び、カウンセリングのセッションができるようになることを目指す長期コースです。
カウンセラーを目指す方はもちろん、セラピスト、コーチ、福祉職、医療職、各種士業、サービス業、部下や社員を持つリーダー、経営者など、人と密なコミュニケーションをとってお世話していく必要がある方にもおすすめです。
いくら人生経験があると言っても、本気で人さまの心に向き合おうとした場合、何も学ばない「素人」のままでは対処がつかないことも多く、弊害もあるでしょう。
デリケートな人の心を土足で荒らすわけにはいきませんからね。
話の聞き方一つとっても、プロの聞き方というものがあるので、やはり基本は学んでほしいです。
そうやって学んだ末に、ハッキリと「カウンセラーに切り替えちゃった!」という場合もあるかもしれませんし、
これまでの仕事に心理のスキルをプラスして、全く新しい仕事を創造していける可能性もあります。
どちらにしろ「この自分だからできるスタイル」というのがきっとあります。
そんなオリジナリティを私は応援していきたいのです。
人生後半からのカウンセリングの勉強は、自分自身の器の成長という意味からも、とても有意義なものになるでしょう。
子育て、部下との関わり、後進の育成・・・など「お世話する側」に立つ際にも豊かな土壌となります。
だから、「今さら」じゃないんですよ。
むしろ「今だから」です。
若い時じゃ、それは無理だったかもしれません。
だから、「これから!」です。
そういう私も、決して最初からサッサとそんな結論に至ったわけではありません。
そのプロセスは、音楽に行き詰ったところから始まりましたから、そりゃあもう、ジタバタ・グルグルしまくりながらの道のりです。
だからこそ、実感でつかんだものがあります。
そういうことだよな!って。
受講生の声
3期ベーシック/アドバンス受講を受講した方の感想をご紹介します。
静 美千子さんも、40代。
カウンセリングのほか、コーチのスキルも身につけ、これから自分ならではの援助職の形へ踏み出してゆこうとされています。
やりたいことをみつけて行動する自分へ!
静 美千子さん
40代・会社員/ストレングスファインダー・コーチ
かつての私はこういう悩みを持っていました。
「やるべきことがあっても行動に移せない」
「とてもいい条件の話があっても、やる気になれない」
「何かをやりたい気持ちがあるのに何をやりたいのか分からない」
何かをやらなくてはと思っているのに動けない自分に対して、焦燥感がありました。
BRCを受講し、心の仕組みを学びました。
学びを深めるにつれて、世の中の常識や周囲からの期待といった他人の視線から生まれた考えと、自分の心の底から湧き上がる本当の気持ちとの切り分けができるようになりました。
そして、自分の本当の気持ちを見つめ続けることで、自分が本当にやりたいことを見つけることができました。
そして、心の底からやりたいことについては、躊躇わず行動できる自分も見つけました。
BRCは、座学だけではありません。
講師の大塚あやこさんのセッションを受けたり、公開セッションを見たり、受講生同士でセッションをしあう機会が多くあります。
実際のセッションに触れることで、座学で学んだ知識が自分の心に繋がっていることを体験できます。
私が自分自身に深くアクセスできたのは、数多くのセッションを体験したからだと思います。
心と向き合う10ヶ月は、長いようであっという間でした。
この10ヶ月が無ければ、今でもただ焦燥感を抱えたまま動けずにいたかもしれません。
この先は、心と向き合うことで見つけた自分が本当にやりたいことをビジネスとして行っていこうと計画しています。
ミッションのタネをみつけよう
というわけで、今後のキャリアとしてカウンセラー(あるいはカウンセリングを生かした何か)を考えていて、ここまでお話に共感されるようでしたら・・・ぜひ、BRCでお会いしたいですね。
きっと、あなたのこれまでの「コレ」と、BRCで学んで腑に落ちた「ソレ」の、あなただけの組み合わせによる「アレ」が、きっとあるはずです。
せひ、そんなミッションのタネをみつけて実現するプロセスを、仲間と一緒に見届けていきましょう。
10人前後のほどよい規模感で、グループ・ダイナミズムという場の力も得て気づきが加速する学びです。
受講条件がありますが、本気で希望される方には柔軟に対応しますので、ご相談ください。
ベーシックは2019年3月〜7月まで。
3月の初回は18(土)・19(日)です。