こうなりたい
これがしたい
やりたい
やめたい
あそこに行きたい
これがほしい
こうなってほしい
・・・たい
・・・ほしい
そんなたくさんの
「たい」や「ほしい」の気持ちが
私たちの中にはあるのに
それを「わがまま」って言ってしまう
そしてその「わがまま」って
だいたい良くない意味で言ってるでしょう。
だからいけないこととして押し潰す。
でも、それって本当だろうか?
たい、とは
望むこと
欲すること。
それはそんなにいけないことだろうか?
望むこと、欲することは
いのちの原動力だもの。
それがなければ
生き物は生きられやしないのだ。
人間も
「たい」があるから、生きられる。
「たい」を燃やして
いのちが回り
いのちが輝く。
何を望み
何を欲するのか
それが自分という人間を生かし
輝かせる。
望みと欲を
潰すな。
貶めるな。
望むこと
欲することを
潰すということは
自分を潰すということだ。
「たい」を貶めるということは
自分のいのちを貶めることだ。
そうやって
人は死んだようになっていくんだ。
望みと欲は
本来汚いものでも恐ろしいものでもない。
それを覆い隠し押しつぶし
貶め、潰すから
恐ろしげなものに変質するのだ。
望みと欲を
光の元へ出してあげよう
望みと欲に
居場所を与えよう
望みと欲よ
息を吹き返せ
いのちの力
解き放て。