イライラしながら他人の心理分析してたら要注意

心のことに興味を持ち始めると、いろんなことが、表面的な見かけだけではなく一歩奥の心理の面まで見え始めたりして、それはそれでおもしろく奥深いものではあります。

自己理解が進んでくると、自ずと他者理解も進んでくるものですし、「こんな自分でもいいかー」と思えた分だけ、「あんな他人でもいいかー」と受け入れられるようになるもの。
両者はいつもイコールであるといえるでしょう。

そうやって自分も他人も許し、自由になっていければいちばんよいのですが、ただ、そんな途上において、多くの人が通るこんなプロセスもあるんじゃないかと思います。

他人や世の中、社会が
遅れて見える、混沌として見える、不幸そうに見える
あれじゃダメだと見える、何やってんだと見える
けしからんと見える、なんとかしろよと見える

つまり、自分がちょっと心のことがわかってきたり、「よいあり方」みたいなものを実践しはじめると、こんどはわかっていない他人や、全然そうじゃない世の中にイラついてくるんですねー。

いやいや、もちろん私もある時期、ありましたよー。
たぶん、みんな通る道。
ちょっと恥ずかしいけどしょうがないね。
そういう時期であり、これもプロセスだから。

今これを読んでいるあなたにも、思い当たるフシがあったとしても大丈夫です、みんな通る道だから。
「いやはや、ハハハ (^ ^;;;」ですませましょう(笑)

この時期の特徴は、他人に対する見方がちょっと心理寄りになるとともに、そこに批判的な気持ちや「怒りの片鱗」が乗っていることです。

・あの人ももっと◯◯すればいいのに
・世の中は◯◯な人が多すぎる!
・◯◯な世間の風潮ってどうなのかなって思う。
・もっと世の中は◯◯であってほしいと思う。
・平気で◯◯なことをする人がいる!そういう人の心理状態ってどうなのよ?

一見とても「正論」ですが、結局自分は、自分の正しいと思う姿を確固として持っていて、そうでない他人や世の中に「NO」と言いたい気持ちが満載なわけです。

怒りが乗ってます。イラついてます。
許せてません。
そして、そういう許せない人たちの「心理」をしょっちゅう考えて、またイライラしたりするでしょう。

あ、念のためこの話は、あなたがそうだとしたって「いけない!」と言っているのではありませんのでね。
「とってもわかるよ〜」と言った上で、ちょっとしたおせっかいを言いたいだけです(^ ^)

心理の理解や分析は、まずは自分のために使うものです。

自分が自由になるため。
自分が自分を許していくため。
自分が自分に優しくなっていくため。

それが本来の目的だと、私は思います。

でも、それをやっていると副次的に、他人のことも理解できるようになってくるのね。

でもその理解はやっぱり

自分が人を自由にさせるため。
自分が人を許していくため。
自分が人に優しくなっていくため。

なんです。

理解できるからこそ「うん、いいよ〜」と言ってあげられる自分になるためです。

でもどうして、「そうなってない」人や世の中に、イラついたり許せなかったりするんでしょうね?
「なにやってんだ、それじゃダメ!」って言いたくなっちゃうのでしょうね?

それは、たぶんあなた自身が、「そうなってない」自分や親に、まだまだイラついたり許せなかったりしてるからじゃないかと思います。

「なにやってんだ、それじゃダメ!」って、心の中で言ってるんじゃないかな。

「いやいや、自分はもうだいぶ『そうなってる』し。だいぶイイ感じだから!」
と思われるのでしたら、そしたら「親」かもしれません。

親のこと「あれでいい」って思ってます?

まだどこかで

あれじゃ不幸
あんな生き方じゃ辛い、虚しい、くだらない
あんな人生っていったい・・・

とかとか・・・・
思ってたりしませんでしょうか。

だからこそ、まだあなたは

あの親をなんとかしないと
なんとか気づいてもらいたい
なんとかわかってもらいたい
なんとか好きなことしてもらいたい
もうちょっと有意義な人生送ってもらいたい
もうちょっと幸せになってもらいたい

って思ってるのかもしれません。

にもかかわらず、あの親はあいかわらず「あのまんま」です。
変わる気配もない(笑)
「気づけよ!わかれよ!」とあなたはイラついている。
でもちっとも変わらない。

親のことを「あれじゃあダメだ」と思って「変わってもらいたい」と思う。
でも変わらないからイラついている。
どうしてああなのか、と心理分析する。

この心の構図が、対他人、対世の中に対する心の構図と、だいたいの場合相似形になっているものです。

他人のことを「あれじゃあダメだ」と思って「変わってもらいたい」と思う。
でも変わらないからイラついている。
どうしてああなのか、と心理分析する。

ほら、同じだったりしない??

いいんですよ、これは段階です。
そういう段階って、ぜったい通る。
だから、次のステップがちゃんとあるんです。

自分がよいと思う生き方をみつけたのだったら、
まずは「そうじゃない自分」をどんどん「いいよ、これもいいよ、それもいいよー」と許していきましょう。

そしたらこんどは、そうじゃない他人のことも「いいよ、それでもいいよ、あれでもいいよー」と許していきましょう。
許すというとわかりにくいかな、「ほっておけること」とでもいいましょうか。

つまり、まずは「あなたみたいじゃないあの親」を「あれはあれでいい」とほっておくということです。

あの人たちはあれでいい
だって好きでやってるんだから

心からこれが言いきれたら、
「あなたみたいじゃない世の中や他人」に対する、しかも普段自分とは全く関わりのない他人とか、テレビで見たような縁のない他人や世の中に対しても

あの人たちはあれでいい
だって好きでやってるんだから

と思ってほっておけるようになるんじゃないでしょうか。
みんな、好きなように生きてるんです。

あなたも好きなように生きていい。
あなたもほっといてほしいように、
人のことも、ほっといてあげましょう。

大事なことは、

「で、自分どうするのよ?」

ということです。

あの人たちは、あれでいいとして、
自分が自分をどうするのか。
自分が自分をどれだけわかってあげて、
尊重してあげて、生かしてあげるのか。

実のところ、ポイントはそこだけなのです。

「他人の領域」へのお出かけをやめて
「自分の領域」に戻ってくる。

これが、本来の「心の勉強」の成果であるといえるでしょう。

そして、本当にそんな世の中をなんとかしたいのだったら、一人でモンモンと心理分析してないで、ちゃんと戦略立てて行動することです。

本当に世の中変えるために、志を立てて、人に関わり、コツコツ積み上げ、形を作って提示し、発信し、共感者を増やしていくことです。

自分の領域をキッチリ生きることができるようになった時、世の中にはたらきかけるそういう仕事をやっていくことができます。

 

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

人生転換の専門家・心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット心理学®」を提唱し、がんばっているのに生きづらい人や、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
 
活動6年で延べ4,000名以上の人生を好転させてきた他、カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎ツナゲル株式会社代表取締役

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