安心、信頼、やすらぎ
ゆるむ、受け取る、ゆだねる
って聞いてどう感じますか?
私個人的には、今これらのキーワードがすごくテーマ。
あらためて、そこだなーと感じているこのごろです。
でも、これって
がんばってきた人ほど、やってきた人ほど
「ソレ何?」ってなりがち(笑)
ピンとこない、ありえない、想像つかない・・・
実は、一番怖いことであったりもします。
だからこそ、重要なテーマなんですね。
自力でがんばって自立して
「する・やる・できる」の世界でシノギを削ってきた人は
「次」のステージはこれなのです。
でも、これが難しいんですよね。
「する・やる・できる」でがんばる
それしか知らないから。
そうやってがんばるにはがんばる理由があったから。
そんなにもがんばる理由
その理由とは
「この世界はこわいところ」
「人間はこわいもの」
「孤独になってしまう私」
っていう感覚が、深〜い身体的レベルで刻まれているからです。
だから、そのままでは、ほっておいてはダメになってしまう。
という漠然とした感覚。
その身体的感覚は、生まれた直後、あるいは生まれる前・・・そんな原初のレベルから始まって
以降、家族で、学校で、社会で、絶えず刷り込まれていくものです。
だからこそ
そんなこわい世界で危ない目にあわないように
こわい人間たちに対処できるように
けっして孤独にならないように
そうやって生き延びるために
そのための防衛手段が「する・やる・できる」で自立することだったのです。
生き残りがかかってるので、この「する・やる・できる」をやめる・手放すというのは、めちゃくちゃ怖いのです。
それが「自立のステージ」から、次の「相互扶助のステージ」へ転換していく時の高い壁。
よっぽどの思考の転換と心境の変容がないと、この壁は超えられません。
この壁を越えるためのキーワードが
安心、信頼、やすらぎ
ゆるむ、受け取る、ゆだねる
ということになります。
一生モノの大転換
世界を信頼し
人を信頼し
自分を信頼する
言うは易し・・・(笑)
特に人生の初期に「世界はこわい、人はこわい」という感覚を味わざるを得なかった人にとっては、
これこそが一生モノの大転換と言っていいかもいれません。
逆に、もともと「世界は歓迎してくれる、人は愛してくれるものだ」という感覚で人生を始めることができた方は、ラッキーでしたね。
その信頼ベースにどんどんハッピーな世界を築いていってください。
まあこれは、運命や親や家を恨んでも仕方のないことで
そこまでしても自分の魂が知りたいことがあって、そういう初期設定を選んで生まれてきたのだと考えましょう。
そのような「自立ステージからの切り替え時」を感じる方は
安心、信頼、やすらぎ
ゆるむ、受け取る、ゆだねる
がキーワードであることを心に留めてみてくださいね。