「どうせ言ったってわかってくれない」
って思って私たち、
言うことを諦めていることがあります。
だから言わない。
だから黙っている。
だから従っている。
せいぜい精一杯冷たくしたり
そっけなくしてみたりして
意思表示しているつもり。
それでいて
わかってくれないことを
とっても悲しく思っている。
そして怒っている。
ほんとはわかってほしいのに。
聞いてほしいのに。
心の中では
「わかってくれないんだから!」
って悪態ついて
でも、顔では静かにニッコリ。
でもちょっと待って。
よく考えてみよう。
実際やってることは何?
っていうと
結局、何にも言ってないわけですよ。
言ってない。
伝えてない。
意思表示してない。
そりゃあ、伝わらなくても
わかってもらえなくても
当然だねえ。
だって言ってないんだもん。
顔にも出してなかったりするじゃない。
何も言われなかったら
他人が考えてることなんか
そうそうわかるもんではありません。
ですよね、普通。
言わなくても以心伝心でわかれ!
テレパシーで伝われ!
とか普通ムリだから。
だとすると
相手がわからないのも当然だ。
自分が言ってないんだもん。
出してないんだもん。
なーんだ。
そういうことだ。
そりゃ、わからんわ。
「どうせ言ったってわかってもらえない」
↓
だから言わない
↓
相手はわからない。
↓
当然わかってもらえない。
あたりまえ。
でした。
いやいや、
私も昔からけっこうやってましたよ(^ ^;;