「人のご機嫌うかがい地獄」から抜けるために

 

Five years old little cute boy hiding behind a table

とにかく人の機嫌が気になってしまう時

人の機嫌がとにかく気になる。

気を悪くしていないかな、怒ってないかな、大丈夫かな・・・
ちょっと硬い表情をしているところを見てしまったら、
すごく不安になる。

「あっ、何か気に入らないことがあったのかな。」
「あれが悪かったかしら、コレが問題だったかしら。」
「私、何かいけないことを言ってしまったかしら。」

我が身を振り返って検証を始める。

「やばい、どうしよう、どうしよう・・・」

恐怖はどんどん増幅し、思考がグルグル回る。

こんなパターンにはまってしまう人、いませんか。

私は昔、そうでした。
これ、つらいよね。
でも、どうしていいかわからない。
いっつも恐怖がついてまわりますね・・・わかります。

でも私、今はだいぶそこから抜けられたので、
あらためて、あれは何だったのか、考えてみます。

あれはねえ・・・
最大の原因は、
「自分はダメな存在」だと思っているから。 

それはもう、言葉にもなっていない原初的な感覚だけれど
ダメとか、足りないとか、悪いとか、価値がないとか
そういう自己否定感覚が根底に「入って」いると、
あらゆることが「自分がダメな証拠」として
突きつけられる(ような気がする)のです。

あの人が硬い表情をしたのも、
あの人が無口になったのも、
あの人がこうなのも、ああなのも、
ものごとがこうなったのも、ああなったのも

「私がいけないからだ・・・」

全部ここに行きついてしまうのです。


取り組むべきところは、自分自身の扱い方

ここから抜け出るためには、どうしたらいいのでしょうか。
実は、取り組むべきところは、

「あの人への対処の仕方」でもなく
「よりいっそう人の気持ちを正しく読み取ること」でもなく
「もっといい言い方ができるように努力すること」でもなく
「愛想よく、感じよく振る舞えるよう心がける」ことでもないのです。

取り組むべきところは、
自分の、自分に対する扱い方。
「自分はダメな存在」という、 この根本的な自己否定をやめることです。
「このままでも、べつに大丈夫な私」という自己認識に
変えていくことです。

「自分はダメ」という感じが強い場合、
実は、本当に「自分がダメな存在」なのではなく
「自分はダメな存在だ」と思わせるプログラムが、
身体に入ってしまっていると考えてみてください。
だからいつも「ダメだ」と思ってしまうのです。

そうすると、人間関係という舞台の中で、そのプログラムが発動し、
「自分はダメ」を証明する証拠がいくらでも集まります。
だから、いつまでたっても恐いのです。
このプログラムを解除しないかぎり、
永遠に同じ問題が湧いてくるということになります。

人の機嫌が恐かったら、
人の機嫌をどうにかしようせずに
自分の自己定義を見直して、書き換えていくのが根本解決です。

ほんとのことろ、
人の機嫌は、自分の手が届かない領域です。
自分のことは、自分の手が届く領域です。

なんか、そこが逆になっちゃってて。
それが、苦しみの元です。

 人の機嫌は人のもの

そしてね、もう一つ

 その人の機嫌は、その人に責任があるということを、
 キッチリ分別することです。

「私のせいじゃない」って思っていい。
「私がいけないんだ」って思わなくていい。

「俺を怒らせたのはおまえだ!」とか言う人もいるけど
そりゃー、きっかけは「私の何か」だったとしても
実際にそれをきっかけに機嫌を悪くしたのはその人なのです。

何かがその人の「地雷」に触った、ということ。
「地雷」を持っているのは、その人です。
「地雷の爆発」は、その人の中で起こっていることです。
その人の構造的な問題もあるんだから、仕方ないね。

人の機嫌は人のもの。

 あなたがそこまで人の機嫌に責任を持つ必要は、もうないのです。

もちろん、本当に自分がミスをして、迷惑をかけてしまったら
謝るのは普通のことでしょう。
相手の気持ちを気遣うのが悪いわけではありません。

でも、人の機嫌におびえてしまう人は、
必要以上に、自分の頭の中だけで、
本当にそうかどうかもわからない人の機嫌を先読みして、
人の機嫌の責任を持ってしまうんですね。
とにかく「怒らせないように。怒らせないように。」ってね。

実はね、「人の機嫌」て思ってるけど、
元をたどれば「親の機嫌」なのです。
親の機嫌のために
あらゆることをしたりしなかったりしてがんばっていた
ちっちゃいその子の、恐怖と、けなげな努力と、責任感。

そして「私がいけないんだ」と言ってシュンとしていれば
親の機嫌はとりあえず静まったりしたかもしれません。
それを言えばことが収まるって思い込んで、
「私がいけない」がクセになっちゃったね。

もういいんだよ。
はい、もうおしまい。

親の機嫌は親のもの。
あなたのせいじゃない。

人の機嫌は人のもの。
私の機嫌は私のもの。 

人の機嫌のコントロールから手を引きましょう。
人には機嫌を損ねる自由もあることを認めてあげましょう。
私とは関係ないところで、機嫌を損ねることだってあることを
受け入れてみましょう。

そして、私にはそれに巻き込まれない自由もあり、
私にも機嫌を損ねる自由があることを認めていいでしょう。

そしたら、とっても楽になります。
ニュートラル、ってやつ。
そうやってだんだんと
機嫌を損ねた人を、黙って見守る忍耐力と度量を育てましょう。

そして、なにより、自分の存在にOKを出すこと。
「私はダメだ」「私のせいだ」「私がいけない」をやめること。

あの「人のご機嫌うかがい地獄」から抜けるために。
 私が学んだことです。

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

ビリーフリセット・カウンセラー/作曲家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
元・日本音楽療法学会音楽療法士
芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
深く人の心に関わるためには、音楽だけのアプローチでは限界を感じ、音楽療法を経てさらに本格的な心理カウンセリング/セラピーへ転身。
原理原則に基づいたオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、ビジネスマン、リーダー、経営者、クリエイター等、影響力のある人を更にステージアップさせる個人セッションやワークショップを開催。活動5年で延べ3,000名以上の人生を好転させてきた。

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