■魂が喜ぶ仕事をしたいよね
「今の仕事はそこそこやってきたけど、本当はこれじゃないような気がする。」
「この先もずっとこれというのは、なんか違う気がする。」
「本当にやりたい仕事ってなんだろう。」
「本当にやりたい仕事に向かって舵を切っていきたい。」
「やりたいことはあるけど、できるかどうかわからなくて不安・・・」
と感じている方は実に多いと思います。
実際に私の個人セッションにいらっしゃる方々の傾向からも感じることです。
本当にやりたい仕事、とは。
自分の能力や個性を生かせて
心から喜びや充実を感じられて
自分もやってうれしい!人も喜んでくれてうれしい!と思えて
自分が人生でやるべきことはこれだった!と思えるような
そんな仕事なのでしょう。
私はあえてもう少し、たいそうな言い方をしたいと思います。
それは
魂が喜ぶ仕事。
とりあえず、諸事情考えて今の仕事を続けているけれど
心の奥では、そんな「魂が喜ぶ仕事」をみつけたいと望む
もう一人の自分がいることに、気づいている方も少なくないのでは。
そう。ほんとはね。
魂が喜ぶ仕事をしたいよね。
魂が喜ぶ仕事がわかればいいよね。
みつけたい。
わかりたい。
それをやりたい。
でも
それはすぐにはわからないことが多いです。
ごく稀に、若い頃から一直線にそんな仕事に邁進してきた!
という方もいるかもしれませんが、
多くの方は「わからない」からスタートする場合がほとんどのはず。
では、それをみつけていく歩みとは、どんなものなのか。
私自身の体験や、クライアントさんたちとの出会いから学んだこと、
それらを合わせて心理学的な観点で見ながら、
いくつかのステージに分けて考えてみたいと思います。
■最初は、荷物とノイズを片付けるステージ
魂が喜ぶ仕事を、みつけたい。
わかりたい。それをやりたい。
でも、それはすぐにはわからない・・・・。
なぜなら、魂の望みは、心のとっても深いところにあって、
普段は気づけず、頭で考えてもわからないものだからです。
魂の望みのその周りには、不安や恐怖や思惑や、人の目や自己否定や、
「べき・ねば」や禁止や義務や・・・・
そんなたくさんの「思考の層」が積もり積もって、くっついているからです。
魂の望みが知りたかったら、
まずはその周りに積み上った「思考や感情の荷物」を少し片付ける必要があります。
自分を制限する思考パターン
知らず知らず自分を低く貶めている自己認識(自己否定)
痛い人間関係を作り続ける思考パターン
それらの背景となる、心に刺さったトゲや傷・・・など
それらをある程度片付けないと、
魂の望みを感じ取ることは難しいのです。
たとえ魂が望んでいても、たちまちそれらの荷物が道をふさぎ、
ノイズがその声をかき消すことになります。
望む前から「どうせ無理」と言って終了・・・のようなことにもなります。
おなじみの思考パターンが、
「それが無理であるもっともな理由」というものを、
これでもかと述べたててくるからです。
だから。
ある程度、でいいのです。
少しずつ、でOKです。
まずは余計な荷物、ノイズを少し軽くしていくこと。
これが、私のワークのスタイルでいうと「ビリーフ解放」というプロセスです。
だからこそ
本当に自分の人生を生きたい、前に進みたい
ヴィジョン/ミッションを生きたい
と願う人にとって、最初に取り組むべきことは
感情と思考(ビリーフ)の解放。
つまり「ビリーフ・ワーク」の段階が必要だということです。
そうして、こういう荷物やノイズが少し軽くなり、
「思考と自分との間にスペースをとる」ということが
できるようになると、
やっと、自分の感性の声が聞こえてくるようになります。
感性の声と仲良くできるようになります。
それが「魂の喜び」へとつながる鍵となっていくのです。