謹賀新年。元旦の高野山で受け取ったものは・・

 

新年おめでとうございます。

大晦日は地元鎌倉で過ごし

材木座海岸の夕焼け

思い立って、元旦朝から高野山へ向かいました。

高野山は、弘法大師・空海が開いた真言密教の聖地。

2013年に初めて行って以来、今回で9回めくらいかも。

行くたびに何らかブログ書いているので、高野山がらみの記事はたくさん溜まっています。

高野山の記事一覧

杉林の中、奥の院参道

高野山で感じたメッセージ

自分がわからなくなった時、
次のヴィジョンを探したい時、
ここに来たくなります。

ほんと、落ち着く。
土地が、空気が、エネルギーが
静かでホッとする。

奥の院でお大師様に相談。

いつもここで何かがわかり
自分が何者だったか思い出す。

奥の院・弘法大師お廟への橋

新年、私が感じ取ったメッセージは

みんなのために。

そして

衆生済度(しゅじょうさいど)。

 

仏教の言葉だけどね、つまり

みんなが苦しみを脱して幸せになるために、自分は何ができるか?

ということですね。

あ、これは皆さまにとってのメッセージじゃないですよ。あくまでも今年の私。

私はやっぱりそれをする人なんだよなあ。

 

おこがましいかもしれないし、クソ真面目すぎるかもしれない。

重いかもしれないし、今どき古いかもしれない。

誇大妄想かもしれないし、勘違いかもしれない。

でも私の心の奥が、この高野山という地に1200年分堆積した無数の人たちの「衆生済度」の祈りに響鳴して、泣けてきてしょうがなかった。

伽藍へ向かう、朝の蛇腹道

仏教は「苦」を探求する

私は特定宗派の信徒ではないし、お寺も神社も分け隔てなくお参りするけど、とりわけ昔から仏教に共感するところが大きいです。

それは、仏教は人間の「苦」をすごく見つめて、共感して、慈しむから。

大慈大悲(だいじだいひ)というのも好きな言葉です。

そもそもお釈迦さまは「この世はすべてが苦しみである」って最初に言っちゃってるから。

だからこそ「どうしたら苦しみから救われるか」っていう探求から始まってるのが仏教だから。

私もそこは大共感で。

人間てどうしようもなく「苦」の存在だし、生きることは「苦」だって、子供の頃からずっと思ってたものね。

それは、私が個人的に生きづらい思いをして育ったところからくることなんだけども。

生きづらい人は、どうしたってそういうところから考えざるを得ないわけですよ。

「苦」を実感するからこそ、「苦」とはなんたるかを徹底的に考える。

私にとっては、仏教に共感しつつも、より現代的にハッキリとそこを突き詰められるのが心理学であり

これが「苦」の構造だ!!と解き明かせた感を得られたのがビリーフリセットの理論というわけです。

私の担当?

そんなわけなので、どうしたってやっぱり私は「苦」には詳しい。

つまり「苦からの解放」担当ってことですかね?

衆生済度。

みんなを「苦」から解放せよ!

ってことですかね。

はあ、やっぱりそれですかね・・・

やっぱりか・・・そこか・・・はああ。

と、少しため息混じりに腑に落ちた新年。

高野山、根本大塔

だってちっともキラキラもワクワクもしないところじゃない? そこって(笑)

苦しいよね。泥臭いよね、重いよね。

まだそんな重いとこやってるの?もう令和だよ?

って言われてない?(誰に・・笑)

もうそろそろよくないですかね?

 

って感じがね、実はここのところずっとしてたんです。

だから、あんまり以前みたいな「お悩み直撃系」なブログも書けなくなってました。

「だってもうそういうの、いいでしょ」って思って。

期待してた人、ごめんね。

でもあらためて新年、今は今にふさわしいやり方やあり方で、これまでとはまた違ったアプローチや表現が何かあるのかもしれません。

で、やっぱり私の得意分野「苦からの解放」担当をやっていくのかもしれません。

次の人を育てる

苦からの解放。

私にとって今年、それがどういう表現や形になるのかはわかりません。

何か新しい仕事の形が立ち上がるのかもしれない。

 

でも今見えているのは、たとえ私が直接やらなくても、それをやってくれる人たちを育てるのは大いにありだということです。

つまり「人を苦から解放する人」を育てる。

それが、これまですでに4期やってきたBRC(ビリーフリセット・カウンセリング講座)にあたるわけですね。

BRCは私にとっても大切な講座です。

当初から「カウンセラーを養成する」ということを目的にはしているけれど、実は本当の目的は「カウンセラー」じゃないんだって、だんだんわかってきました。

つまりこれですよ、「人を苦から解放する人」を養成する講座ってことです。

その名目が何であろうと。

 

私の目から見て、世界は以前として「苦」だし、人間の「苦」も甚だしいものがあります。

苦しんでる人はこんなにいっぱいいるし、苦しみの中にあっても苦しいと気づいていないことまで含めて、苦しみにあふれているとも言える。

そんな「苦」であるこの世界。

初期設定として「苦」に呑まれて生きてきた自分を、まずはいかに苦から解放するか。

そこから始めた人が、やがて自分の「苦」を脱出し始めたら、こんどは誰かに手を差し伸べる。

そんな人を育てるのが、私の仕事であり「担当」であるのかもしれない。

「ビリーフリセット・カウンセリング講座」っていう名前、変えようかな??

とかもちょっと思い始めてます、未定だけど。

 

というわけで、高野山で感じたことをきっかけに、つらつら考えながらそんな結論に至りました。

年頭から「苦ー、苦ー」言ってごめんねー(^o^)

めでたくもうれしくもないわよねー。

でも私そういう人間なんで、ごめんねー。

今年もよろしくお願いします。

 

私もそういう「担当」かも!?
って思った人はBRCでご一緒にね!

 

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、前に進みたい人、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
その他、心と意識をクリアにするサウンド瞑想など、独自の立ち位置で音楽制作やライブイベント等も行っている。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎淨音堂株式会社代表取締役

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