私、鎌倉生まれで20代後半まで鎌倉に住み、その後ずーっと都内暮らしをして、2年前から都内の自宅と行き来する形で、また鎌倉暮らしをするようになりました。
海が近く、ほどよくおしゃれでゆったりした雰囲気にリラックスすることができます。
日数でいったら月の半分もいられないけれど、やっぱり私にとっては鎌倉滞在は必要な時間だなーと感じています。
半・鎌倉暮らしの中でみつけたこと
そんな半・鎌倉暮らしの中で、私にとっては今まであまりなかったことをするようになりました。
それは「ダフネ」というジャズクラブのジャムセッションに出入りするようになったこと。
ジャムセッションというのは、お客さんが自由参加で楽器を弾いたり歌を歌ったりして、その場でいろんな人と即興で演奏していく音楽の楽しみ方です。
多くの場合、ジャンルはジャズで統一されているお店も多いですが、ダフネの火曜日JAMは、ジャンルフリー。
みんながやりたい曲を持って来てお互い協力しあうような、ちょっと他にはないスタイル。
なんでもありでめっちゃフリーダムなところが私は気に入ってよく行くようになり、地元の常連さんやミュージシャンの方たちとも顔見知りになりました。
私、知らなかったけど鎌倉・湘南中心に地元軸で活動しているミュージシャンの方もけっこういるんですね。
そんな方達と知り合うことができるのもなかなか楽しい体験です。
Ten という音楽
そんなご縁から、ダフネ火曜JAMでホストバンドを務めるベースの片野吾朗さんとギターの濱田翔さんを知ることになりました。
お2人がやっている「Ten」というアコースティックデュオがありましてね。
ライブを見に行ったんです。
ちなみに、吾朗さんと翔さんは地元鎌倉の小学校時代からの同級生だそうです。
中学生の頃には一緒にバンドをやっていたそうで、そこからお互いプロになって活動しているのですから、すごいご縁ですね。
ベースの弦は4本。ギターの弦は6本。
4+6で、10。つまりTen。
10本の弦で何ができるかの追求、ということだそうです。
で、見に行ったライブ。
場所はいつもの鎌倉ダフネ。
音楽を言葉で表現するのは難しいけれど、その10本の弦から生まれる音楽は、「ジャンルが何」と言うことができない独特なものでした。
ギラギラしない、ガツガツしない、ゴリゴリしない。
私の中に勝手にあった、ジャズ系インストもののイメージの逆(笑)。
主張するのではなくささやく。
繊細で、静かで、優しくて、風のように軽く、水のように流れ、光がキラキラしてる。
鎌倉っぽい。
美しい世界観。
淡にして麗。
まるで俳句や水墨画のよう。
そんなふうに感じたので、ああこれはぜひ、昼間の明るい光の入る空間でも聴いてみたいな〜、なんて個人的に思ったのでした。
それで地元鎌倉、昼間のライブ
そんなところから想像ははばたいて。
このTenの音世界を、光の入る素敵な空間で、もっと皆さんにも聴いていただきたいなー、とか。
ご紹介するだけじゃつまらないので、私もなんかやりたいなー、とか。
それだったら一緒にやってみたいミュージシャン、あ、あの人だなー!とか。
どうせだったら、全員でなんか絡みたいなー、とか。
いろいろ思い浮かび、そしてちょうどピッタリのレストランもみつかって、諸条件整いまして。
そんなご縁から、
秋の鎌倉、由比ヶ浜、日曜日のお昼。
光の入る素敵なレストラン、ブラスリー・ゲントで、お食事と雰囲気を合わせてお楽しみいたくライブ、企画しました!
ワンドリンク(アルコール類含む)、プレートランチ、デザート、コーヒー付きです。
Tenのお2人の音楽、そしてこれからご紹介するヴァイオリンのコヤマリエさんと私の音楽、きっとこの雰囲気に合うと思うんです!
アイリッシュスタイルのヴァイオリン
私が共演するのは、ヴァイオリニストのコヤマリエさん。
ヴァイオリンというとクラシックのイメージがあるかもしれませんが、リエさんはもっと自由なスタイルです。
アイルランドへの留学経験もあることから、アイリッシュ系をベースに、ジプシーやインド、時に日本的なテイストまでミックスして表現する、オリジナリティあふれるスタイル。
すっごくわかりやすく言ったら、ジャンルのミックス感という観点では、葉加瀬太郎さんが近いかも。
リエさんのオリジナルユニット
Amazonで試聴できます↓
リエさんとは、元々は私のビリーフリセット初級講座にご参加いただいたのがきっかけで出会いました。
ミュージシャンが講座に来てくださったのが私はうれしかったですし、音楽に対する考え方や姿勢にお互い共感するところがありました。
CDを聴かせていただいたらすごく雰囲気がよかったので、これはいつかぜひ一緒に!と思っていたのです。
それでこのライブの企画を思いついて、これはぜったい合うな!と直感してお声かけさせていただきました。
初めてのリハーサルでは、お互いのオリジナル曲を持ち寄って音を出してみたのですが、譜面初見にもかかわらず、お互い一発で理解。
感覚合いまくりです!
開催要項
というわけで、片野吾朗&濱田翔のTen、と、コヤマリエ&大塚あやこ、それぞれのアンサンブルと、少しだけ4人でのコラボもやる予定です。
鎌倉らしいリラックスした雰囲気で、お食事とも相性のよい音楽になると思われます。
秋の鎌倉、日曜のお昼。
ぜひおでかけください。
日時
2018年10月21日(日)
13:00 開演 (12:30 開場)
会場
由比ヶ浜 ブラッスリー・ゲント
江ノ島電鉄線・由比ヶ浜駅より徒歩3分
〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜4-10-7
1ドリンク(アルコール類含む)/プレートランチ/デザート/コーヒー付き
お申し込みいただいた後、当日は先着順の自由席です。
12:30から開場し、お早めに着いた方からちょっとしたおつまみとドリンクを。
13:00からランチと音楽スタートとなります。
料金
1名様 ¥6,400
2名様 ¥12,800
3名様 ¥19,200
お支払い:
PayPal決済、または銀行振込でお願いいたします。
お申し込みフォームに記入/送信いただきますと、自動返信にて詳細が届きます。ご案内にしたがって1週間以内のご決済をお願いいたします。
キャンセルポリシー
4日前までにご連絡いただいた場合はご返金いたします。
以降はご返金しかねますのでご了承くださいませ。
出演者プロフィール
Ten
鎌倉出身の2人によるInstrument Duo
[ten]とは、ギターの弦、ベースの弦それぞれを合わせた数の十にちなむ。
Bass:片野吾朗
ベーシスト 作編曲家
15歳よりエレキベースをはじめる。
洗足学園音楽大学JAZZ科を卒業。在学中は岡田治郎氏に師事。
植松孝夫、横山達治、関口シンゴ、藤原さくら、逗子三兄弟、井上公平などのライブ、ツアー、レコーディングに参加し全国をまわり、フジロックフェスティバル、ジャパンエキスポ in Paris、スウィートラブシャワー、仙川ジャズ、鎌倉JAZZ祭などのフェスなどに出演。
Guitar:濱田翔
鎌倉生まれ、在住のギタリスト。
オーガニック&メロウなグルーヴと、リアルタイム・サンプリングによる独自の世界観を生み出すアコースティック・インストゥルメンタル・ギタリスト。
現在までに4枚のオリジナルアルバムをリリース。
作品は常に生音であることにこだわり、全ての楽器演奏、録音、デザインまでを自身で行っている。
映画「とびだせ新撰組」やサーフムービー「僕らの生きる地球」「Asian Freedom」、GO OUT/TDKによる「TOKYO OUTDOOR COLLECTION」動画 、ハワイアンジュエリーブランド「Wailea」ムービーBGMなど、映像作品などへの楽曲の制作・提供も行う。
自身のライブをはじめ、他アーティストのレコーディングやステージサポート、 楽曲アレンジやパーティーやレストランなどでのLIVE BGM、映像作曲家としても活動している。
コヤマリエ
ヴァイオリニスト
京都市立芸術大学音楽学部ヴァイオリン科を卒業。
卒業後はシンガーソングライターとしてのライブ活動を新宿•渋谷を中心にストリート演奏などを行ない、アルバム『天窓の月』を発表。その後、結婚、出産し、一児の母となる。
’13年、自身のオリジナル曲を中心に演奏するインストルメンタルバンド『muTRIO』を結成。’13年2月にはNHKBSの人気情報番組「エル・ムンド」にて4夜連続生演奏をする。同年ファーストアルバム「muTRIO」を リリース。
コヤマリエの楽曲は、故郷の奈良から、またかつて旅したアイルランドの影響を受けたものが多いが、現在はジャンルにとらわれることなく、心のまま弾き続けている。
大塚あやこ
作曲家/ピアニスト/心理カウンセラー
東京芸術大学作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。
宗次郎(オカリナ)、姜建華(中国二胡)、鬼束ちひろ、園まり等、様々なアーティストのツアーやライブでのサポートに携わる。
作曲家/プロデューサーとして自身の音楽ユニット「PRISMIX」を立ち上げ、スカイネットアジア航空(現ソラシドエア)機内音楽、テレビ東京系列アニメ「ゼーガペイン」サウンドトラック、ミュージカル舞台など数々の音楽制作を手がける。
その後、深く人の心に関わるためには音楽だけのアプローチでは限界を感じ、音楽療法を経てさらに本格的な心理カウンセリング・セラピーへ転身。
独自開発のメソッド「ビリーフリセット®︎」を用いたカウンセリングスタイルが人気を博し、個人セッションやセミナーの他、後進のカウンセラー養成にも力を注いでいる。
2016年に自社レーベル「ツナゲル・クリエイション」より、ソロアルバム「森羅万象(ありとあらゆるもの)~ピアノで語るゼーガペイン~」発売。
音楽と心理を扱う独自の立ち位置で、演奏や録音、音楽プロデュース活動を展開している。