DV・パワハラに悩む女性のテーマは「怒りと力」の取り戻し

今日の話題は女性の方向け。
関係ない人には全然関係ないけど、思い当たる人にはすっごく大事なお話です。

男性でも自分のこと「力が弱い」と思っているタイプの方には参考になるかもしれません。

がんばる方向が違うかも

さて。
DV夫(彼氏)とかパワハラ男とか、すぐ怒って暴言吐いたり暴れたりして、いっつもあなたを貶める男が側にいる女性のみなさん!

そういう相手に、言われっぱなし押されっぱなしで泣き寝入りしているみなさん!

なんとかしようと思って一生懸命、彼を受け入れようとか許そうとか、彼の傷をわかってあげなきゃとか、応援してあげなきゃとか

私がもっと落ち度がなければとか、気遣いできればとか、愛ある女になればとか、そういう私に変わらなきゃ!!とか

・・・なんて思ってがんばってませんか?

で、うまくいきましたか?

うん、一時的にはなんとかなったかもしれないね。
でもやっぱりまたおんなじことが繰り返されてませんか。

ていうか、そういうふうにしてますます状況は回り回ってエスカレートしたりしてませんか。

だとしたら、それ、方向が違うんだね。

そういう女性が見るべきテーマは

「より完璧ですばらしく、優しく愛あふれる女性になること」ではありません。

転換の鍵はこれ。

自分自身の内の「怒りと力」を認めること。
自分の中の「男性性」を育てること。

ええ!?って思う?

よね。

たぶんそんなあなたはきっと、怒りや争いが大嫌いで、平和のためには自分がいくらでも我慢できちゃうような、けなげな女性だったかもしれない。

平和を望む穏やかな心、優しい心。
もちろんそれは素晴らしいものです。

でもね。それゆえに

自分の中の怒りの気持ちや、相手に反発するような力を出すことを、自分でとっても嫌ってないかな?

いや、たしかに「だってそんなことしたらますます向こうはヒドくなるから!」っていう恐れが先に立つんだろうけど。

でもそれをやってるかぎり、悪循環のループは回り続けます、残念ながら。

だから、もうそれじゃなくて、今まで思いもよらなかったような、違う方向の「変わり方」っていうのがあるんですよ。

「怒りの封印」が怒りを引き寄せる

そんなあなたは、そもそも子供のころのずーーっと昔から

自分自身の怒りとかそんなものは汚い!悪い!あっちゃいけない!って、封印してるかもしれないね。

それこそが、あなたがやたらに怒る男や、理不尽に力で押して来る男を引き寄せる理由だと考えてみてください。

あなたが自分の中に「あっちゃいけない」と封印しているもの。
自分の中にあることをとっても恐れているもの。

それが、外なる他人や現実という形をとって現れ、自分を脅かすものとなる。

この理屈を、心理学では「投影」といいます。

ちょっとややこしいし、なかなか認めがたいから、すぐに理解するのは難しいかもしれないけれど。まあ、そういうのがあるんだなと思っておいて。

大事なことは、DV系の男に悩まされる女性が本当に変わるための突破口は、ひとことで言うと

自分の怒りのパワーを取り戻す

なんです。
それは、

今そこにいるその男と、火に油を注ぐバトルをやれや!

というのではなくて(笑)

ちょっと今のソレはおいといて、あなたが子供のころを思い出すの。

子供のころは言えなかったね

お母さんかお父さんに言えなかった「嫌だ!」の気持ち。

あったでしょ?

「やめてよ!」
「それはおかしいよ!」

そんな気持ちだったかもしれない。

でもきっとあなたは即座に「そんなこと思っちゃダメダメ!」って自分の思いを否定してグッと心の底に押し込め、

黙って、大人しく従って、ただただ嵐が過ぎ去るのを待ち、自分の気持ちはただ諦めることしかしてこなかったかもしれない。

そんな生き方が今に至るまで続いてるとしたらね。
あなたはすっかり「怒れない人」、そして「自分のパワーを失っている人」になってる可能性が高い。

怒りを感じそうになったとたん「自分が悪いから」と自分に責めを向けて切り抜ける。

それは子供のあなたが必死でみつけた生き残り策だったんだ。
子供のころはそれが精一杯だった。

そんな子供のあなたのことは「よくがんばったね」って言ってあげてね。

でも大人になるとね、そのやり方はますます自分を傷つけてドツボから抜けられなくさせる罠になる。

DV系の男に悩まされるってことは「もうそのやり方は卒業だよー」っていうサインなんだ。

卒業のワーク

じゃあ、どうやって卒業するの?っていうと。

まずは
目をつぶってみるといいかもしれない。
子供の自分にちょっと戻ってみて。
そしてあの時の親を思い出して。

あ、必ずしもそれお父さんとは限らないから。
今の状況はDV男でも、潜在意識の元ネタはお母さんてこともよくあるからね。

しょっちゅう怒ってるのはどっちだった?

今考えると、あの時の親は、明らかに不可解なことで怒ったり荒れたりしていたことも多いはず。

それは実は、子供のあなたとは全然関係ないところで、常に沸いてる怒りだったりするはず。

まずはそれを認めよう。

不可解、理不尽、不当な拒絶、めちゃくちゃ、イチャモン、やつあたり。

そういうことだってあるんだよ。
大人だってあるんだよ。
親だってあるんだよ。

だって人間だもの。
人間て、けっこう愚かで切ない生き物なのよ。

今なら、大人のあなたなら、親のことそういうふうに見ていいの。
「あの人もそうとうヒドいし、ヤバいよなー!!」って。

「かわいそう」はちょっと置いといていいから。

そういう理不尽なものに、どれだけ自分が不当に侵入されてきたか、まずは悔しがっていいんだよ。

だからこそ、あの時の自分は、決して言えなかった、できなかったかもしれないけど

理不尽に自分を責めたり拒絶したりされたことに、今、心の中で、ちゃんと「嫌だ!」を突きつけること。

不当に自分を貶めるようなことを言われたりされたりしたことに
「いいかげんにしろ!」と怒ること。

記憶の中の小さい自分が、記憶の中のあの時の親に、ちゃんと立ち向かって怒る。

こういう記憶の中での内的なワークが効く場合があります。

さあ、心の中であの時の親に、
「嫌だ!」
「やめろ!」
「ひどいじゃないか!」
と怒ってみて。

「いいかげんにしろ!」
「ここからこっちに入ってくんな!」
と押し返して線を引いてみて。

大丈夫。
それは「罪」じゃない。

あなた自身が自分を守るために必要なこと。
あなたが自分に誠実でいるための清い一歩だから。

怖くてもいいよ。
涙がでても大丈夫だよ。

同じことをやっているね

DV男に傷つけられ続けるような女性は、そもそもそこから心が折れていることが多い。

親に対して折れっぱなし、やられっぱなし。
責められたら「自分が悪いんだ」って、全部自分に帰結させて泣き寝入り。

それどころか、自分で自分のこと、何度も何度も攻撃して責めている。

自分で濡れ衣を全部着て、それが濡れ衣だとも思っていない。
自分の罪だと思っている。

決して親を怒りを向けないために、ね。

それが「怒りと力の封印」っていうんだ。

それとおんなじことを、結局は今も、あなたの隣にいるDV男にやってるってわけだよね。

いつも相手の顔色に怯えて「私が悪い、私が足りない」って。

自分に帰ってこよう

で、あなたはもう大人なんだから。
もうそんな現実にうんざりしたなら、それをもうやめる時。

今だから。
怒りと力を取り戻し、自分の尊厳を自分で守るんだよ。

「いいかげんにしろ、これ以上入ってくんな!」の気合をハラから出してみろってことだね。

そして、それをまずは、記憶の中の親にやってみること。

あの時のあの親に、ハラの底から怒ってみること。

理不尽に対して、力一杯押し返すこと。

それが潜在意識での「線引き」になるから。

自分の領域を自分で守る力に、自分でOKを出せるから。

それからね。
これを思い出してみて。

「あの人は傷ついたかわいそうな人なのよ」っていうけど。
そもそも傷ついたかわいそうな子はあなただから。

「あたしがいてあげないとダメなのよ」っていうけど。
そもそも親にいてもらわないと死にそうに寂しかった子はあなただから。

「もっと私が受け入れてあげれば」っていうけど。
そもそも受け入れてほしかったのは、あなただから。

「あの人を怒らせないように、怒らせないように」っていうけど。
あなたが自分のこと「怒らないように、怒らないように」って必死で押さえ込んでるのだから。

こうやって、現在と過去はリンクし、相手と自分は鏡になるんです。
これも投影の話ということになります。

つまり、「あの人」のことより、親のことより。
自分の感情に帰ってこよう。

押しつぶされるしかなかった、けなげな小さな自分に泣こう。

私が、傷ついた。寂しかった。そばにいてほしかった。受け入れてほしかった。

って、そっと言ってみてね。

力を取り戻せば人生を変えられる

「怒り」は健全な状態で使えば「力」になります。

守る力
志す力
貫く力
決める力
進む力
動かす力

これってつまり「男性性」っていうの。

あなたにとってけっこう苦手なことだよね。

つまり、優しくて不安が強くて人に譲ってばかりで、ちっとも現実を変えられない女性っていうのは、自分の中の男性性が育ってないってことなんだ。

あなたがそういうことが苦手なのはなぜかっていったら、自分に怒りを許していないからだし、自分の領域と力を親に明け渡しちゃってるからってことね。

だから、過去の怒りを自分にゆるし、ダメなものはダメだ!とキッチリ線引きできるハラが座ったら、今に「力」が戻ってくる。

力を取り戻したら、自信が戻ってくる。

守り、志し、貫き、決めて、進んで、動かす力。

その力が芽生えてくる。

今を生きるあなたの現実が、確かに変わっていくでしょう。

あなたが望む人生を生きるために
あなたがもっと幸せに生きるために

必要なのは力の取り戻し。

そんなあなたになったなら

今そこにいるDV男に対してどうするのか
私、ほんとはどうしたいのか

自分の内側から答えがやってくるでしょう。

そして、そのハラの座り方で、あなたがビシッと言い放つ一言が、今までありえなかった現実の展開につながることもあるかもしれないから。

ぜひ実験してみてくださいね。

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

ビリーフリセット・カウンセラー/作曲家
学会認定音楽療法士
芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
深く人の心に関わるためには、音楽だけのアプローチでは限界を感じ、音楽療法を経てさらに本格的な心理カウンセリング/セラピーへ転身。
原理原則に基づいたオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、ビジネスマン、リーダー、経営者、クリエイター等、影響力のある人を更にステージアップさせる個人セッションやワークショップを開催。活動5年で延べ3,000名以上の人生を好転させてきた。

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