コードは目・手・耳・声帯で覚える!コード弾きの基本第1ステップ

まずは「基本形」から

今日は、コードでピアノを弾きたいと思っている、ポピュラー系・初心者〜初級者の方向けの話題です。

前回の記事では、コードで弾けることの多大なメリットについてお話ししました。

さて、私のこれまでのレッスン経験からいいますと、「コード、少しわかります」という方はわりと多いです。

メジャー三和音、マイナー三和音、ぐらいはOK。

セブンス和音もちょっとわかるかな・・いや、ちょっとアヤしいかな・・・

というぐらいの方が一番多い、という印象です。

そして「左手でコードを弾いてみましょう」というと、だいたい「基本形」で弾かれることが多いです。

つまり、Cは「ドミソ」、Fは「ファラド」、G7は「ソシレファ」と。

「基本形」というのは、簡単にいえば

白鍵上でちょうど1コ分が均等に空いた形。

楽譜で書けば、きれいな串ダンゴ状に音符が積んである形です。

コード弾きの第1ステップ

この「基本形」がすぐに出てくることは、第1歩としてとても大切です。

コードを覚える第一歩は、この基本形をしっかりマスターすることからいきましょう。

私のおすすめは、実際にカタカナで言えるようにすることです。

あわてて鍵盤上の場所を探す前に、Cを見たら「ドミソ」、 Fを見たら「ファラド」、 G7は「ソシレファ」

と「中身」をしっかり認識しましょう。

 

そして鍵盤でその音を鳴らしたら、こんどはその音程を歌ってみることです。

♪ド〜ミ〜ソ〜 ♪ファ〜ラ〜ド〜 と。

声帯を使って、どのくらいの音程なのかを身体で感じることができます。

はC、F、G7 などの、書かれたアルファベットを見る。

は広げている位置・間隔を感じる。

は鳴っている音程を聴く。

声帯は、その音程を発声する。

そして、それを頭脳が統括して「これがCという和音か〜」と理解する。

いろんな感覚のチャンネルをマルチに使うのが

文字通り「に付く」コツです。

 

☆旧ブログ「大人の音楽レッスン」より
2013年12月に書いた記事を加筆修正しました。

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この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸術大学作曲科卒業後、アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がけ約20年活動。
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセラーへ転身。
非合理な思い込みを外して本来の力を解放するオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、人生の転機に直面した人を新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
現在はカウンセラー養成の枠を超えて「リーダーズ講座」として長期講座を開催。経営者やリーダー層からの信頼を得て、企業研修にも発展。企業向けオンライン講座「Udemyビジネス」で「はじめての傾聴」動画講座が登録者1万8千名を超えるベストセラーとなっている。

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