2021年も後半。
来年はどんな年になる・・・といったことを発信する方も多くなっています。
それぞれの人がいろんな観点から話していることではありますが
私がなんとなく見渡して感じ取った共通点は、全体的に来年はさらに混乱が深まる方向になるだろうということ。
というと、何か恐ろしげに聞こえる人もいるかもしれませんが
混乱=悪や恐怖 ではないです。
混乱というのは、いろんなものが混じって入り乱れることですよね
確かにその通り、今という時は、旧なるものの揺れ動きと、新なるものの胎動が同時に起きていて
ちょうど潮目のぶつかりあいのようなところがあります。
ものごとが変わる時は、必ずこのような「旧」と「新」の混在とぶつかり合いが生じ、いろんな見方や価値観が乱気流のように飛び交うでしょう。
「混乱」というのは、ただそういうことです。
だからその激しい乱気流の中で、自分が自分の軸をどう持って立っているか。
ここが重要ということです。
飛行機にたとえるなら、多少揺れても平行を保ち、航路を定めて淡々と航行し続けること。
それができたら、混乱も怖いものではありません。
つまり、ここからの時代に求められているのは、精神の自立ということなのです。
これまでのように、「大きな何かに合わせていれば安全」という生き方は、今となってはもうそれ自体が大変なリスクをはらんでいます。
合わせる何かは外にはない。
自分が自分に
チューニングを合わせる。
寄れる大樹はもうない。
小さくても
自分が樹となって立つ。
長いものに巻かれたら
自分の首がしまる。
金と保身のために
魂を売り渡さない。
大船に漫然と乗っていたら
沈みゆく。
自分で小舟を漕ぐ。
そんな気概が必要。
それが、私の考える精神の自立のイメージです。
それは孤立ではないのです。
まずは個々人が自分の個性で輝いて立つ。
そんな精神が自立したもの同士が、違いを認め合い、力を分け合ってつながって、一緒に現実創造していくのが、私の見ている「次の時代」の姿です。
もちろん、どんな未来を見るかも自由。
その選択さえ、自分の軸次第。
自分の方向づけは自分で、ということです。
そんな時代へ向けて、自分の力をしっかり認めて受け取り、自分の感性を信じて、その力を発揮していく準備をしていきましょう。