「意図」を持つと、ほんとにそうなるんですねー!
自分を縛る古い「常識、あたりまえ」を超えて、「自分」を生きよう!
というメッセージをみんなで共感しあえるようなライブイベントにしよう、と意図して進めていったところ、当日本当に、予想を超えてそうなってしまった!
出演者の皆さん、そしていらしてくださった皆さんの内なるパワーが、そうさせてくれました。
ありがとう!
「3/23トーク&ミュージック・ライブ「R-Spirit(アール・スピリット)」Vol.1 じぶん派でいこう!」
おかげさまで大盛況で終了しました。
イベントの詳細はこちら
フォトグラファーの鈴木恭子さんに撮ってもらったお写真がたくさんあるので、写真とともに書いてみますね。
会場は「南青山マンダラ」。
歴史あるシックな雰囲気の大人系ライブハウスで、私にとっても、共演の本郷綜海(そみ)さんにとっても「古巣」のような馴染みあるお店です。
スタッフの皆さんも、ほんとによくしてくださいます。
オープニングは、了戒翔太さんの「丸の内サディスティック」をジャジーなアレンジで。
椎名林檎さんの歌ですが、男性が歌うのもなかなかいいです。
私は、もともと作曲家・演奏家として音楽業界から、現在カウンセラーとして心の業界に関わっていますが「音楽業界と心業界をつないでいきたい」というヴィジョンを温めていました。
そして了戒さんは、心関係の書籍やビジネスのプロデューサーとして、やはり同じようなヴィジョンを持っておられた!
てことで「それですよね!」となって、昨年10月のライブをきっかけにして、今回本格的にR-Spiritというイベントとして形にしたという経緯があります。
そういう方がアーティストとしてステージに立つことにも意味があります。
了戒さんの歌には、ツヤのある声に何かただならぬものが乗って魂を動かすような、そんなパワーを感じます。
今回の楽器編成は、ピアノ:私、ソプラノ&テナーサックス:丸山裕之さん、キーボード/ベース:松崎陽平さん。
私個人的にソプラノサックス、大好きで。
透明感、まろやかさ、優しさなど、丸山さんの音は私の理想のソプラノの音にピッタリ。
サックスが寄り添うことで、歌がグッと情感を増していきます。
キーボーディスト・松崎陽平さんは、了戒翔太さんの最新シングル曲「パラレルワールド」のサウンドプロデュースも手掛けている多彩な方。
しかも要所要所でベースも!
こんなふうに両方いける人はなかなかいませんのです。
ピアノ&キーボード&サックス、というミニマムで変則的なバンド編成で、センス良く最善の音作りを支えてくださいました。
そして私・大塚は、ステージではピアノを弾いてしゃべっている人ですが、実は全体の総合プロデューサーとしての方が仕事が多いかも。
やることはつまり、企画、ブッキング、スケジュール調整、諸連絡、告知発信、曲決め・アレンジ、構成段取り、会計、各種手配等々・・・気がついたことはまあなんでも。
つまり、描いたヴィジョンの実現へと向けて全体が円滑に運び、当日の場が良くなるよういろいろな調整をする、と。そういうお役です。
その中で、実際の演奏のパーセンテージは必然に下がるんですが、音楽は瞬間芸術なので。
音が鳴っているその瞬間、感じたものをいかに指に伝えるか。
そこに注力することが、できることの最大限だなーと思います。
前半はトーク中心に。
ちょうど新刊 「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる 発売直後の立花岳志くんと、まずは2人でトーク。
さらに、本郷綜海さん、了戒翔太さんと4人でトーク。
「じぶん派を生きる」というテーマで語り合い、さらに客席の皆さんからの質疑応答で双方向のコミュニケーションをとっていく、「普通のライブ」を超えた展開に。
そして、バンド演奏をバックに、立花岳志くんが、新刊のエッセンスを詩のように抽出して朗読する「ポエトリー・リーディング」。
曲はハービー・ハンコックの名曲「カメレオン」。
ファンキーなビートに乗せて「好きとネットを接続する」未来を語っていきました。
そしてさらに了戒さんのオリジナル新曲「パラレルワールド」、休憩を挟んで「やさしいキスをして」「トワイライト」と続き、本郷綜海さんへ。
綜海(そみ)さんもまた、音楽業界から心業界という転身をされた方。
私にとっては大先輩的存在です。
もともと二年ほど前に、私が綜海さんのコンサルティングを受けたのがきっかけで、その時に流れで私がピアノを弾き、綜海さんが即興で歌うということをやってみたことがあります。
それがとても楽しかったし可能性を感じたので、昨年10月のライブに出演をお願いしたところ、ご快諾いただいたのが始まりです。
この日も2人で即興をやりました。
本当になんにも決めず、綜海さんの動きや声に、私がインスピレーションでどんどん音をつけていくというもの。
静かな動きから始まり、神秘的な歌に変わり、感情の波が怒涛のように押し寄せ・・・そして。
そ し て ・ ・ ・ ・ ・
崩壊した(笑)
ここではなんとも書けませんが、「それですか!?」「そっち、アリですか!?」「マジかーーー!ぎゃはは」的な展開になって、会場大爆笑&一気にほぐれて、みんなの「殻」も破れた!
そのジェットコースターのような展開にも、ピアノはどんどんついていきます!!
会場全体、あとはもうどんどん行ってしまえーー!!
とばかりにブルーハーツの「トレイントレイン」。
パンクなテンポでガンガンいって、最後はオールスタンディングで熱唱という、まさかの展開に。
本郷綜海さんのブログ
55歳のブルーハーツ 〜本郷綜海オフィシャルブログ〜
なんていうんだろう、頭の枠が外れたというか、胸のつかえがとれたというか
もう、みんなで笑うしかありません(笑)
そして、最後は全員で「歌うたいのバラッド」。
。
実はこの日、私含め演奏者も歌い手も、みんながそれぞれにいろんなことを「やらかして」いました。次々予想外のことが起こり、必死で対処して乗り切ってました。
まるで、顔に波がざっぱんざっぱんかかるけど気にするな振り向くなとにかく泳げ!みたいな。
でもそれが問題にも失敗にも全然ならない。
落ちたものはいっぱいあったけど「落ち度」にはなってない。
結果としてすごい盛り上がりになったってことは、問題は「そこ」じゃないってことですね。
この日たぶんその場のみんなが納得したメッセージは
「それでもいいのか!ああ、いいんだ!」
じゃないかしら。
そう思えた時、「自分」を縛っていた何かがほどける。
その内側からあふれる、本来の自分のパワー。
それを体験できた瞬間だったのではと思います。
まさにこのライブのテーマ「あたりまえを越えよう」「自分を生きる」が、成されたわけですねえ。
企画した私もまさかこういう形で結実するとは思ってもいませんでした。
まさに、生=ライブ の力です。
パワフルで個性的な出演者の皆さま、ありがとうございました。
「R」にこめた意味は、変革と刷新です。
新しい時代へ向けて変わっていく意識。
そこにフォーカスして、心と音楽をつなぎたい。
そんな意図のもとに実現したこの場で、まずアーティストの皆さんが、自由に羽ばたいて輝いていただけること。
そのエネルギーを受けて、お客様が自由になり、心を羽ばたかせていただけること。
その心をもって、個々に「生きること」が輝いてゆかれること。
それが私の願いであり、それがこの場で起こったのなら、まさにプロデューサー冥利に尽きるというものです。
さて、第2回は秋ごろを予定しています。
次回もお楽しみに!
お客さまからも、感想ブログいただきました!
・大塚あやこプロデュース「R-SPIRIT」 アーティストさんたちから”生きざま”を受け取ることができる 唯一無二のライブ
・【TALK&MUSIC LIVE】R-Spirit vol.1 ~新しい世界で つながろう~ が素晴らしかった件
・「トーク&ミュージック・ライブ「R-SPIRIT」Vol.1じぶん派で行こう! 」に行って、ことばのシャワーを浴びてきました
2018.5.17 追記
ダイジェスト映像できました!