約半年間にわたって行っていた「ビリーフリセット・カウンセリング講座」昨日終了しました。
私が行っている「ビリーフリセット・カウンセリング」を皆さんもできるようになり、カウンセラー/援助職を目指す、という趣旨の講座は私にとっても初挑戦で、やっぱりそれなりの緊張感があり、毎月の大仕事という感覚がありました。
何ごとも初めての試みってそういうものですね。
でも、試行錯誤を経ながらも毎回一歩ずつ学びが深まり、12名の仲間と共にひとまず一つの航海を終えることができました。
ここで「カウンセリング講座」本編は終了し、次に「プロコース」に進む方もいらっしゃいます。
講座では、基礎の基礎である傾聴から、ビリーフ理論、エニアグラム、各種のワーク等、テクニック的な面はもちろんですが、
なんのためにそれをするのか、そのことでどうなるのか、等、一つ一つの意味や意図、原理原則を伝えることには特にこだわりました。
なぜなら、カウンセリングとは、決してやり方や手順をマニュアル的に覚えてできるものではなく、原理原則と意味・意図をふまえた上で、その時その場、その相手に合わせた即興にしかならないからです。
誰一人として同じ人、同じケースはないわけですからね。
その時々の自分の直感を信頼して、一つ一つ舵を切っていくほかないのです。
だからこそ、カウンセラー本人がどれだけ自分の心に向き合って、自由でクリアーな状態でいられるか。自己信頼と他者信頼を確立していけるかが重要になります。
この講座はそのように、私が自分の経験からつかんだ「一番コアな話」を全力投球で語れる場として、とても充実感がありました。
そしてなにより皆さんの真剣さと誠実さが、いっそうそれを引き出してくれる場でもありました。
お一人お一人がこの期間、カウンセラー/援助職とは何なのか、その理解と自覚を深めてゆかれたのではないかと思います。
ここからさらに一部の方々が「プロコース」へ進み、本気でプロへの道を構築してゆかれます。
それぞれがもともと持つ魂の個性や願い、人生背景にもとずいて
その人ならではの援助のあり方や仕事のスタイルがあるでしょう。
その人だからこそのミッションがあるでしょう。
そして、そんなその人を必要として待っていてくれるであろう方々もきっといるでしょう。
そんな未来に向かって、「あり方」と「やり方」をつなげながら、また夏からみんなと歩いていきます。
今回はまだプロコースには進まない方も、これからそれぞれの場で学びを生かし、カウンセリング・マインドを発揮して色々な方と関わっていってくれるのではと思います。
次期のカウンセリング講座は来年、早春ごろ開講予定です。
秋頃から、次期の準備的お知らせをしていくと思います。
ご興味のある方、もう少しお待ちくださいね。