社会人学生の日々0・大学生という季節

 

先週から大学が始まり、新しい環境でバタバタしています。

入学ガイダンス等が終わって、履修する授業の時間割も決まりました。

私は教養課程と一部の音楽科目は昔とった単位があるので、

勉強するのはほとんどが音楽療法関係の専門科目です。

そういうわけで、要するに毎日やりたい勉強ばっかり。

いや、大学生っていいですね〜(^ ^)

 

久しぶりに大学というところへ足を踏み入れて、あらためて思ったんです。

特に私立だから、図書館などびっくりするような蔵書量と豪華設備、

その他練習室、自習室、メディア室など、

「さあ、どうぞどうぞ勉強してください!」という環境。

これフル活用したら相当何でもできるわ。

これはすごいです。

 

こんな環境を提供されて、

普通の現役の学生だったら、学費は親が出してくれて、

実家だったら、生活費もかからなくて、

家のことはお母さんがやってくれて、ごはんも作ってくれて

おこづかいももらえて・・・

それってすごいわー。

そんなことが許されている季節が、あるんですね。

私にもあったんです。

それを我が子にやらせてあげる、親ってすごいわー。

 

今回は、仕事のことも学費のことも生活費のことも、

家のこともごはん作ることも、

もちろん夫の協力はありますが、自分でやりながらなので

あの頃の「学生」という季節がいかに恵まれたものだったのか、

あらためて思ってみたりしています。

 

だけど往々にして、当の学生時代はそんなことにも気づかず、

なんとなーくフワフワと毎日を生きてたりするもんですね。

ある意味、外なる環境と内なる必然のレベルが合ってないというか。

しょうがないよね、そういう季節だからね。

 

あるいは、どんなにやる気のある学生であったとしても、

やはり社会経験のない二十歳前後の年齢では、

感じられる学びの必要性や切実感にも

持てる関心の広さ深さにも、おのずと限界があると思います。

「自分を知る」と言ってもまだなかなか、ねえ。

だから、その時はそれでいいのかもしれないね。

 

その後ある程度社会を経験して、自分を知って

必要性を感じてあらためて大学に入ってくる社会人学生、

外なる環境と内なる必然が同じレベルでシンクロする、その頃が

学びのタイミングとしてはとてもいいのかもしれませんね。

欧米ではよくあると聞きますが、

「新卒偏重」という現状の日本の風土では、なかなか難しいでしょう。

ちょっと残念な気もします。

 

諸事情で社会人学生をやりたくてもできない人だって大勢いるでしょう。

だからこそ、ありがたくも社会人学生をやることができる立場になった人達、

がんばろう。

私の場合、昼間部通学ができるというのもまた恵まれたことです。

昼間は会社に行きながら、その後夜に学校へ行っている人達、

しかも家族を抱えて・・・などという方もいることを考えると頭が下がります。

 

でも、みんな目標があってやってるんだもんね。

無理して身体を壊さないように気をつけて、頑張りましょうねー。

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この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸術大学作曲科卒業後、アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がけ約20年活動。
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセラーへ転身。
非合理な思い込みを外して本来の力を解放するオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、人生の転機に直面した人を新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
現在はカウンセラー養成の枠を超えて「リーダーズ講座」として長期講座を開催。経営者やリーダー層からの信頼を得て、企業研修にも発展。企業向けオンライン講座「Udemyビジネス」で「はじめての傾聴」動画講座が登録者1万8千名を超えるベストセラーとなっている。

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