テンションの種類がカギ・おしゃれな曲を作るためのコード術1

今日は、ポップスの作曲やってる初級〜中級者の方向け
作曲についてのプチ知識です。

テンションはどうなってる?

作曲において、コードやコード進行は、その曲の雰囲気を決める重要なカギとなります。

もし、イメージとしてはおしゃれで大人っぽい曲のつもりなんだけど、なんだかおしゃれ感が足りない、なんかが違う・・・と感じたら

コードにテンション(7th以上の構成音)をどれくらい使っているか、それを考えてみるといいかもしれません。

CとかCmとかの普通のメジャーコード3和音、マイナーコード3和音だと、
どうがんばっても、ストレートで素朴な曲にしかなりません。

もちろん、ストレートで素朴な曲なんだったら、堂々と3和音をやるのがベストなので、

それがどういう曲なのか、方向をわかっていることがいちばん大事です。

しかし、もしおしゃれであか抜けた感じにしたいのだったら。

最低でもメジャー7th、マイナー7th。できれば 9thまで入れましょう。

つまり
C△7(ドミソ・シ)
C△9(ドミソ・シレ)
Cm7(ドミ♭ソ・シ♭)
Cm9(ドミ♭ソ・シ♭レ)
などですね。

C6(ドミソ・ラ)にしてしまうと、これはこれでまたちょっと、いい意味でドンくさいというか、イナタイ感じになるので、場合と使いよう。

あるいは、メジャーコードにはadd 9th(アド・ナインス)を使うのも、独特の明るさやヌケ感があって、ピッタリくる場合があります。

C add9(ドミソ・レ) ですね。
add2と書く人もいますが同じことです。

ちなみに、C△9とC add9は違うので注意。

C△9には メジャー7thが一緒に入りますが(ドミソ・レ)、
C add9は7thヌキであることがポイントですのでね(ドミソ・レ)。

実際に鳴らしてみると、その違いは明確でしょう。

自分がほしいのはどっちのサウンドなのか、よく聞き比べてピンとくる方を選びましょう。

次回は、ドミナント7th( Ⅴ7)についてです。

 

☆旧ブログ「大人の音楽レッスン」より
2013年11月に書いた記事を加筆修正しました。

 

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この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸術大学作曲科卒業後、アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がけ約20年活動。
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセラーへ転身。
非合理な思い込みを外して本来の力を解放するオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、人生の転機に直面した人を新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
現在はカウンセラー養成の枠を超えて「リーダーズ講座」として長期講座を開催。経営者やリーダー層からの信頼を得て、企業研修にも発展。企業向けオンライン講座「Udemyビジネス」で「はじめての傾聴」動画講座が登録者1万8千名を超えるベストセラーとなっている。

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