仕事のことは生き方のこと。変えたいと本気で望んでもいい

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どんな仕事についていますか?
その仕事、おもしろいですか?
好きですか?
自分に向いていますか?
誇りを持てますか?

その仕事の、その先の未来が
思い浮かびますか?
楽しみになりますか?
やる気がわいてきますか?

仕事とは、人生のかなりの部分を占める重要な要素だと思います。
良くも悪くも、多くの時間とエネルギーを費やすことになるわけですから。

その仕事がおもしろいかどうかというのは、人生がおもしろいかどうか、つまり人生の質を左右するのではないかという気がします。

辛い思いをして自分に合わない仕事をしているのだったら
それはつまり
辛い思いをして自分に合わない人生を生きていることと同じだと思うし、

仕事は我慢だ!と思って仕事をしているということは
人生は我慢だ!と思って人生を生きているということになるのではないでしょうか。

それは別に、ある特定の職種がいいとか、こういう仕事だったらダメとか、起業がよくて会社員がダメとか、キャリアウーマンがよくて専業主婦がダメとか、そういう話ではなくて、あくまでも「自分にとってどうなのか」です。

その仕事、本当に自分に合っているのか。
自分が喜びをもってとりくめるのか。
本当に自分は、これでいいのか。

それって、ほんとに本気で
ちゃんと考えていいテーマだと思うし
ちゃんと考えたら、ほんとに本気で
そういう仕事を望んで動いていいものだと思います。

そして、
望んで動けばちゃんと現実は動いていくことを
信じてもいいと思います。

本当に望むなら。

なんとなく曖昧にして
とりあえず我慢して
「割り切る」という名の無感情の下に押し込めて
やり過ごして諦めて
考えないように気晴らしして

ということを続けなくてもいいのです。

「こんなもんだ」で頭をマヒさせなくてもいいのです。

もっと自分に合った仕事って?
もっとよろこびを持てる仕事って?
もっと我慢しないでできる仕事って?

それを求め、問うということは
すなわち

もっと自分に合った生き方って?
もっとよろこびを持てる生き方って?
もっと我慢しないで生きられる人生って?

ということの探求です。

実は、そこなのです。
仕事のことって、仕事だけの話じゃない。

その仕事を選んで
その場所に身を置いている
自分自身の選択ってなんなのか?
という、人生の選択のテーマです。

どういう心で、どういう構えで、どういう前提で
その仕事を選んでいるのか。
どうして今自分はそこにいるのか。

それに向き合うということは
どういう心で、どういう構えで、どういう前提で
あらゆる人生の選択をしているか、
ということとイコールです。

それがたとえば
世間の常識や、親や先生の価値観に従ったという
それだけものであったなら

あなたの人生は、仕事以前にすでに
世間の常識や、親や先生の価値観に従って生きるという選択を繰り返しているかもしれません。

ガマンばっかりしなきゃいけない仕事を選んでいるのであれば、

仕事以前に、おそらくあなたは子供のころからずっと
親の言動に対して何も言えずにガマンばっかりしている子供だったかもしれません。

望んだ仕事・おもしろい仕事なんて自分なんかができるわけがない、と諦めているのであれば、

仕事以前に、おそらくあなたは
小さいころから自分の望みを諦め
「自分なんて」と自分を見限ってしまった子供だったかもしれません。

つまり繰り返しますが
仕事の選択は、生き方の選択です。

ぶっちゃけ「今に始まったことじゃない」ってことです。

仕事において味わっている感情は
すでに過去、何度も味わっている感情とだいたい同じです。

生き方のパターンは、
すでに過去に原型があります。

そして、その過去の原型というのは
今からいくらでも
打ち破り、解体し、書き換えることができるのです。

もちろん過去の出来事や環境は変えられません。
しかし、そこで形作った自分の心の原型、パターンは
今、変えることができます。

自分の過去の生き方のパターンを打ち破ることができたら
仕事における現在の選択も変えることができます。

逆もありで
仕事のことで、本当に選択を変えるなら
必然的に、自分の過去のパターンを打ち破ることになります。

両者はそうやってリンクするのです。

仕事のことを考えることは
生き方のことを考えることです。

生き方のことにガッツリ向き合ったら
仕事のことなんてすぐ変えることができます。

貴重な人生の時間なのだから
他人の価値観で選択した自分に合わない仕事で
ガマンして諦めて
それだけで塗りつぶしてしまうのは
もったいないことだと私は思います。

望んでいいし、求めていい。
望めば、動けるし、
動いたら、変えられる。
自分にはそれができる力がある。
そう信じる。

そのことにもっと
本気になってもいいんじゃないかと思います。

それをつかみ取るまでには、たしかに
時には泥水に飛び込んで七転八倒するような
そんな時期を通らなければならないこともあります。

でも、そこまでしても
絶対に望むものにたどり着きたい貪欲さ。
それを持ってもいいんじゃないかと思います。

望みたい人は、ね。
そうなってみたい人は、ね。

 


この記事を書いた人

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大塚 あやこ

心理コンサルタント/講師/音楽家
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
ビリーフリセット・クリエーションズ株式会社代表取締役
 
東京芸術大学作曲科卒業後、アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がけ約20年活動。
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセラーへ転身。
非合理な思い込みを外して本来の力を解放するオリジナルメソッド「ビリーフリセット®」を提唱し、人生の転機に直面した人を新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。
現在はカウンセラー養成の枠を超えて「リーダーズ講座」として長期講座を開催。経営者やリーダー層からの信頼を得て、企業研修にも発展。企業向けオンライン講座「Udemyビジネス」で「はじめての傾聴」動画講座が登録者1万8千名を超えるベストセラーとなっている。

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