私がやっているセラピーの目的は
病気を治すことでも、
悩みを解決することでもありません。
目的は、
その方の自己実現であり、
その先、
その方が社会貢献してゆかれること。
私はあえて、ここを「世界貢献」と呼びたいと思います。
もちろん悩みが解決に向かうことも、
そのプロセスの一段階ではあります。
けれど、そもそも悩みや問題が何のために現れるかといったら、
乗り越えるためです。
乗り越えた先の新しい自分になるため。
そういう脱皮の積み重ねが
一歩一歩、自己実現になってゆくのだと思います。
「悩みがスッキリしました、楽になりました!」
で終わりではないのです。
で、どうやって生きる?
何をしていく?
そこからが重要。
それが、向かうべき先は自己実現、ということ。
本当に自分らしく、自分の力を発揮して生きるということ。
そして自己実現は最終的に何につながっていくかというと、
他者貢献・社会貢献・・・つまり世界貢献なのです。
究極の自己実現は必ず
他者や社会にとっての喜びや価値につながっていきます。
自分が自分らしく、力を発揮することが、
そのまま他の人のハッピーにつながっていくものなのです。
それは、私たちがこの世界に残す「影響」です。
この世界に何を創造していく?
この世界の人々にどんな影響を与えていく?
この世界の人々に、どんなふうにハッピーになってもらう?
ここのとこが重要。
自分の命が、自分の与える影響が、
この世界でどういう役割を果たすか。
それが、ミッション=使命というものです。
自分の命の使いみちというのは、
この世界の中での自分の立ち位置を見出してこそ、
輝いてくるものなのではないか・・・
私はそんな気がしています。
「世界」というのはなにも
グローバルとか国際ナントカとか、そういう意味だけではなくて。
「私の周り」がすべて世界です。
地域も、家族も、人の関わるところ全て世界。
自分の部署も、自分の会社も、お客さまも取引先も、世界。
ですから、ご自分のお子さんを一生懸命育てるのも
世界貢献となりうるのです。
その子に対して、自分がどんな影響を与えるのか。
その子もまた、
やがてこの世界に何らかの影響を残してゆく一人なのですから。
自己実現、そしてその先の世界貢献。
ここを目指すためにこそ
必須なことが、自己探究なのです。
自己探究・・・つまり自分に向き合うこと。
これなしに、本当の意味で自己実現や世界貢献はありえません。
私は、そこまで見据えた方の自己探求にご一緒します。
だから、
私がやっているセラピーの目的は
病気を治すことでも、
悩みを解決することでもなく、
自己実現であり、世界貢献へ向かうものです。
そして
それを志す人のための
自己探求のお手伝いです。
そういう意味では
ぜんぜん「セラピー(治療)」じゃないのです。
コンサルティングの一種かもしれません。
ふさわしい名前がいつかみつかるかもしれませんが
今はとりあえず
「心の後方支援」なんて言ってみたりもしています。