現代社会に生きる私たちの心の底に
常に張り付いている
共通の感覚があります。
・危機感を持たないと(安心したら)ダメになる
・自分は足りない、欠けている
どうでしょう。
あなたも思い当たりませんか?
これって当たり前のようで
ビリーフ(信じ込み)なんです。
ビリーフとは、
無意識に信じ込んだ、考え・概念
思い込みのことです。
当たり前すぎて気がつかないけれど
気がつきさえすれば
深い問いかけと転換が可能です。
さて「自分は足りない」というビリーフ。
「足りない」と信じているからこそ
「欠乏感」にいつも追われ
それを埋めるために頑張る。
そういう回路になります。
戦後から今に至るまで私たち日本人は
この欠乏感をバネにしてエンジン燃やして
上へ!上へ!と頑張ってきました。
もちろん、だからこそ得られた
成功や発展もたくさんありました。
しかし一方でこのビリーフには
・いつまでたっても不安がやまない
・いつまでたっても自信が持てない
・常時戦闘状態で安らぎがない
といった副作用も山積みになるのです。
終わりなき頑張りの人生。
それ、本当に求めることだっけ???
そう、今、明らかに
時代の潮目が変わっています。
もう、いいよね。
そっちじゃない方に、新しい道がある。
そう感じ始める人が増えています。
そして「そうじゃない道」も確かにあるのです。
そのための大きな転換が
「自分は足りない」という
そもそもの信じ込みに
「それって本当なの?」と
問いかけることです。
ビリーフリセットの始まりは
これまで何を「当たり前」だと
思っていたのかにまずは気づき、
「あ〜、これを当たり前だと思ってたわ!」
と気づいたら
「それってそもそも本当だろうか?」と
自分のその考えに疑問を向けること。
いろんなことを
そんな「気づきと問い」で
検討し直していくことで
全く新しい視野がひらけてきます。