私は、以前からやっていた自分のWebサイト(ホームページ)の他に、まあmixiもありましたが、去年からブログを始めました。
途中サーバー引っ越しがあったものの、それがこのブログなわけですが、当初「自分の素性の明かし方」についてクダクダと考えたのでした。
普通ミュージシャンの皆さんのブログといえば、もちろん宣伝目的もあるので、名前や写真を当たり前に出して、「今日はどこそこでライブでーす!」とかまめに書いてらっしゃるわけですが、
「私の場合、そういうミュージシャンでもないしなー」とか、
「音楽家と名乗ってあんまり音楽に関係ないことばっかり書くのもいかがなものか」とか、
「こんなことまで公開したら関係者の皆さんにどう思われるか」とか・・・
なんていう、まあ、非常に下らなーいことが引っかかって、結局しばらくの間、ブログのプロフィール欄だけ見たんじゃ何者だかわからないようなスタンスに、あえてしていたのでした。わかる人だけわかれば、みたいな。
で、最近、思うところあってやっとTwitterをはじめまして、またここでも当初、自分の素性の明かし方に悩みました。
作曲家・大塚彩子と出すのか、謎の私人でいくのか・・・
いや、「なーんでそんなことで悩むのかサッパリわからない!」っていう人もいるでしょうが、何か「音楽家・自分」と「人間・自分」を別に考える時期になっていたこともあり、
うーん、やっぱりネットでどこまで自分を公開するのかって事に対して、ある「怖さ」があったんですね。
・・・て、Webサイトでは顔写真とか平気で載せてたんだけども(^ ^;
しかし、ここへきてまた謎の人をやるのもなーんか煮え切らないなーと思っていたところ、タイミングよく1冊の本
を読むことができました。
Web、ブログ、ツイッター等の情報ツールをどう使いこなして自分を発信していくのか、という、まさに今、私が立ち止まっていたテーマに、たいへん有効な示唆を頂いたと思います。
やっぱり、ささやかながらもこれまで「音楽家・大塚」として表に出して来たものの蓄積っていうのもあるのだし、そこにつないで総合化していくことが正しい道なのかな、って納得しました。
折しも、今年相方と籍を入れた事により「大塚彩子」はもう本名じゃなくなったので、芸名として堂々と表に出しても、プライベートと分ける事は可能になったわけで、ある意味ちょどよかった。
というわけで、Webサイトには顔写真を貼り直し、
ブログ、ツイッター、ともにプロフィールを書き直して公開、
ブログ右横にはツイッターの「Follow Me」アイコンを貼り付け、
ブログ更新は自動的にツイッターにリンク、
自分が読んだ本を登録・公開できるサイトMedia Marker にもプロフィールを出して公開、
この際だー、それをブログ上にもリンクして公開、
と、自分発信のスタンスと具体的各所改造をした今日なのでした。
やってしまえばなんだかスッキリして新たなやる気がわいてくるもんですな。
あんまりコソコソしないで、色んな自分を少しずつ出してゆこうかな、と気持ちを新たにしております。