これまで通りじゃもういやだ
同じことの繰り返しにはうんざりだ
あ〜〜〜 なんとかしたい!
もう〜〜 変えてしまいたい!!
そんな衝動が内側から湧いてくる時。
それは転換期。
「本当の自分」からの切実なメッセージです。
最初は人を責めたり、環境を恨んだりしてたかもしれない。
なんとかして人を変えようとして孤軍奮闘したかもしれない。
よかれと思うことは全部やって、やってやってやりつくしたかもしれない。
でもやってるうちに、責めても恨んでも、どれだけ格闘しても
結局何も変わってないことにほとほと疲れたかもしれないね?
その時人は、「自分」に目が向くのでしょう。
これまで通りじゃもういやだ
あ〜〜〜 なんとかしたい!
なんとかしたいのが「他人」じゃなくて「自分」であり、
変えてしまいたいのが「他人の言動」じゃなくて「自分の人生」だと。
そう肚が定まったなら。
あなたは、転換期を見事に超えられる可能性があります。
「でも・・・何を、どうやって、どうなれば??」
見えない、わからない・・・
それが、転換期に立ってしまった人のいちばん苦しいところですね。
今日は、そんな転換期を超えていくためのお話です。
私、ダメになったの!?
転換期の典型的な症状は、
これまで大丈夫だったはずのものが、ダメになってきた
という感覚です。
・これまで順調だったのに、最近行き詰ってきた
・これまでのやり方では結果が出にくくなってきた
・以前のような意欲やがんばる気力が出ない
・前は我慢できていたことが、もう我慢できなくなってきた
・やるべきことはやってきたけど、本当は楽しくも嬉しくもない自分に気がついてしまった
・不自由はしていないけど、これが一生続くのは耐えられない気がする
・自分の人生、もっと他にあるんじゃないか?と妄想する
そんな時、自分を責めないでください。
「私、ダメになったんじゃないか!?」
って不安になるかもしれないけど、そうじゃないです。
ダメになったんじゃない。
成長したんですよ。
「これまでやってこれたんだから、おんなじようにやればいいだけじゃないの!?
なに甘えてんの自分!?」
って自分を責めそうになるかもしれないけど、そうじゃないです。
もうそれはやらなくてもいいよ、ってこと。
卒業するんですよ。
「このままダメになって、何もできなくなって、私は終わりかしら・・・」
って悲観しそうになるかもしれないけど、大丈夫です。
たしかにそれは、ある意味「これまでの私」がいったん終わることを意味するかもしれない。
けど、その奥から新しい「本当の私」がちゃんと現れてきます。
そこは信じてほしい。
要は、これまで被ってきた「昔の皮」がもう小さくなったってこと。
内側からだいぶ大きくなった「本当の自分」が、「もう出してよ!」とメッセージを送ってきています。
聞いてあげて。
次のステージはもっとよくなる
転換期とは、脱皮の時。
ちゃんと自分に向き合って脱皮できたら、もっと楽で充実した時代が始まります。
無理してがんばらなくても、幸せでいられるようになります。
長年「これじゃダメだ」と思っていた自分のことが、「これでよかった」と思えるようになります。
自分を隠さなくても・・・いえ、むしろ自分を出した方が、もっと楽しく生きられて、みんなも喜ぶ。
そんなみんなとつながれる。
自分にとってうれしいことを、ちゃんとうれしいと思える。
そういう場所があったことに驚くでしょう。
それが次のステージ。
たとえば
もっと自分に合った仕事。
もっと情熱を燃やせる仕事。
もっと力を抜いて楽しめる仕事。
たとえば
もっと無理しない生活。
大切なものを大切に
自分のペースで生きられる生活。
たとえば
もっと自分に合った相手。
もっと自分の可能性が伸びるパートナー。
もっと共感しあえる仲間。
そういうことを望んでいいのです。
深いところの「本当の自分」が
それを望んでいるからこそ
「これまで」が行き詰まり
こうして今
転換期がやってきているのです。
転換というのは、もちろん
人生がよくなるための転換です。
けど、怖い。
怖いね。
それでも。
怖くても行ってみた人だけに
次のステージの扉が開かれます。
そんな「次」へ
行ってみたくないですか?
転換期を超えていく4つのステップ
転換期を超えて次のステージに脱皮するためには、4つのステップがあります。
1.過去の整理
脱皮するにあたっては、これまで着ていた「古い皮」がどういうものだったのか、きちんと認識することが重要です。
過去は裁くのではなく、徹底的に受容です。
これまでの自分のパターンや行動の原動力を振り返り、
無理していたもの、我慢していたもの、切り捨てていたものに光を当てて、ねぎらいながら、どんどん受容していく。
受容していくほどに、過去はどんどん軽くなります。
ある程度過去が軽くなって、やっと現在に身動きがとれるようになるのです。
2.現在のあり方
過去が整理されると、これまでとは違う新しい感じ方や価値観に変わっていきます。
自分の心の声を自分で聴きながら、新しい選択をしていくのです。
受容がわかり、心の声の聴き方がわかると、「精神の成熟」が加速します。
やたらにアップダウンしなくなり、この時点でかなり生きることは楽になっています。
ただニュートラルに「今にいられる」時間が増えてくるでしょう。
3.未来を望む
新しいあり方で生きてみると、自然と変えるべきものは変えたくなってきます。
いままで当たり前にやっていたことが、冷静になってみるとなんだかおかしなことだったと気がつくこともあります。
これまで思いもしなかったような、あるいはウスウス感じていたけどスルーしていたような「本当はやってみたい」の芽が出てくることもあります。
本当は望んでいるもの。なりたい未来の姿。
それを自分が望んでもいいと、許可できるようになったら、次は行動の時。
昔はできなかったかもしれない。
怖かったかもしれない。
けれど、精神が成熟した今なら、やってみても大丈夫なのです。
4.決断と行動
その望んでいるものを得るために、決断と行動です。
「これから」の望みを手に入れるためには、「これまで」を手放さなければならないこともよくあります。
そこで、決断・勇気・行動 という「男性性3点セット」が必要になってきます。
ここで、踏み切り板を踏み切ってジャンプ!
飛んだらあとは夢中で生きるだけです。
自分で選んだ道を堂々と歩くことの清々しさと充実。
いつの間にか脱皮して一回り大きく、新しいステージで呼吸している自分を感じることができるでしょう。
これが、転換期のロードマップです。
私自身、歩いたからよくわかる。
音楽家としてキャリアを積んだ先に燃え尽きという形で訪れた転換期から、今の「心と人生の専門家」という次のステージへやってきました。
そして多くの同じような方たちをサポートしてきたから、よくわかります。
転換期をガイドするコンサルティング
こうしてザッと書いてみましたが、実際に転換期を超えていくことは、1日2日でサッサと済むものではありません。
転換期は「期間」でありプロセスですから、時間をかけて一つ一つ自分で歩いてゆく道なのです。
でも、
自分だけじゃよくわからない
できるだけ早く効率よく、迷うことなく通過したい。
どっちに向かって歩いたらいいのか、ガイドがほしい。
という方は、ぜひプロの力を借りてみてください。
単なる人生相談ではなく、偉そうなアドバイスではなく、
あなたの魂が本当は望んでいる、あなた自身の「ベスト」を、一緒に探しにいくのが、カウンセラーとかセラピストという人たちです。
頼っても大丈夫。
もう十分、あなたはがんばってきたのですから。