メルマガの方には時々書いていましたが、1o月から鎌倉にももう一つの拠点を構え、六本木と鎌倉を行き来する生活が始まりました。
先月も何度か行き来はしていたのですが、昨日は初めて地元の鶴岡八幡宮に夫婦でお参りに行き、「よろしく」のごあいさつをしてきました。
ちょうど昨日は新月だったし、今日から11月だし。
区切りもよく、これで本格的に鎌倉生活が始まったような気がします。
思えば1年前の11月、六本木スタジオの目の前にあった大木が、理不尽な理由で切り倒されて、私はものすごくショックを受けたのでした。
この時のお話は去年のブログに書いてます。
2015年11月の記事 深い悲しみは志に変容する
そんな出来事があったその日、思い出し涙にくれながら所用で鎌倉へ行ったのです。
その時ふと立ち寄った八幡宮で、私は「いずれ来るのでよろしくお願いします」と意を宣べていました。
その日から「鎌倉に住む」というヴィジョンが私の中に宿り、育っていきました。
理屈にはなりませんが、木が倒されたことで、あの六本木の土地に対する私の中の何かが変わったのでしょう。
いつだかわわからない。
でもいつかそうなっている。
そんなかんじ。
そして、約1年後の今、ふたたび11月。
こうして鎌倉に来て、八幡宮に「来ました。よろしくお願いします」と言うことができました。
鎌倉は私が育って20代までいた街なので、「帰ってきた」かんじです。
海が身近に感じられる距離と、高いビルが一つもないため360度の方向で空を見渡せることに、新鮮な喜びを感じています。
冒頭の写真は、今日11/1の夕方。
すばらしい夕焼けでした。
今のところ、鎌倉はプライベート。
六本木はオフィシャルというかんじです。
六本木では今までと変わらず、講座や個人セッションをやっています。
鎌倉での生活、そしてこのような切り替えから何が生まれて、また何がどう変わっていくのか、楽しみにしつつ、しかしあまり計画的にならず、その時々を楽しもうと思っています。