ゴールデンウィーク後半、6日の土曜日は、私および弊社 (株)ツナゲルの企画制作による新作CDのレコーディングでした。
今回、私のやりたかったことはまず、
全国の普通の、特に音楽ファンでもマニアでもない、ほんとに日々普通に生活しているおじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、お子さんお孫さん、みんなに届けること。
そしてそういう音楽を、たくさんの人、プロも普通の人も巻き込んで一緒に作ること。
しかも演奏は全部生で。
これです!
今年のお正月に、そんなヴィジョンがパーーン!!と来ちゃって、春までじっくりあたためて、春になったら猛然と実現化へと動いてしまいました。
詳しいことはまた追ってお知らせしますが、
今回は私の作詞作曲した歌を女性2人に歌ってもらうユニットです。
その名も「東京チャンバアズ」。
なんか、アヤしくレトロでおしゃれでしょ?(笑)
写真はこんどちゃんと撮るのでもうちょっとお待ちくださいね。
コンセプトは、
この人生にOK!
いくつになっても今を最高に楽しんで生きる人のためのライフ・ソング
です。
というわけで、青山ビクタースタジオを1日押さえて、バンド、弦楽器、管楽器、歌、大人数コーラスまでオール生にこだわり、皆さん入れ替わり立ち代わり録音しました。
まず、バンド。次に弦楽器。
この奥では私もピアノを弾いています。
そして私と立花岳志のつながりで一般の方に来ていただいて大人数コーラス
次、管楽器
そして今回、積極的に人の助けを借りるというのも、あえてやってみました。
バンドアレンジとか、管アレンジとか、今までは自分でやってたことをそれぞれ別の方に依頼。
なんでも一人で抱え込まないって、とっても素敵 (´∀`)ノ
そしていつも最初の段階から支えてくださるベテラン・エンジニア吉田さんに大事なところを締めてもらい、ハイクオリティな音質を実現。
左から、サックスと管関係コーディネイトの丸山裕之さん、
キーボードとバンド関係アレンジの松崎陽平さん
私
レコーディング/ミックス・エンジニアの吉田俊之さん。
このプロジェクトは、いわゆる一流バリバリのスタジオ・ミュージシャンだけでなく、他の仕事を持ちながら音楽やっている人や、普通の会社員の人、よくわからない人(笑)など、いろんな背景の人ごちゃまぜで進めているものです。
なにしろ私自身が今、ミュージシャンで食ってないしね。
メインで生計を立てている仕事を「本業」というのであれば、本業はカウンセラーですから。
アマチュアですよ ( ̄ー ̄)
確かにバリバリのトッププロは「早い・上手い・確実」だから時間効率めちゃくちゃいいです。そのことにもすごく価値はあります。
今回ももちろん、そういう方たちにも要所で支えてもらっています。
でも、音楽って「早い・上手い・確実」だけが価値ではないと思うの。
その3点がそこまで際立っていなくたって、他にも代えがたい価値というのはあります。
今回私はそういう価値もちゃんと見ていきたいって思ったし、実際それによって良いものを作ることはできます。
そんなことができるのも、今私自身がこれで食ってない究極のアマチュアだから。
そして自分がレコード製作者という「おカネを出す人」だから、ですね。
この立ち位置が、今すっごく気持ちいい。
だからこそ、自分のヴィジョンとワクワクに100%従ってやりました。
やっぱり音楽は人のいのちのエネルギーだから。
みんなの気持ちと喜びがこもるのがいいよね。
そんな音楽をたぶん7月、皆さんにお届けします!