今までの世界は、圧倒的に男性性で回っていました。
その一つの象徴として、成長、拡大、獲得、達成、突き抜ける・・・といったことがすばらしいことだという価値観がありました。
これは男性性的な価値観にあたります。
だからこそ、向上心のある人ほどそれを目指して努力し、克服し、がんばってきたし、そこに充実や生きがいを感じる人も多かったのです。
しなし、そんな男性性だけの「がんばりと突き抜けの時代」もいよいよ終わっていくかなあ・・・というのが今。
もう闘わない、ということ。
「闘わない」とは、一旦負けることです。
負けて力を抜くことです。
そこに「在る」という次元があります。
私はかつて音楽を一旦やめたとき、そんな闘いのリングから降りる覚悟をしたことがあります。
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