「やれる・できる」高キャリアの人の「次」とは?

高キャリア・高スペックの人たち

私の講座やセッションにいらっしゃる方には、なんとなく傾向がある。

学歴やキャリアが比較的高い人が多いのだ。

有名大学卒、院卒、研究者、エンジニア、教職員、上場企業・大企業、管理職、個人事業主、会社経営者、スポーツ選手、音楽家など。

いわゆる「スペック高い」といわれる部類の方達。

そのいちばんの特徴は何かといったら、

ある程度自分で、やれる・できる・考えられる・動ける、ということである。

学歴にしろ職歴にしろ、高キャリア系の人は、若い時から努力ができた人たちであると言っていい。

だから努力の仕方をわかっている。

理解して、方向を定めて、やるぞ!と決めれば、やれる。

それが本当にやりたかったことかどうかはさておいても、とりあえずこれまで社会的に必要とされることはそのようにやれてきたからこそ、ここまでのキャリアがあると言っていいだろう。

こういう方達を「自力でやれる人」と呼ぶこともできるし、ある意味、社会的には「強者」の側に類する人たちとも言えるだろう。

しかしその人たちも本当はそれほど「強い」わけではなく、迷いながら悩みながら、そして乗り越えながら、一生懸命生きている1人の人間であることも忘れてはならないだろう。

「やれる・できる」人が行き詰まる時

さて、そのような「やれる・できる」人も、ある時期にさしかかると、以前のようには馬力が効かなくなってくることがある。

よいと思ってやってきたはずのことに、確信が持てなくなってグラグラし始める時がある。

 

・これまで順調だったのに、最近行き詰っている

・これまでのやり方では結果が出にくくなっている

・以前のような意欲やがんばる気力が出ない

・スランプや停滞期を自覚している

・やることやってきたけど、最近なんとなくつまらない

・不自由はしていないけど、これが一生続くのか?と思うとスッキリしない

・同じような日常、同じような人間関係になんとなくうんざりしている

・仕事は問題ないけど、家族やパートナーシップで問題山積み

・良い学校良い会社良い業績良い家庭・・・と全部押さえてきたつもりだけど、心から幸せだとは言い切れない自分を感じる

・自分の人生、もっと他にあるんじゃないか?と妄想する

・こんなに恵まれているのに悩むなんて贅沢だと思うが、心が晴れない

それが、行き詰まり。

行き詰まりとは、「これまでの人生のステージがもう終わりですよー」という知らせである。

「これまで」が終わるということは、「これから次のステージが始まりますよー」ということでもある。

つまり、転換期。

ここで次のステージに切り替えがつけば、その先の人生はもっと楽で、うれしくて、自分らしさを満喫しながら、周りの人のこともハッピーにしていける。

それが、次。

「次」とは何か

けど、私の「次」って何?
どっち行くのが「次」なの?

これがわからないのだよね。

それがわかれば話は早いのだけど。

だって

わかって、そうか!と納得して、じゃあやるぞ!と決めたら、あとは行動する。

そんなことは、あなたならいくらでもできるはずなのだ。

それだけのスペックも経験もすでにあって、それによってこれまでのキャリアも築いてきたのだから。

でもこの転換期は、まだ曲がったことのない人生の曲がり角。

未知、未経験、未確認。

その「見えなさ」に、呆然とするかもしれない。

それでもあなたは、最大限自分で努力するだろう。

たいがいのことは行動すればなんとかなってきた。

勉強の仕方、調べ方もわかるだろう。

本も読んで、ネットを探して、自分なりに考えて、よさそうな人の話は聞きに行って、よいと思ったことは取り入れてやってみた。

でも、この壁はビクともしない。

さあ、この壁はなんの壁かといったら、「自我の壁」なのだ。

鎧を脱いで、ミッションへ

自我とは、私たちが子供の頃から生き抜くために学び、身につけ、自分を守り社会を渡るために着込んできた「鎧(よろい)」のようなものだ。

それはある年齢まではとても役にたった。

その鎧で闘って、勝利を納めたことも幾度もあるだろう。

けれど今、「次のステージ」へと人生から強制的に押し出されつつある行き詰ったあなたに、何が一番突きつけられているかといったら、

その長年着込んできた「自我の鎧」を脱ぐこと、なのだ。

ここから先へは、裸で進め。

それが人生から呼びかけられていること。

ここでは自我の説明を詳しくはしないが、人生前半において私たちは「自我」こそ自分だと信じて生きてきた。

しかし幸か不幸か、「転換期」が来てしまった人にはその先の「自我を超える」というステージが用意されているのだ。

それは、すばらしくかつ重要なミッションが人生後半に待っている、ということも意味する。

だからこそ、この時期にいちばん取り組むべきことは、自分の自我を知るということ。

 

自我とはどういう構造をしているのか。

自分の中のどれが自我なのか。

これまでその自我によって、一体人生はどうなっていたのか。

この自我にはどんなメリットとデメリットがあったのか。

これからのステージで何が必要で、何が必要でないのか。

自我を脱いだら、何が現れるのか。

その自分で生きるとはどういうことなのか。

そうすると人生はどうなるのか。

これらが心の底から腑に落ちたら、あなたは見事「脱皮」を果たして次のステージに行けるだろう。

転換期の超え方

その道のりはもちろん、自分1人でも歩くことができる。

グルグル回って、モンモンと悩んで、七転八倒して、あがいてもがいて、何年もかけて出口をみつけることは可能である。

しかしなかなか容易ではない。

それが難しいのは、「自我の渦中にいながら、自我を見抜く」ということが絶望的に難しいことだ。

それはまるで、水の中で生まれ育った魚に「水を発見しろ」というようなものだ。

当たり前に水の中しか知らない魚は、釣られて「外」に触れてはじめて、「あれが水の中だったのか!」ということを知るだろう。

私たちが自我を知って、自我を見抜き、自我を脱ぐ、というのもそういうことで、ここは第三者の視点と力があると、よりスムースに抜けられるところなのだ。

心と自我の構造をよく知ったプロの案内人がいれば、あなたはその旅を、かなり効率よく辿ることができるだろう。

まさに「水の外」を見せてくれて、一瞬でも「水の外」へと連れ出してくれる。

それによって「自我の外から自我を見る」ということが可能になる。

その時、一瞬ではあっても、あなたは自我からは抜けているのだ。

そういう場所がある、と知ること。

今まで知らなかった自分のありようが、確かにあることを確信していくこと。

それによって「見えないわからないこわい・・・」としか思えなかった「次のステージ」が

ちゃんと存在するのかもしれない
案外大丈夫なのかもしれない
こわい。けど、行ってみたい
飛んでみようか・・・

というリアリティへと変わっていく。

そのリアリティがあるところまで高まったなら、既知の「これまで」を手放して、未知の「これから」へとジャンプしていけるだろう。

それが転換期の超え方。

私はその道を案内するプロである。

社会を動かせる人だからこそ

そんなふうに、ある人生における重要な時期、心やあり方に関する理論と方法と経験を持ったプロの力を借りることは、弱いことでも負けることでもない。

むしろ「もう自分では無理です、お手上げ!」宣言をすることそれ自体が、「これまで」を超える一歩になっていたりする。

話は最初に戻るが、「やれる人・できる人・スペック高い人」は、社会を動かせる人である。

あなたがやることは、小さいように見えても一滴の雫として必ず周囲に影響を与えているのだと自覚してほしい。

あなたが本心からモノをいえば、誰かの心に響く。

あなたが情熱で動けば、何かが動く。

あなたはもう子供ではないのだから、他人から「やられる、される」だけの弱い存在ではない。

他人にはたらきかけ、してあげられる、影響を与えられる存在である。

心の中に秘めた「本当はこうだよね!」という美しい理想を、人と分かち合って、一歩ずつその理想に近づくプロセスを具現することができる。

社会は政治家が作っているのではない。

思い考え行動する小さな一人一人の意識が作っていくのだ。

あなたが投げた意思、そしてあなたが動く一歩は、社会を動かす一歩なのだ。

それだけのスペックを持っていて、長年にわたって積み上げてきたものがあるあなたなのだから。

ただただ我慢を重ねて、「ダメにならないように」という全然燃えないゴールに向かってその力を消耗させているのは本当にもったいない。

全然いいとも思ってないモノのために、その能力を空回りさせているのは本当にもったいない。

体調不良だストレスだ鬱だといってくすぶっているのは本当にもったいない。

 

その力を解放して、喜びとともに使う。

自分も喜び、人も喜ぶ。

そして社会が少しずつ、喜びを取り戻す。

 

それが、今行き詰ったあなたの先に待っている「次のステージ」ということである。

そんな「次」へとはばたきたい人を、私は応援します。

 

転換期の専門家、大塚あやこ コンサルティングはこちら

 

 

 

 


この記事を書いた人

大塚 あやこ

大塚 あやこ

人生転換の専門家・心理コンサルタント/作曲家/ピアニスト
一般社団法人ビリーフリセット協会 代表理事
 
東京芸大作曲科卒業後、演奏家・作曲家として活動。アーティストのツアーサポートや編曲、アニメやドラマのサントラ作曲等を手がける。
 
音楽での燃え尽き体験をきっかけに、心理カウンセリング/セラピーへ転身。
悩みの根本原因に迫るオリジナルメソッド「ビリーフリセット心理学®」を提唱し、がんばっているのに生きづらい人や、人生の転機に直面した人などを新しいステージへと導く個人セッションや講座を開催。「ビリーフリセットで人生が変わった!」という人多数。
 
活動6年で延べ4,000名以上の人生を好転させてきた他、カウンセラー養成講座も開催し門下の認定カウンセラーを多数輩出している。

◎一般社団法人ビリーフリセット協会代表理事
◎ツナゲル株式会社代表取締役

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