自分のことで苦しんだ人
カウンセラーになる人って
どんな人だと思います?
心理学が好きな人?
心の分析が得意な人?
人に共感する能力が高い人?
人を受け止めるやさしい人?
心の広い人?
明るくポジティブな人?
人を助けようという
崇高な志を持った人?
品行方正、聖人君子のような
人間できた人(笑)?
それぞれいろんなイメージが
あるかと思いますが
私の実感としては、これです。
自分のことでドロドロに苦しんだ人。
そう。
カウンセラーにとっては
自分が苦しんだことは
めちゃくちゃ財産になるのです。
そこから「問い」が生まれるからです。
「問い」から探求がはじまる
「どうしてこんな思いをするんだろう?」
「これっていったいなんなんだろう?」
「どうしたらもっと楽になれるんだろう?」
「もっと他の生き方はないのだろうか?」
なぜ。どうして。
これが探求の入り口です。
そのやむにやまれぬ問いを持つから
自分の心に向かう興味が湧くのですし
新しい見方やあり方に
とびこんでみようという勇気が
湧いてくるのです。
ただし、苦しんでいたとしても
ただ「苦しい、苦しい」で
終わっているだけでもちょっと違います。
それだと援助職への道は始まりません。
その苦しさを
ただ耐え忍んでいるだけとか
その苦しさの理由や責任を
他者に見ているうちは
視点は自分の心に
向かっていかないからです。
ドロドロに苦しみながら
「なぜ、どうして」の問いを持って
その答えを自分の心に
探しに行きたくなってしまう人。
そんな人が
カウンセラーや援助職になっていく人
ではないかと私は思います。
苦しんだことが才能に変わる
だから
カウンセラーは
人さまに希望を与える仕事だから
明るくポジティブな人じゃなきゃね?
・・・じゃないんですよ!!
とことんネガティブにはまれる人
自分のネガティブとどっぷりつき合える人
こそが、向いている人です。
自分のネガティブを
心の奥深くから掘り出して
「うわ〜〜これか〜(((゚Д゚)))!!」
とおののいたり泣いたりしながら
それを痛気持ちよがってしまう(笑)
そんなヘンタイが
カウンセラーという人です。
(ていうか、それ私か。。)
なぜなら、自分の中にある「それ」を
自分ごととしてよーくわかっているからこそ
人さまの中にある「それ」のことも
「あ〜、それそれ、それはね・・」
ってよくわかるのです。
カウンセラーのセッション能力は
自分掘り下げの深さと比例します。
だからこそBRCのカリキュラムも
最初の過程であるベーシックではまず
自分掘り下げをしっかりやろう
というコンセプトなのです。
苦しんだことは、
気づいたとたんに
知恵に変わり
才能に変わる。
それが、あなたという人の
オンリーワンの才能。
それがカウンセラー/援助職としての
あなたの「売り」になるでしょう。
この記事もまさにそういうこと言ってる。
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